Character Sketch
 
デルフリ・アルム
 
デーテ Dete  ハイジの叔母で、アーデルハイトの妹。独身。26歳〜 たくましくて大柄な女性。デルフリの出身。1年前から、ハイジを隣村に預けて、ラガーツの温泉で働き、冬場は、縫い物や繕い物をしていました。デーテの母の祖母と、ハイジのおじいさんの祖母とは従姉妹で、デーテの父方から見れば、デルフリでは、おじいさんを含めてほとんどが親戚にあたります。また、デーテの母とおじいさんは、同郷。
 
●ハイジ Heidi  主人公 5歳〜 黒い目、縮れた短髪の女の子。ブリギッテが言うには、母親のアーデルハイトのようにきれいで、目と髪は、父親のトビアスやおじいさんに似ているということです。
 
バルベル Barbel  デーテの知人。デルフリの端の家に住んでいます。プレッティガウからお嫁に来ました。デーテとハイジがおじいさんのところへ向かうとき、デーテにおじいさんの身の上話を訊いていました。このときは、デーテとともに、村人を代表しておじいさんの評判を語っているようです。後に、クララの車椅子が壊れたときも村人の一人として登場します。
 
おじいさん der Großvater  ハイジの祖父。70歳〜 髭が長く伸びていて、つながった眉毛が太くて灰色だということです。ドムレシュクでいちばんの農家に生まれました。デルフリに住みつきましたが、訳あって村からはぐれて、アルムの山小屋で、二頭の山羊と暮らしています。村人からは、「アルムおじさん(der Alm-Öhi)」と呼ばれています。
 
(デーテの) 母 die Mutter  デーテの姉アーデルハイトの母でもあります。ハイジの祖母。1年前、ハイジが4歳のとき亡くなりました。ハイジは、クララのおばあさまと同じ、die Großmama と呼んでいたようです。
 
デーテの知りあい der Bekannter  デーテとハイジを、ラガーツの温泉からマイエンフェルトまで干草の荷車に乗せました。
 
(おじいさんの)おかみさん die Frau  おじいさんが音信不通になっていた頃、知り合いましたが、早くに亡くなりました。ドムレシュクやマイエンフェルトのあるグラウビュンデン州の人だったらしいということです。
 
トビアス Tobias  ハイジの父で、おじいさんの息子。大工。メルスでの修行を終えてデルフリに戻って来ると、アーデルハイトと結婚。村人に好かれていましたが、ハイジが1歳のとき、建築現場の事故で亡くなりました。
 
アーデルハイト Adelheid  ハイジの母で、デーテの姉。夫トビアスの死後、ショックで高熱を出して寝込み、亡くなりました。普段から丈夫ではなく、夢遊病の発作をよく起こしていたということです。
 
牧師さん Herr Pfarrer  デルフリの教会の牧師。以前、隣に住んでいたので、おじいさんを「おとなりさん(Nachbar/隣人)」と呼んでいます。おじいさんが山小屋に引越しをした一番の原因は、懺悔を勧めた牧師さんとの行き違いではないかと思います。後に牧師館を訪れたとき、おじいさん自身が、村人が自分のことをどう見ても自分が悪いのだから仕方ない、牧師さんはそうはされないだろうが、と言っているように、おじいさんには、牧師さんだけは分かってほしいことがあるようです。牧師さんは、おじいさんとハイジを歓迎しました。
 
ウルゼルばあさん alte Ursel  ラガーツの隣のプフェファース村(Pfäfferserdorf)の人。デーテがラガーツで働いていた頃、お金をもらってハイジを預かっていました。耳が不自由で寒がり。
 
ペーター Peter  山羊飼いの少年。「山羊飼いペーターder Geißenpeter」と呼ばれています。二月生まれ。11歳〜 いつもお腹をすかせています。
 
おばあさん die Großmutter  ペーターの祖母 目が不自由。糸つむぎをしています。村人から、名前のように、「おばあさん」と呼ばれています。ハイジが訪ねて来るのを楽しみにしています。
 
