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リョウ 解説準備OK! |
ハムスターと人間の遭遇について、リョウが説明します。
- ボクたちハムスターと人間が最初に出会ったのは、1797年のことです。このことは、この年に出版された医者であるアレクサンダー・ラッセルさんの書物に詳しく書かれています。
- 『THE NATURAL HISTORY OF ALEPPO 』(第2版)という書物なのですが、この書物が出版されたのは、彼の死後のことです。ハムスターの仕草の愛らしさについて書かれています。
- 彼には、パトリックという弟の方がいましたが、ハムスターについての記述は、このパトリックさんによる付記のなかに登場しているのです。そのため、実際にハムスターを最初に発見したのは、アレクサンダー・ラッセルさんではなく、弟のパトリックさんであるとうい説がありますが、定かではありません。
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- また、1880年には、シリアのアレッポの総領事であるジェイムス・ヘンリー・スケーンという人物が、ゴールデンハムスターを捕獲してスコットランドの自宅に連れて帰り飼育したという記録があります。しかし、彼が飼育をして繁殖させたハムスターの遺伝子は約30年ほどで途絶えてしまいました。
- そして、1930年にボクたちゴールデンハムスターは、中東のシリア(アレッポ)(地図上ではイラクの北西)からパレスチナの動物学者であるアハロニ教授(イスラエルのヘブライ大学の教授)の手によって連れ帰られました。そのとき、パレスチナに連れてこられた12匹の赤ちゃんハムスターとそのお母さんこそが、現在のボクたちゴールデンハムスターの先祖にあたるのです。そして、人間のハムスター飼育の起源なのです。
- 付け加えると、12匹の赤ちゃんハムスターとそのお母さんの家族を発見したときに、お母さんハムスターが身の危険を感じ、赤ちゃんハムスターを一匹噛み殺してしまいました。これはいけないと感じたアハロニ教授は、お母さんハムスターを別にして、残った11匹の赤ちゃんハムスターをイスラエルに連れ帰り、教授の奥さんと一緒に飼育をしたのです。教授が喜び勇んで家に持ち帰ったのは言うまでもありません。
- つまり、ボクたちゴールデンハムスターの故郷は、中東のシリア(アレッポ)なのです。シリア(アレッポ)から全世界に、ボクたちゴールデンハムスターと人間の歴史が始まったのです。
- 残念ながら、ボクたちの兄弟である野生のゴールデンハムスターは、ボクたちの故郷であるシリアの中でもアレッポというところにしか生存していないのです。ボクたちの兄弟が絶滅の危機にあることは、たいへん悲しいことです。
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リョウ 解説準備OK!
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| (2)アハロニ教授(Dr. Aharoni)のハムスター |
アハロニ教授がイスラエルに連れ帰ったハムスターが以後どうなったのか、リョウが説明します。
- アハロニ教授がイスラエルに連れ帰った11匹の赤ちゃんハムスターは、教授夫妻によって大切に育てられましたが、飼育が難しく、最終的には、3匹(オス1匹、メス2匹)のみが生き残りました。
- この3匹のハムスターを交配させることで、1年で約150匹にまでハムスターを増やしたという記録があります。
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- この150匹の内の一部が、1931年にイギリスに連れて来られました。そして、ロンドン動物学協会の手によって、交配(繁殖)が繰り返されてハムスターの家畜化に成功したのです。
- このとき最初に家畜化に成功したハムスターこそが、ゴールデンハムスターなのです。
- ちなみに、1970年、1978年にシリアで捕獲されたゴールデンハムスターも別のコロニーを形成しています。
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ランスJr 解説準備OK! |
ゴールデンハムスターの標本について、ランスJrが説明するねッ!
- ボクたちゴールデンハムスターの最初の標本は、1839年4月9日にロンドン動物学協会の評議員である動物学者のジョージ・ロバート・ウォーターハウスさんが、学会に提出した老齢のメスの標本なんだよッ!
- ボクたちの故郷の中東のシリア(アレッポ)からイギリスに持ち込んだのが初めてなんだよッ!
- この標本は、学会に提出されたもので、現在もロンドンの自然史博物館に保存されているよッ!
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ランス博士 解説準備OK!



