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質問に答えちゃう

 こういうサイトを開設していると、いろんなご質問やご相談をいただきます。その中でも特に多い質問やみなさん共通の悩みなどを集めてみました。わたしの答えはあくまでもわたし個人の考え方なので、その辺りは注意してください。

「わたしの病気は治るんでしょうか?」
「どんな薬を飲んでいますか?」
「自殺を病気とかたづけるのには納得がいかない」
「いい病院を紹介してください」
「病気なのにどうして働けるんですか」
「病気になってどれくらい経ちますか」
「医療費がタダっていうのはなぜ?」
「相談にのってくれる人がいない」
「『病気は気の持ちよう』と言われる」
「手帳は持っていたほうがいいのかな、2008.08.28更新」
「理解してくれる人が周りにいない」
「いまのお医者さんはどうやってみつけたのですか」
「家族に理解してもらえない」
「副作用の少ない抗うつ剤があるらしいけど?」


「わたしの病気は治るんでしょうか?」
 これは困る質問NO.1ですが、多い質問NO.1でもあります。大雑把に言えば、神経症は治るし、うつ病も治る、躁うつ病と統合失調症は治りにくい、という具合になります。でも「治る」ことを目指すのはわたしは苦手です。「マシになる」ことを大切にしていけばいいんじゃないのかなと思います。
 神経症やうつ病が治ると言っても何年もかかるわけですし、どれくらいかかるかはその人によっても違うし、いいお医者様と出会えているかどうかも問題ですから、そんな高度な質問せんといて〜。でもそう思うのは無理ないと思います。
 とはいえ、もし「治らない」って言われたらあなたはどうするのか、ぜひ聞いてみたいです。世の中の病気や障害には治らないものがたくさんあるのだから、大切なのは症状を軽くしていくっていうことじゃないでしょうか?毎日を少しでも心地よく過ごせるよう薬を飲んだり努力したりしたいです。ちなみにわたしは「治らない」と告知されています。でも症状は17年以上かけてずいぶん軽くなってきました。イエーィ!


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「どんな薬を飲んでいますか?」
 これも多い質問ですが、あまり積極的に答えたことがありません。というのはわたしは薬のことについて詳しくなることが好きではないんですね。どうしてかっていうと、そこは医者に任せようと思っているからです。
 これをいい加減と思われるかもしれません。無理ないですよね。自分が服用している薬が何なのかわからず、毎日飲んでいるんだから。とはいえ本当になんにも知らずに飲んでいるというわけではありません。
 薬のタイプや副作用やなぜ今この薬を処方するのか、などは診察の時に聞いています。一時は全部メモしていましたが最近はだいたい使う薬が同じものに安定してきたのでメモしていません。
 今、服用している薬はだいたいこんな感じです。
 毎食後に胃薬とセパゾン錠2とマグニット(軟便化のため)を1錠ずつ、夕食後には抗うつ剤トリプタノール錠25を3錠とデパケンR200を2錠、飲んでいます。寝る前にはデパケンR200を1錠とリーマス200を1錠とトリプタノール錠25を3錠とベゲタミンAを3錠、飲んでいます。イライラした時の頓服としてヒルナミン5ミリが処方されています。最近ヒルナミンをよく使います。(「みよこの処方歴」もご覧ください。)

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「自殺を病気とかたづけるのには納得がいかない」
 これについては2005年4月の更新で、 自殺について書いた部分を更新しました。でも自殺の半分以上はうつ病からくるもので、それは病死と言っていいんじゃないかというのがわたしの考えです。わたしが死のうと思った時(っていうか自殺未遂した時)もいつもうつ状態でしたから。

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「いい病院を紹介してください」
 非常に申し訳ないのですが、このようなお願いに対してはお答えしないというのがわたしの方針です。理由はいくつかあります。
 まず、わたし自身がいろんな地域の良い精神科を知らないという現実問題があります。(ですからまれにご近所の方で良心的な医者を紹介できる場合には紹介しますが、滅多にしません。)
 それから「いい」医者かどうかはご本人とそのお医者様との相性によるところが大きいと思っているので、「あそこはいい」と聞いたからと言って誰にでも「いいですよ」と薦めるわけにはいかないのです。
 最後に「いい」と薦めた医者にかかってみて、自分の病気がよくならなかった時、誰を恨みますか?医者を恨むのはもちろんですが、「いい」と言って紹介したわたしのことも恨むでしょう?恨まれるのはいやですから。(なんてね)
 確かに言えるのは、自分で納得できる医者に出会うまではいろいろなところに通ってみるのがいい、ということくらいです。わたしが通っているクリニックにもあちこちの病院を渡り歩いてここにたどり着いた、という患者さんが少なからずいます。その病院やクリニックが自分に合わないと思ったら迷わず他のところへ行くことを絶賛おすすめいたします。クチコミはかなり信用できると思います。ただお薬が効かない、という場合には二週間くらいは様子をみてください。お薬が効くまで時間がかかる場合が多いので。