ペーターのお父さん Vater  子供の頃、山羊飼いをしていて、「山羊飼いペーター(der Geißenpeter」と呼ばれていました。ペーターの父親もペーターという名前だったのでした。森の木を切っていて事故で亡くなりました。
 
ブリギッテ Brigitte  ペーターの母、おばあさんの娘(die Tochter/嫁かと思っていましたが。) 村人からは、「山羊飼いペーターのかあちゃん」と呼ばれています。ハイジがゼーゼマン家から被って帰って来た帽子をもらってうれしくて、うちのペーターもフランクフルトにやってみようかと思うと言って、おじいさんを笑わせます。かなり大らか?
 
パン屋 der Bäcker  荷車に、フランクフルトから帰って来たハイジを乗せてデルフリまで送りました。ハイジの両親とは知り合いで、おじいさんのところからフランクフルトに行った子供のことは、うわさで知っていました。ハイジに、どうして帰って来たのか尋ねます。おじいさんのところが世界で一番だと答えるハイジ。このときのパン屋には不思議でした。クララの車椅子が壊れたときも村人の一人として登場。
 
学校の先生 der Lehrer  デルフリの学校の先生。おだやかな先生で、ペーターが学校に来なくても、叱ることはなかったようです。ペーターが毎日学校に来るようになり、字が読めるようになって、おじいさんとハイジの働きを牧師さんに報告に行きました。
 
牧童 Hirtenbuben  ハイジのところにやって来たクララが声を聞いています。 
 
フランクフルト
 
クララ Klara Sesemann  ゼーゼマン家の一人娘。車椅子で生活。ハイジが8歳のとき12歳。金髪で、青白い細長い顔と、優しい青い目。後にアルムを訪れ、元気になります。
 
ロッテンマイア Fräulein Rottenmeier  ゼーゼマン家の執事。Fräulein は、敬称。大きな襟にケープなど見慣れない服装に、髪を高く結い上げて、ものものしい雰囲気。ゼーゼマン夫人の亡き後、長年、留守を預かっています。ハイジのことを何とかしつけようと四苦八苦。おばあさまのことは煙たく、クラッセン先生には、敬意と好意を抱いています。
 
(ゼーゼマン家の) 奥さま die Dame des Hauses  クララの母、ゼーゼマン氏の妻、ゼーゼマン家の主婦。すでに亡くなっています。
 
ゼーゼマン氏 Herr Sesemann  クララの父。ゼーゼマン家の主人。外国で仕事をしています。優しい父親で、クララには、Papa と呼ばれています。
 
ヨハン Johann  ゼーゼマン家の御者。デーテとハイジがゼーゼマン家に着いたとき、最初に会いました。幽霊騒動のとき、セバスチャンと一緒に奮闘。アニメでは小柄ですが、原作では大柄。
 
セバスチャン Sebastian  ゼーゼマン家の召使。大きな丸いボタンのボーイの服を着ていて、目が大きいということです。ハイジは、ペーターに似ていると声をかけましたが、ロッテンマイアに召使と話をしてはいけないと言われました。しかし、セバスチャンは何かとハイジを助けます。クラッセン先生が、ハイジのところへ行く話を聞いたとき、セバスチャンからもよろしくと伝言を頼みました。実は、ロッテンマイアが苦手。ゼーゼマン氏より若いということです。
 
チネッテ Tinette  ゼーゼマン家の召使。髪に真っ白な飾り帽をつけています。ハイジをばかにしていて、ハイジは、チネッテがいるとよけていました。
 
家庭教師 Herr Kandidat  クララの家庭教師、ハイジに字を教えようと奮闘。ロッテンマイアに言わせれば、天使のような忍耐強さだということです。
 
男の子 der Junge  小さな手回しオルガンを背負い、亀を持っていました。ハイジを塔のある教会へ案内。ゼーゼマン家にそのときの駄賃をもらいにやって来て、セバスチャンに追い返されようとしても、もらうまでは引き下がりませんでした。セバスチャンのさしがねで、クララの勉強部屋で演奏。
 