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日本での飼育の歴史について、ランス博士が説明します。
- 1939年に、ハムスターが初めて日本に登場しました。最初は、アメリカから実験動物として輸入されたのです。実は、この輸入されて日本にやってきたハムスターは、パレスチナの動物学者であるアハロニ教授がシリアから持ち帰ったハムスターの子孫がイギリスに渡り、そしてアメリカに渡り、日本にやってきたのです。
- ペットとして飼育されだしたのは昭和40年代になってからのことであり、ペットショップで販売されるようになったのは1980年代の初頭からです。わたしとハムスターの出会いもまさにこの時期でした。当時の動物病院の獣医さんやペットショップの方に、ハムスターの生態について聞いてもよく知らない人ばかりでしたので、飼育の方法や接し方がわからず苦労しました。
- ドワーフ(小さい)種のハムスターは、1993年に日本に登場しました。その小さなカラダと愛くるしい仕草で多くのハムスターファンを魅了しました。この頃になると、動物病院の獣医さんのなかでも、ハムスターの生態についての勉強をされている方を見受けられるようになりました。
- 最初の実験においては、歯の研究を目的とした実験に使用されました。その後も、様々な実験分野において使用され、人間の医学の進歩や生命に関する実験分野において多大なる自己犠牲を払い貢献してくれているのです。
- われわれ人類は、このような偉大な貢献に対して感謝の念を忘れてはいけません。家庭にいるハムスターに対しては、もてる愛情のすべてをそそぎ、心の交流をはかりながら楽しいときを共に過ごすことが重要です。
- ちなみに、日本では1965年前後にコンパニオン・アニマルとして紹介され浸透したという方もいますが、今日ほどのハムスターの知名度と普及は進んでいませんでした。
- なぜならば、1980年代の初頭の頃には、まだ動物病院(大小を問わず)の獣医さんやペットショップの方に、ハムスターの生態について聞いても知らない人ばかりだったからです。当然のことながら、ハムスターについての文献や書物もほとんど日本では見かけることはありませんでした。
- 外国のハムスターに関する図書を取り寄せ、翻訳して知識を得ながら、飼育を実践する中で飼育法を確立していくしか方法がありませんでした。
- 今日ではインターネットの普及で様々な情報を容易に得ることができ、外国のハムスターに関する書物の翻訳版も多数出版されているので、よく勉強してハムスターの飼育をして下さいね!!
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リョウ 解説準備OK!

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ハムスターの現状について、リョウが説明します。
- ハムスターの中でも人間になつき易く繁殖力があり、妊娠期間も短いという理由で、ボクたちゴールデンハムスターが、実験動物として多く利用されています。
- 特に、細菌の研究や、アミロイド症、虫歯、心筋症、行動学、遺伝学、老人病、など様々な研究に利用されています。
- 1995年頃から、ハムスターぜんそくが日本社会に起こり始め、、現在も深刻な状況の方が多数いらっしゃいます。当サイトで紹介する知識をうまく活用して、ボクたちハムスターと人間が快適に付き合っていける秘訣を見つけてください。
- ボクたちハムスターは体が小さいために、家の中で散歩をしているときに発見されにくいのです。そのため、人間の不注意な行動やハムスターに関する知識の無知によって、不幸な出来事が多数起こっているのです。
- また、ボクたちの兄弟である野生のゴールデンハムスターは絶滅の危機に瀕しています。少なくとも、生活を共にしているボクたちの兄弟を可愛がってください。
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ランスJr 解説準備OK!

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世界でのハムスターの評判について、ランスJrが説明するねッ!
- ボクたちハムスターの仕草や愛らしさについては、全世界でも多くの愛好家やファンがたくさんいて支持されているんだよッ!!
- 特に、コンラート・ローレンツ博士という世界的に有名な動物行動学者も、ボクたちハムスターのファンで飼育を推奨している人物の一人なんだよッ!
- 彼の著書である『ソロモンの指環』の第8章のなかでハムスターの飼育を推奨しているよッ!!
- イギリスでは、1945年にブリティッシュ・ハムスタークラブというハムスター愛好家のクラブが創設され、ハムスター展示会が行われているよッ!!ハムスターに関する飼育図書も多数出版されており、参考になる事項が多々あるので、興味のある方はインターネットで調べてねッ!!
- アメリカでは、ゴールデンハムスターが1938年に持ち込まれ、実験用動物として注目を集めたんだよッ!そして、繁殖(交配)が行われ、民間に普及していったんだよッ!イギリス同様、ハムスターに関する飼育図書も多数出版されており、参考になる事項が多々あるよッ!
- スウェーデンでは、ハムスターの展示会が盛んに行われていて、世界でも最高にすばらしい展示会なんだよッ!特に有名なのが、ハムスターの家系図を作成していて、最低でも3代先までさかのぼることが可能らしいんだッ!!すごいねッ!!
- その他、全世界でボクたちハムスターの人気はすごいんだよッ!!
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