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「病気なのにどうして働けるんですか」
 この質問はたま〜にいただきます。でもわたしも同じ質問をわたしにしたいくらいなのです。どうして働けるのか?
 それは多分、「運」だと思います。運よく働きやすい場所(主に人間関係)に出会って、運よく体調と精神状態がよく、運よく主治医も了解してくれ、運よく仕事が重荷にならないものだった、こんな運です。だから運が悪いとすぐ辞めてます。何度も何度も何度も何度も何度も辞めてるよー。
 でも誤解されているみたいですが、わたしは一年のうちの二ヶ月くらいしか働いてません。それくらいだったら多少の無理は長い通院生活の中で、出来るようになってきたのです。それ以上の無理は今のところ、恐ろしくて出来ません。(2009年は具合悪くて働けなさそうな感じです。すでに半年くらい過ぎましたがまだ一度も働いていません。)


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「病気になってどれくらい経ちますか」
 この質問に厳密に答えようと思うとタイムマシンに乗る必要があります。病気なのに誰も気がつかず、あるいは気づいていても言えず、医者にかからず放置した期間が長いからです。
 「長い」と書けばひとことですが、どれくらいかというと約7年と思われます。7年もの間、ずっと「自分は怠け者だ」「ダメな人間だ」「死んだ方が世の中の為になる」と思いながら生活していて、その上、親からも「お前は最低だ」「そんな子に育てた覚えはない」などなど、言われて過ごしたわけです。
 これで極道の道に走らなかったのはうつ状態だったから家を出られなかったという理由ひとつのような気がしますね(爆笑)。
 心ある友人が親に「精神科に連れていってあげたら」と言ってくれたおかげで、わたしは自分が病気だということを知りました。だから「この状態」が「病気」なのだと知った時は嬉しかったです。それから18年くらい経ちます。
 というわけで、病気になって22年以上になるの?えっ!自分でびっくりしたよ。「病気じゃない人生」の方が短いよなぁ。

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「医療費がタダっていうのはなぜ?」
 日記などにときどき病院へは財布を持っていかないと書いているのですが、これは「自立支援医療制度」によるものです。
 精神科に通院している場合、手続きをすれば医療費が1割負担になります。大阪府の場合はこの自己負担1割のうちの一部を大阪府が、あとは各自治体が、負担してくれています。この手続きはわたしの場合は通院している診療所で書類をもらって記入した上で市役所に持っていきました。
 とにかく一度、通院しているところに相談してみてください。「自立支援医療」について教えて、と言えばわかってもらえます。わかってもらえない時は市区町村の役所へ行けば間違いないです(一部の地域では受付が保健センターが窓口です)。でもそんなわかってもらえない医療機関にかかっていて大丈夫だろうか?という心配をしてしまいます。
 風邪薬や湿布など、病気と直接関係ないものについては制度外になるので、扶養家族だと3割負担になります。胃薬や便秘の薬は適用範囲内です。薬の副作用を考えてのことでしょう。
 上に書いた大阪府が負担してくれている医療費が削られそうになるという危機が橋本知事就任後に起こりました。それでもなんとか今までの状態を継続してくれるということに落ち着いたので安心です。大阪府の負担分がなくなると市町村も出さなくなる、つまり自己負担が1割になるのです。多くの精神障害者は働けない状態に置かれているので、医療費の心配をせず通院できるということはありがたいし、そのおかげで重症化も予防できているのです。支援の費用を削ると、そのためにみんなの病状が悪化してかえって医療費が増えるということになりかねません。

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「相談にのってくれる人がいない」
 あらら。困ったことですね。どうしましょう。というわけで、いくつか相談してくれそうなところを紹介しましょうか。
 
 「ぜんかれん」(全国精神障害者家族会連合会)の相談室
   電話番号は 03-5828-1990
 
 ここに電話してどういう相談かを話すと、別の番号を言われるかもしれませんが、その場合は言われた通りにしてみてください。受付は朝10時からだそうですが、東京なので電話代注意。
 
