NHKの視聴者レポートを聴いていると”今年は野鳥が来るのが少ないような気がする。毎年、山茶花の花が咲くころには、つがいのメジロたちが庭で乱舞していたのだが”と言った季節の話題をしばしば耳にする。

 確かに、今年は小鳥たちの来訪が少ないようである。特にスズメ、ヒヨドリの数が少ない。私が生活している住宅地では、居住者の老齢化が進み、無人の廃墟が増えている。東京都の調査によると、住宅の10%は無人、空き家との事である。一方、消費増税を前にした新しい住宅の建設も急ピッチで進んでいる。この新しい住宅に共通して言えることは屋根瓦の使用が少なく、従来、スズメたちが住まいとしていた空間が無いことである。
 12月になると庭を占拠し、バードフィーダーを独占していたヒヨドリが、今年は全く来ない。新しい住宅の建設の為、樹齢30年、50年の樹木が無造作に伐採されてしまう。2009年のアメリカの野鳥白書が指摘する”小鳥たちの存在は我々の生活環境の健康状態を示すバロメーター”から言えば、正しく自然環境の悪化なのである。

 

バードハウスの作り方 21
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プラスチック カップ、トレーを使ったバードフィーダー
                       T 牛脂フィーダー

@ プラスチックカップとトレーを用意する。今回はプラスチックトレーがないのでセラミックトレー。
  それぞれの中心部に直径3mm位の穴を開ける。
A カップの中心部にカップの両端を繋ぐ棒を挟み込み、カップと棒をモクネジで止める。棒の中心に吊り下げ
  用のフックを取り付ける。
B 皿の裏面からボルトを差し込み、皿の上に出たボルトに、革の小片を差し込む。
  更にカップにボルトを差し込み、カップ上に出たボルトに革の小片を差し込む。
  この革の小片はジュースを入れた時ふやけて防水の役。 革の上に出たボルトにナットをねじ込み完成。
C カップ一杯の目安として、リンゴ小一個の半分に、水カップ3分の1、砂糖を小さじ3杯を入れ、
  ミキサーでジュースを作る。

U リンゴ ジュース フィーダー

環境の悪化は餌の減少を意味する。コーネル大学鳥類学研究室の調
査によると”野鳥は自然界から75%の餌を撮り、人間の用意する餌
の摂取は25%”である。特に餌の少ない冬期間には小鳥たちの為に、
餌を用意すべきである。特に牛脂フィーダーを用意したい


@ プラスチックの皿を用意する。釘、太めの針金などを用意、ガ
  スコンロで加熱すると簡単に穴を開けることが出来る。セラミ
  ックの皿は電動ドリルで開けることが出来るが、乱雑に作業を
  すると欠損することがある。
A 4本の板若しくは樹木の枝でフィーダー枠を作り、枠を金網で
  巻き、上部餌入り口は金網の縁の部分を使用、たゆませる。
B 皿の裏側に穴を開け、裏側からモクネジで枠を皿に固定する。