■ コマンドラインオプション

黒色が基本スイッチです。灰色は上級向けのスイッチです。[ ]は省略可能を示します。 Windows標準のxcopyとのスイッチ対応表はこちら

FFC.exe [ ;"exclude" or :"include" or ;;][ :time:date][ :make:date][ :size:size] ["from" "from2"...] [/to:"folder"] [/copy or move or sync] [/a] [/bg] [/cb] [/ed or -ed] [/ft:num] [/jb:num["ini "]] [/kd] [/lg:num] [/md] [/min] [/ng] [/nk] [/nq] [/ov:mode] [/s or /sr] [/st] [/t or /tXY] [/ts or /ts:num] [/tp:high or mid or low or idle or wait[1〜3]] [/vf or /vfl or /-vf] [/vn:"volume "] [/wd] [/ys] [/?] [/go!] [/sel]

ファイルやフォルダ名は、ロングファイルネームのときは ""で囲んでください。
ただしフォルダを""で囲んで指定するときは、最後に \をつけないで下さい
例:
 ○ /to:"c:\windows"
 × /to:"c:\windows\"
from
処理元のファイルやフォルダです。複数のファイルやフォルダも指定できます。ワイルドカード(*?)が使用可能です。
;"exclude" or :"include" or ;;
ファイル名により、処理するファイルをフィルタします。 このスイッチ以降に表れたfrom(サブディレクトリ含む)のうち、ファイル(フォルダ)名がincludeパターンにマッチするものを処理し、excludeパターンにマッチするものを除外します。 includeexcludeの両方を指定した場合、includeにマッチし、かつexcludeにマッチしないものが処理対象となります。
パターンの先頭に\をつけないとファイル名が、つけるとフォルダ名が対象になります。パターンがスペースを含むときは";〜" のように指定します。パターンには *? のワイルドカードが使用可能です。
例)ffc.exe ;\* "dir"   [dirのサブディレクトリを除外する]
  ffc.exe ;* "dir" /ed [dirのフォルダ構造のみをコピーする(フォルダだけコピーして、中のファイルはコピーしない。/edは空フォルダをコピーするスイッチ)]
  ffc.exe :*.txt "dir" [dirの.txtファイルのみ処理する]
パターンはfromより先に指定してください(コマンドライン上での出現順が考慮されます);;でフィルタ情報がクリアされ、以降のファイルにフィルタはかかりません。
例)ffc.exe "dir1" ;hoge ;\hoge "dir2" ;"fo o*" "dir3" ;; "dir4"
  dir1は全て登録されます
  dir2の中のhogeという「ファイル」と「フォルダ」は除外されます
  dir3の中のhogeという「ファイル」と「フォルダ」、先頭にfo oを含む「ファイル」は除外されます
  dir4は全て登録されます
なお、フィルタにより除外されたファイルは、ファイルリストの表示項目「除外されたファイル」で確認できます。
:time:date
:make:date
ファイルのタイムスタンプにより、処理するファイルをフィルタします。 :time の場合はファイルの更新日時、:make の場合はファイルの作成日時について、dateで指定した範囲のファイルが処理対象となります。
dateとして以下のような範囲指定ができます。
 指定方法1) :time:date     更新日時がdateのファイルを処理
 指定方法2) :time:-date    更新日時がdate以前のファイルを処理
 指定方法3) :time:date-    更新日時がdate以後のファイルを処理
 指定方法4) :time:date1-date2 更新日時がdate1date2までのファイルを処理
dateは 年(4桁).月.日.時.分.秒 で指定します。月以降は省略可能で、省略した場合はその範囲にマッチする最小(date-指定のとき)、または最大(-date指定のとき)の日時を含むように解釈されます。
例) ffc.exe :time:-2007.2.11.12.34.56 d:\data
  [d:\dataの、更新日時が2007/2/11 12:34:56までのファイルを処理]

  ffc.exe :time:2006.10-2007.1 d:\data
  [d:\dataの、更新日時が2006/10/1 00:00:00 〜 2007.1.31 23:59:59 のファイルを処理]

  ffc.exe :time:2000 d:\data
  [d:\dataの、更新日時が2000/1/1 00:00:00 〜 2000.12.31 23:59:59 のファイルを処理]
dateには現在日時を示す t が特殊文字として使用可能です。(t±△)のように指定すると(現在±△日)の日時を指定できます。
例) :time:(t-3)-  [更新日時が3日前以降のファイルを処理]
  :time:-(t-7)  [更新日時が7日前までのファイルを処理]

