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待望の創刊号が刊行されることになり、青森県民俗の会発展の前途を祝するものとして心から喜びたい。
このたび、東北の民俗学研究の一翼を担うものとして青森県民俗の会が平成11年6月に発足したが、その指標と会員の真摯な研究姿勢を示すものが、この会誌であると考えている。また、青森県の民俗を研究して来られた諸先覚の業績を称えると共に、それを調査研究の標しとして精進し、お互いに切磋琢磨していくのが青森県民俗の会に課せられた使命であり、その証となるのがこの会誌ではないだろうか。
今日、激動する生活の様相を目の当たりにすると、庶民生活の歴史を記録に残し、資料の保存活用をはかることが急を要することのように思われてならない。また、青森県に関わる多くの研究者がその成果を自由に誌上で発表し、相互に情報交換することによって、青森県の民俗研究が更に深まっていくものと信じている。
この創刊号を契機に、更に多くの方々がこの会の趣旨に賛同して参画し、調査研究の成果を会誌に寄せてくれることを期待すると共に、会員諸氏がこの会誌を大きく育てあげてくださることを切に希望するものである。
(当会『青森県の民俗』創刊号2001年より)
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