塔守 der Türmer  教会の塔守。ハイジの熱意で一緒に塔に登りました。ハイジが連れて行った2匹の残りの子ねこをゼーゼマン家に届けました。
 

クラッセン先生 Doktor Classen  医師。ゼーゼマン氏の友人。「お医者さま (Herr Doktor)」とも呼ばれています。白髪ですが若々しく、優しい人柄で、皆に慕われています。ハイジがおじいさんのところに帰った後、娘が亡くなります。

 
おばあさま die Großmama  クララの祖母。普段は、ホルシュタインに住んでいます。誰とでもうまくやれるタイプ。ゼーゼマン家の召使にも尊敬されています。
 
料理女 die Köchin  ゼーゼマン家で長年働いています。幽霊騒動のとき、グチを言っていました。 
 
動物たち
 
スワン  das Schwänli  おじいさんの山羊。白色。クマとともに、村でいちばん手入れが行き届いています。品があって、あつかましい山羊を寄せ付けず、自分たちだけで行動。飼い主に似たのでしょうか? 
 
クマ  das Bärli  おじいさんの山羊。茶色。
 
鷹 der alte Raubvogel  年老いた鷹。山の高いところに巣があるといいます。Raubvogel は、猛禽類。イヌワシ
 
かたつむり die Schnecke  ペーターの山羊。 
 
デカ  der große Türk  大きい山羊。強い角で他の山羊に突っかかって行きます。
 

アトリ  der Distelfink  ドイツ語原文のDistelfink は、鳥のゴシキヒワのことのようです。ゴシキヒワのように敏捷な茶色の山羊では。大きな山羊にも、素早く向かって行く勇ましい山羊だということです。行動力が高じて、危ない目に遭うところでしたが、ペーターの努力と、ハイジの機転で助かりました。ゴシキヒワ

 
ユキ  das Schneehöppli  Schnee 雪のように(白くて)+höpp 飛び跳ねる+li (ユキ)ちゃん。ハイジが見た夢で、うれしそうに飛び跳ねていました。ところで、ユキは、ハイジが初めて牧場に行った年に、子山羊だったのですが、数年経って、クララが牧場を訪れたときも、まだ子山羊です。どうしたのでしょうか? 
 
かぶと虫やとかげ  Käfer und Eidechsen  Käfer は、かぶと虫だけではなく、広く甲虫のようです。 教会と牧師館の隣、おじいさんが冬の間住むことになった屋敷には、くずれて草が茂り、甲虫やとかげの住みかになっているところがありました。
 
●羽虫やこがね虫  Mücken und Käferchen  五月、ハイジには無数の虫たちが春を喜んでいるように見えました。
 
小鳥たち  die Vögel ハイジとクララがもみの木の下でおしゃべりに夢中になると、枝にとまってさえずる小鳥たちもにぎやかになりました。
 
* アニメでおなじみのヨーゼフ・オオツノのダンナ・ピッチーは登場しません。おじいさんがクラッセン先生に話していた、岩穴や地面の穴に住む動物というのが、かわいいの(マーモット? 原作のアルムには、さらに動物や虫が登場しています。
 
かめ  Schildkröte  オルガンの少年が連れていました。足に触って、ロッテンマイアは大びっくり
 
子ねこ  junge Kätzchen  ハイジが塔のある教会を訪れたとき、塔守にもらいました。大騒ぎになりますが、セバスチャンが引き取ってゼーゼマン家の屋根裏部屋で飼われることに。 
 
やもりやねずみ  Molchen und Ratten   ゼーゼマン家の地下室にいるといいます。騒ぎを起こしたおしおきとして、ロッテンマイアは、ハイジを地下室に入れようとしましたが、クララが必死で止めました。また、ハイジが登った教会の塔には、ねずみがたくさん住んでいます。
 
♪ このページに流れているのは、モーツァルト作曲、「ディヴェルティメント K.136 第一楽章」です。
 
 
 
 
素材 MIDI
 
2007.11.13. up
2006. 2. 1. up