 大阪だと大阪市こころの健康センターの悩み相談があります。

 「こころの悩み電話相談」
   電話番号は 06-6636-7867

 「いのちの電話」はhttp://www.kaind.net/参照。
    関西いのちの電話
      電話番号は 06-6309-1121

 話し中ばっかりかもしれませんが、話し中ということはあなたと同じ気持ちの人がそれだけいるということです。ひとりぼっちじゃないですからね。


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「『病気は気の持ちよう』と言われる
 来ましたねー、この質問。あるんですよ、こういうことが。それもいろんな人からいろんな表現で言われます。だいたい年長者に多い考え方というか指導の仕方というか、そうなんですけど、若い人でもたまにいますね。体育会系と言うと失礼か。
 いわゆる神経症という病気はある面、確かに気の持ちようによってよくなったり悪くなったりします。それを医者と薬がサポートします。でもうつ病はそうではありません。気の持ちようで治るくらいならありがたい話です。そんなわけにはいかないからこんなにたくさんの患者さんが苦しんでいるわけです。
 鬱(うつ)になると物事のマイナス面しかみられなくなります。それが病気なんです。自分でプラスに考えようと思って出来る人は病気ではありません。それがうつ病かどうかの分かれ目です。そこで悪い方にしか考えられなくなっている精神のうずきを医者や薬が緩和させていくのです。うつの苦しみはうつになった人にしかわからないと言われますが、確かにうつの苦しさを文章で表現するのは難しいです。最終的な「自殺」にたどり着く前にまず視界がぼんやりして、身体がだるくて疲れていて、いろんなことの悪い原因が自分だと思いこみます。そしてうつの時は思考力が鈍ります。そんな状態の時に「気の持ちよう」と言われて反論するだけの気力はありませんし、そうなのかなと思って、「気」をうまく持てない自分を責めてしまいます。だからそういうことを言う方とはおつき合いしないのが一番ですが、そうもいかない場合にはこのページをプリントアウトして持っていってみてもらってください。うつの時にこんなパワーがいる作業はたいへんですが一度これをしておくと二度と同じことを言われなくてすむというラッキーがあります。


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「手帳は持っていたほうがいいのかな
 精神障害者の持つ手帳(精神保健及び精神障害者福祉に関する法律第45条の保険福祉手帳、略称「精神障害者保健福祉手帳」)については議論があり、持っていた方がいいのかどうかわたしにはわかりません。
 ただわたしはどんなものなのか見たかったので申請しました。大阪府では現在、手帳申請できる状態の人の中の3分の1の人が手帳を持っているそうです。それでも持ってない人の方が多いのですね。

 持っていて得することっていうのは多少あります。映画がいつでも千円です。しかも付き添い一名も千円。これが一番ありがたいですね。
 大阪府の場合、海遊館と咲くやこの花館が本人と付き添い一名の二名が半額となります。
 USJ(ユニバーサルスタジオジャパン)の入場料も本人と付き添い一名の二名が半額です(大人1名2,900円)。USJで素晴らしいのは障害者特典として「ゲストサポートパス」を使うという制度があります。これは長時間の行列に障害が原因で並ぶことが困難な場合に(と説明書きには書いてある)、アトラクションの入口のクルー(スタッフ)にパスを見せるとその時間から待ち時間を足した時間をパスに書いてくれて、並ばなくても書いてくれた時間より後に行けば並ばず優先的に入れてもらえます。気が立っている時などは落ち着いて待てないものですから、これは助かります。待ち時間にはどこかに座ったりなにか食べたりパレードを見たりしていればいいし、暑かったり寒かったりしたらどこでも適温のところで待つことができます。USJに障害者手帳を提示して入場するとサポートブックという冊子をくれるのでそれにも書いてありますが、入口を入ってすぐ左手に「ゲストサービス」の建物があるのでそこで障害者手帳を見せて「ゲストサポートパス」を発行してもらってください。
 美術館・博物館などでは半額や無料になるところがあります。他にもいいことはあります。
 NTTの番号案内がタダになったり(http://www.pref.gunma.jp/c/07/seido/share/10-1.html)、携帯電話の基本料金が半額になったり。1、2級なら毎年4〜5月にハガキを20枚もらえます(郵便局に手帳を持っていって「青い鳥ハガキくださいと言ってね)。
  
 *訂正っていうか補足っていうか*

      日本郵政に確認したところ「青い鳥はがき」の
      対象は「身体障害」「知的障害」の人の手帳の
      みで、「精神障害者」の手帳は対象外だそうで
      す。でも郵便局によって違うこともあるらしく
      て、詳しくは申請窓口で聞いてくださいとのこ
      とでした。わたしは毎年ハガキをもらっているし
      今年(2009年)ももらえました。

