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| 薬を選ぶ 精神科の場合、患者が薬をある程度の範囲内で選ぶことが可能だというのが他の病気とかなり違う点でしょうか。選ぶといってもどれでもっていうわけにはいかないんですが、最初に処方された薬で副作用が出たり、あまり効かないと感じられたりした場合、変えてもらえます。(変えてくれないお医者さまならその医者はよろしくない気がします)。 薬というのはいままで飲んだことのない種類や長期間(半年くらいかな)服用していない種類のものを飲んだ時にはかなり効きます。逆に飲み続けていると身体が慣れるのか、薬によってはちょっと効かなくなってきます。 同じような病気の人にどんな薬を飲んでいるか教えてもらって「これが効いたよ」と言われたからと、その薬を試してみたら効かなかったりします。薬が合うかどうかは個人差の大きい問題ですので、わたしは主治医と話し合って決めています。合わないと思ったらすぐ主治医に報告します。お医者様それぞれに得意な薬というのがあるようなのでその辺りは信頼したお医者様なら任せて良いと思います。得意な薬については副作用もよくわかっていらっしゃるので安心して服用できます。あまり処方した経験のない薬だと副作用が出た時に書類を引っぱり出して調べてもらわなくてはならないので面倒です。薬も医者も相性ですよねぇ。 先頭に戻る 薬を飲む 薬を処方されている人は誰でもそうでしょうが、とくに精神の病気はちゃんと薬を飲まなければ大変なことになるのが特徴です。調子がいいから一回くらい飲まなくていいやというような融通が効きません。今のわたしの処方は食後は胃薬とビタミン剤だけだったので、一回飛ばしてもよかったんですが、最近トレドミンを使っているので、これを忘れるとやっぱり調子悪いですね。忘れても調子悪くないようなら、そのことを次の診察で必ず主治医に報告するというのがわたしのやり方です。 しか〜し、だからと言って、一回飛ばしたから、次の時に二回分まとめて飲む、というような几帳面なことをしてはいかんです。薬によってはちょっとヤバイことになります。余ったお薬があったらそれは余らせておいて、次の診察の時にどうするか主治医に相談してください。 薬を飲んでからどのくらいで効果が出るのかというのは薬や体質によって違います。わたしが使っている抗鬱剤(トリプタノール)は効き目が出るのに飲み始めて最低三日はかかります。でもこれはわたしの場合ですから、人によって違うと思います。薬の効果で調子がよくなっている時に服用をやめると、あっという間に元の良くない状態に戻ります。薬の効果で調子がよくなって、そのことから本来の精神状態もよくなってきたら安定するのでお医者様も薬を変更してくれます。特に薬を減らす時はお医者様との相談は必須です。勝手に減らすのは避けてください。お医者様と相談の上で、自分で調整しても構わないと言われたら、それは調整して減らしても問題ないです。 でも精神科の薬は長く飲み続けなければならないってことだけはどうしようもない事実です。わたしも精神科の薬を飲むようになって10年以上経ちました。でも逆に薬さえ飲んでいれば安心というところもあります。ここまで来たら、精神を病んだ人間にとってのお薬は食事と同じですよね。食事感覚で楽しく薬を飲みたいものです。楽しくったって酒で飲んだりしちゃいけないですね。おひやひとつ、お願いしま〜す! 先頭に戻る 薬を飲む状況 病気を周囲の人に知られたくないという時に食後の薬を人前で飲まなければいけない時もあります。そういう場合は胃薬だとかビタミン剤だとか風邪薬だとか適当なことを言っておきましょう。「こう言おう」って決めておけば、さらりと言えます。シナリオを書いておくわけですね。 パッケージを見ただけで病気の種類がわかる人がもしいたとしたら、それは医者か看護師か薬剤師か同病者か、だけです。病人同士なら薬の比べっこなんかして結構楽しいです。 先頭に戻る 薬とのつきあい これはなが〜くなるものですから一応の知識は主治医からいただいてます。これが増えたらどうなるとか、この薬が減ったから調子がいいとか、薬から主治医の判断を見ることが出来ます。わたしの主治医は薬の説明を詳しくしてくれます。副作用まではあまり説明してくれませんが、何のための薬なのかということは常にわかっているので、薬を飲む時も気持ちが入ります。でも薬の名前はあまり知りません。教えてもらった時にメモすればいいんでしょうけど、そんなにマメじゃないし。薬局で薬の一覧を出してくれるので名前はそれでわかります。でも使用目的や副作用の説明はおおまかなので、主治医に直接聞いたほうがいいです。薬局の人も知らない時がたまにあります。 「薬がわかる本」とかで薬の記号からなんという薬かということを調べることもできますが、わたしはそういうことは好きではありません。精神科で出す薬の場合、組み合わせが大切なのでひとつひとつの薬の効能に振り回されるのは良くないと思っています。「『○○』の薬」と書いてあってもわたしがその病気かどうかはわかりません。違う病気のために開発された薬だけどわたしの症状には善い作用をもたらすから処方されたのだという場合があります。 なにより一番薬を理解しているのは薬を飲んだ自分の体験と感覚だと思います。だからそれを信じて、主治医と一緒に症状を和らげていきたいと思います。 先頭に戻る 薬の副作用 副作用については個人差がありますが、わたしの経験では身体の調子に異変があった時に主治医に尋ねたら新しく使いだした薬の副作用だったということが何度かあります。わたしの身体は薬に対する反応が敏感なようです。っていうことは主作用も効いてるってことよね。どんな副作用が出るのかというと 便秘とか涙目とか喉の乾きとか眠気とかトイレの所用時間が長いとか、そんなんですけど。 副作用の中には重大なものもありますから初めて使う薬がある時には診察時に尋ねるのがベストです。朝に処方されている薬で、眠気が出て困るというのはよくある困った現象です。寝る前に一括してもらうとか方法はあるので、これまた主治医に相談。どんどん相談するのが正しい精神病患者のあり方ですよね。その相談に丁寧に答えてくれる医者じゃなければ、それはダメなお医者さまの可能性あり。 忘れてましたけど、かなりわかりやすい副作用がひとつあります。就寝前に睡眠関係の薬を服用しているのでその影響で、薬を飲んだ後30分経つと寝るまでの間に何かしていてもそれを記憶していないということがまれにあります。いわゆる記憶障害です。夜中に電話がかかってきたことは覚えているんだけど電話の内容自体はまったく覚えていない、というような具合です。だから必ず丁寧なメモを取るようにしています。この間も友達に「○○って知ってた?」と話を始めたら「前にも同じこと言ってた」と言われました。恥であるよ。あまりにもひどい場合は薬を変えてもらうことにしています。今の薬については大丈夫です。でも薬を飲んだら1時間以内に寝るっていうのが一番いい解決策です。 睡眠関係の薬を飲む時にはアルコールが入ってない状態で飲むようにしないと身体に負担がかかりすぎるので要注意。わたしの場合は基本的にアルコールはダメなので心配ないのですが、それでも一応注意しています。 先頭に戻る |
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