  ffc.exe :time:(t-1)- d:\data /to:e:\bkup_?y?m?d /md
  [d:\dataの中で、現在から1日以内に更新されたファイルを、e:\bkup_(今日の日付) というフォルダにコピー]
:size:size
ファイルサイズによるフィルタ指定です。sizeにはファイルサイズ(の範囲)をbyte単位で指定します。 sizeにk、mのサフィックスをつけるとkB、MB単位で指定できます。(1k=1024, 1M=1024k)
 指定方法1) :size:size     sizeバイトのファイルのみを処理
 指定方法2) :size:-size     サイズ≦sizeバイトのファイルのみを処理
 指定方法3) :size:size-     サイズ≧sizeバイトのファイルのみを処理
 指定方法4) :size:size1-size2  size1≦サイズ≦size2バイトのファイルのみを処理
 例) :size:100-  [100バイト以上のファイルを処理]
 例) :size:20k-5m  [20kB(20480バイト)〜5MB(=5242880バイト)のファイルを処理]
/to:
処理先のフォルダを指定します。現在日時のフォルダ等も作成可能です。(→フォルダ名に現在日時を挿入する
指定しないと処理先選択モード(→使い方)で起動します。
/copy or move or sync
コピー・移動・同期(ミラーリング)を指定します。これらのオプションのいずれも指定しない場合はコピーになります。
/syncを指定した場合、上書きモードは設定→起動(処理の開始)→同期モード時の既定の上書きモードの設定に従います。ただし/a、/t、/tXY、/ov: により上書きモードが別途指定している場合、そちらが優先されます。
/a
ファイルの上書き確認をせず、常に上書きします。
/bg
強制的にバックグラウンドで起動します。(起動してすぐに、起動直前のアプリケーションにフォアグラウンドを譲る)
/cb
エクスプローラで「コピー」「切り取り」したファイルやフォルダを貼り付けます。/moveや/copyは指定不要です(無視します)
同時に/to:を指定し自動で処理を開始するには、初めに/go!も付加してください。
 例) FFC.exe /go! /cb /to:"c:\hoge"
    [エクスプローラでコピー/切り取りしたファイル/フォルダをc:\hogeに貼り付ける]
/ed or /-ed
空フォルダのコピーを制御します。/edは空フォルダを必ずコピーします。逆に/-edは空フォルダをコピーしません。指定しない場合は設定→ファイル属性→空のサブフォルダの処理の設定に従います。
/ft:num
タイムスタンプの処理モードを変更します。numには処理するタイムスタンプの和を指定します。
1:ファイルの作成日時
2:ファイルの更新日時
4:フォルダの作成日時
8:フォルダの更新日時

 例) /ft:7 [1(ファイルの作成日時) + 2(ファイルの更新日時) + 4(フォルダの作成日時)をコピー]
    /ft:15 [1+2+4+8 すべてのタイムスタンプをコピー]
/jb:num["ini "]
処理完了後のタスク番号をnum(1〜9)で指定します。その後スペースを入れずにiniファイル名を指定すると、FFC.ini以外のINIファイル中のコマンドを利用できます。バックアップなどで、普段使っているタスクとは別のものを指定したいときなどに使用します。詳しくは→タスクについて
 例) /jb:2 [FFC.iniの2番目のタスク(ワンショットタスク1として表示されるもの)を実行]
    /jb:1"C:\FFC\Data Backup\TASK.ini" [TASK.iniの1番目のタスクを実行]
/kd
「移動」時に、処理元のフォルダを削除しません。ファイルのみ削除します。「移動」以外のときはこのスイッチは無視されます。
/lg:num
ログに記載する項目を変更します。numには記載する項目の和を指定します。
 1:「上書きしない」を記録
 2:「上書き」を記録
 4:「リネーム(元)」を記録
 8:「リネーム(先)」を記録
16:「削除(先)」を記録(同期モード /sync時) ※
32:「新規コピー」を記録
64:「削除(元)」を記録(移動モード /move時)