 2008年10月からNHK受信料免除の対象にもなります。非課税世帯(世帯の構成員全員分の非課税証明が必要)の構成員に障害者がいれば全額免除、課税世帯でも世帯主が障害者の場合は半額免除です。手帳と印鑑と非課税証明書(ハガキとか)を持って市役所(一部地域では保健センター)に手続きに行ってください。

 他には1級の人が運転する、または、主に乗せてもらう車を買う時に自動車税の控除が一部あるそうです。これについては詳しく話を聞くことをお勧めします。

 手帳が欲しいという申請をした場合、ほとんど通るようです。ただ申請のために診断書がいるので診断書料二千円(くらい)がかかりました。あと証明写真が必要なので合計二千七百円くらいでしょうか。充分モトとったけどね。更新が二年に一度あります。


 でもこの手帳、身分証明書にもならないんですよ。最近は証明書として扱ってくれることも増えてきましたが。多分写真がついているからだと思います。身障者なら割引があるのに、これだとない、とかいうことも多くて。そういう意味で手帳制度をもっと充実させてほしいと思います。JRの割引もしてほしいし。全員の手帳に写真が添付される頃には今より割引が充実するだろうという方向だそうです。あと何年かな。


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「理解してくれる人が周りにいない」
 ううむ。この相談は手強いですね。わたしの場合、周囲が理解してくれるのには理由がふたつあります。ひとつは知り合った時から病気だということを話していたということ。(だから学生時代からの友達など古い知り合いは病気についてあまり知りませんし、理解していません。でもそれはそれでいいんです)
 理由のふたつめは病気としか思えないことをたくさんしでかしたからみんな無理にでも病気だと理解するしかなかった、ということです。
 ある友達はわたしがひどい躁状態の時に電話をかけて言った言葉に腹が立って、その後、「あの時はキチガイ相手といえども頭に来たよ」と言ってました(笑)。病気だとわかっていても信じられない言動をとるのがわたしの病気なのです。だから周囲も理解せざるを得ないっていうか。逆に理解出来ない人や理解しようとしても受け入れられない人はわたしから離れて行きます。
  人間関係が悪くなければ、正直に病気のことも打ち明ければ案外すんなりいったりするようです。隠すとややこしくなる。会社だと隠さないとマズイでしょうけど、友達なら正直に言うのが早いし信頼関係も築けると思います。ちょっと脳天気すぎるかな?
 最近はうつ病自体が世間で知名度を上げて、きちんと対応しないといけないという雰囲気が出来てきました。だから社員がうつ病になった時には会社は慌てます。また、うつ病だから採用を見送るとははっきり言えなくなりました(遠回しに見送るのは当たり前です)。そんな風潮の中、2007年のバイト中に、仕事のストレスとプライベートのストレスと両方で続けられない状態になりました。そして辞めたいと言ったら理由を問いただされました。というのも契約途中で辞めたのが二度目だったからです。それでもうこの会社とは縁が切れても仕方ないと思って正直に病気のことを話しました。すると正社員さんもひとり、その年にうつ病が原因で退職されたそうで「このごろ多いな、なんでや?」と聞かれました。そう言われても答えようがない。というわけで長年勤めてきたバイトですが2007年を持って終わりになるのだと思っていました。すると2008年のお正月明けに今年も来てくれという連絡がありました。それでわたしは前ほど残業できないという条件で働くことになりました。(結局忙しさがピークになる何日かは残業しましたが。)それでわかったのですが、病気を隠して働くというのは本当にたいへんなことです。2007年と2008年では仕事の内容はほとんど変わっていないのに、追い詰められ方が全然違いました。2008年のほうがラクでした。でも2009年は年明けから調子が悪くて毎年続けてきたあバイトも出来ませんでした。でも働けないのが病気のせいだとわかっているので働けない理由を言う必要もなく済みました。
 どんな関係でも自分の病気について知ってもらっておくことが長続きの秘訣じゃないかという気もします。


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「いまのお医者さんはどうやってみつけたのですか」
 非常に恥ずかしい話ですが、わたしが今通っている診療所を知ったきっかけは、母親の会社の人(の知り合いだったかな)が通っている診療所があるというのを聞いてきて、母がタウンページで電話番号を調べて初診の予約をして場所を教えてもらったというのが始まりです。
 つまりわたしもまったくの初心者だったわけです。いや、それ以下かもしれません。けれど運よくそこのお医者さんと相性がよかったのか17年以上続いています。(「続いている」のはいいことではないんでしょ〜けどね。)
 しかし今にして思えば、クチコミで知った診療所だったからよかったのかもしれません。
 それでも一度は見捨てられかけたこともあるんですが(躁状態がひどかったので入院させられそうになった)、今その頃の話をすると先生は「そんなこともありましたねぇ」なんて笑っています。呑気なもんです。


