ペーパキルト左上 テツ山下貼り絵の世界
PQについて

ペーパーキルト その制作過程

 ペーパーキルトという名はオランダの画廊主に「紙という素材ながらキルトのような温かみがある。ペーパーキルトだね。」と評された事に由来します。ペーパーキルトは、カッターナイフで切り取られた細やかな色紙の切片をピンセットでひとつひとつ貼り重ねて制作され、中には完成までに4ヶ月を有したものもあります。その制作課程は少しユニークで、テーマに合わせた言葉選びから始まります。最初は「温かい」「激しい感じ」など単語の羅列ですが、最終的には詩という形で表現されます。これは言葉にすることによって表現したいものをより明確にし、完成予想図を頭により具体的にしていくためです。またこれをすることにより、描きたかったものがぶれないようになるのです。その後小さなスケッチを描き、形が決まった時点 制作風景 でそのスケッチを原寸大に伸ばし、さらにそこから一番良い線を抽出していきます。この時点で、

制作風景

切る。貼る。丁寧に切り取った紙片をピンセットで
貼り、重ね合わせながら完成させていきます。
動画をぜひご覧ください。

ほぼ色使いや形がイメージできているため、新たに色のシュミレーションをすることはほとんどありません。また細かいパターンも下書きは一切ありません。重ね合わせるパーツは常にその場で考え制作していくので、例え絵柄が一緒でも、一つとして同じものはないのです。他の芸術同様、まさに世界で一つの作品なのです。

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