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「家族に理解してもらえない」
 この質問にはズバリ!これしかない答えがあります。「一緒に病院へ行って、診察を一緒に受けて貰う。主治医と二人きりで話をしてもらう(病気のご本人はいないところで)」。これしかないです。
 家族というのはあなたのことを心配するということもありますし、また精神病というオソロシイものが身近にあるとは信じたくないというのもあり、複雑な心境になるようです。ですのでそこは専門的な用語をまぶして主治医に丸め込んでもらう、いや、説得していただく以外ないです。
 特に親だと、子どもの言うことを信じない傾向にあるので白衣の医者に言ってもらう必要があります。また配偶者の場合はこれからの生活のこともあるので、出来たらご本人、配偶者、主治医、の三者で話し合い、これからの方針などについても考えていくのがいいと思います。
 自分のお子さまに理解してもらいたいという時はお子さまの年齢を考えて、理解できそうな時まで待ってください。でも自分の親が病気で苦しんでいるということは何も言わなくても伝わるものですから、あまり「辛い、苦しい」と訴えないほうがいいかもしれません。
 などと書きながら、でも家族の理解を得るのが一番難しいということも思い出して、暗い気持ちになりました。距離がある人間の方が割り切って理解できるし、理解したフリも出来るのです。家族となると朝から晩まで理解しないといけない。それを望むのはちょっと難しいです。だからこそ、話ができる友達をつくることは大切です。
 こういうサイトをを開いておきながら、わたしは親類にはなるべく自分の病気を知られないようにしていました。これはごく普通の「精神病=縁のないもの、知らないもの」という図式があるためです。特に結婚を控えた親類がいたりするとあまり知られたくないし、先方に知れるのもマズイだろうと思っています。それくらいはまぁ世間に妥協しているわけです。つい最近、叔父がインターネットを始めたので、わたしのHPも読んでくれるようになりました。でも「みよちゃんよりもっと大変な病気の人はいっぱいいるで」と言われました。うへ〜。
 HPを通して病気を知ってもらうというのは意外に気が楽で、これからはこの手を主流にしようと思っているわたしでした。


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「副作用の少ない抗うつ剤があるらしいけど?」
 この「副作用の少ない抗うつ剤」っていうのはいわゆるSSRIというやつでしょうね。
 日本ではなかなか認可されなかったので皆さん待ちに待った新薬でした。中には個人輸入とかのヤバいルートで手に入れて使っていた人もいるようですが。
 これ、商品名ではなんというのがあるのかよく知らないのですが、「ルボックス」を使ったというメールフレンドが二人いて、二人ともひどい副作用のためにすぐ止めてしまいました。「デプロメール」(ルボックスと同じ薬だけど販売元が違うので商品名が違うそうです)を使った友達はひどい吐き気に悩まされて、しかも薬の効果が出なくて、使うのを止めました。
 おいおい 〜副作用少ないんちゃうんか〜。わたしは新薬には手を出さない主義(わたしはっていうより主治医が、かもしれないけど、新薬使うといつも具合が悪くなるんですよ)なので全く試したことがありませんでした。
 ところがどうしたことか2001年は「パキシル」というSSRIを使いました。先生の判断です。一度目は抗うつ剤としては良く効いたんだけど、イライラするという現象を起こして中断。二度目は抗うつ剤としてものすごく効いたのですが、躁鬱がある人間がパキシルを使うと波が荒くなるという作用があるらしくて、その悪い作用が出る前に止めましょうと先生が判断して一週間で終わりました。副作用が「ない」薬はやっぱりないですね。「少ない」かどうかは個人差なのでなんとも言い難し。今は落ち込んだ時に何かをしないといけなくて急いで元気になりたい時の抗うつ剤としてパキシルを使っています。
 でもな〜、わたしは怒ってるんやで!!何にって、「メリケン粉飲ましといたら治る」とか言う奴、「○○(あやしい商品)を飲めば薬がいらなくなる」と言って売る団体、「薬を飲んでるからそんなことになるんや(そんな、っていうのはいろいろで場合によって変化)」と説教たれる奴、「漢方で治さないと完全には治癒しない」と断言する奴、そういう奴にわたしは怒っておる!わたしは西洋医学バリバリの副作用ありありのお薬のおかげで15年間幸せに暮らしてきたんやからほっといてくれ〜っ!ああ、お下品な叫び。


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