※ 16:「削除(先)」は省略しても暗黙で指定されます。

 例) /lg:127 [1+2+4+8+16+32+64 全動作を記録]
    /lg:30  [設定→ログのデフォルト設定相当 2上書き+4リネーム(元)+8リネーム(先)+16削除(先)を記録]
設定→ログの「作成条件」を「エラー or 指定イベント発生時のみ」のしている場合は、1〜16のイベント発生時のみログファイルが作成されます。
/md
処理先フォルダを新規作成するときに「作っていいですか?」という確認をしません。
/min
最小化状態で起動します。/bgも暗黙で指定されます。なお、ウィンドウ位置の記憶設定(→設定→起動)で最小化も記憶する設定であっても、このオプションでの起動による最小化は復元されません。
/ng
処理を自動的に開始しません。(コマンドライン起動時はfromとtoの両方を指定すると、自動的に処理を開始します)  これは、shiftキー(設定→操作→キーボード)を押しながら起動するのと同等の動作ですが、このスイッチでも明示的に指定可能です。
/nk
fromに指定したパスが存在しないときでも、ファイル情報取得中にエラーを出さないようにします。 (ファイル情報取得時の「パスが見つからない」エラーは /s・/sr指定時でもスキップ不可です。本スイッチを使用するとスキップ可能となります)
/nq
キューイング有効時でも、二番目以降のインスタンスをキューイングしないで即実行します。
/ov:mode
/tXYよりも詳細な上書き動作の指定ができます。/ov:□○...□○ のように指定します。□が条件、○がそれに対する動作を示し、最大5組まで指定可能です。
□で指定可能な条件
 a−常に
 b−処理元の更新日時が新しい
 c−処理元の更新日時が古い
 d−処理元と更新日時が同じ
 e−処理元と更新日時が違う
 f−処理元のサイズが大きい
 g−処理元のサイズが小さい
 h−処理元とサイズが等しい
 i−処理元とサイズが違う

○で指定可能な動作(/tXYと同じ)
 0−確認する
 1−上書きする
 2−上書きしない
 3−処理元をリネーム
 4−処理先をリネーム(どける)

最後の条件は「それ以外」という意味を持たせるため 'a'(常に) を指定してください。指定しない場合起動時にエラーとなります。
例) /ov:a2     [全て上書しない]
   /ov:b1a2    [新しければ上書きする。/tと等価]
   /ov:e1i1a2  [更新日時またはサイズが異なるなら上書きする]
   /ov:b4c3a2  [古い方をリネーム]
/s or /sr
エラー発生したファイルを自動的にスキップします。/sでエラー通知を含む、ほとんどのメッセージダイアログを出しません。
/srは/sと同じですが、エラーでスキップされたファイルがあった場合のみ、処理完了時に通知します。
/st
NTFSの副ストリーム(名前付ストリーム)をコピーします。NTFS→NTFS以外の処理やWin9xでは無視します。(→拡張処理
/t
更新ファイルのみ上書きし、そうでない場合は上書きしません。
/tXY
ファイルのタイムスタンプに応じた、上書き動作の指定をします。本スイッチは/ov: の簡易版です。
Xに処理元のファイルが「新しい」とき、Yに「同じか古い」ときの上書き確認処理を指定します。X,Yの値は/ov:コマンドと共通です。
 例) /t03 [新しいファイルは確認し、古いファイルはリネーム]
    /t12 [/tと等価]
    /t11 [/aと等価]
/tp:high or mid or low or idle or wait[1〜3]
処理優先度(ファイル処理スレッドの優先度)を指定します。wait1〜3は低速転送モードで、3が一番低速となります。(詳しくは設定→メモリ・I/O)
1〜3を省略した場合、wait1とみなします。
/ts or /ts:num
テストモードで動作します。numには 0 [ログ設定された動作のみテスト表示]、1 [フル表示] が指定可能です。/ts は /ts:1と同じです。
/vf or /vfl or /-vf
ファイルがきちんと書き込めたかどうかベリファイします。(→拡張処理
/vflではベリファイの副産物としてハッシュリストを出力します。
/-vfはデフォルトでベリファイが有効になっている処理先(ドライブ設定による)に対し、ベリファイを無効にします。
/vn:"volume "
処理開始時に処理先のボリューム名がvolumeかどうかチェックし、違う場合は処理を開始しません。
/wd
フォルダの上書き確認(設定→ファイル属性)が有効のときでも、このスイッチを指定すると確認ダイアログを出しません。(常に上書き)
/ys
処理開始前の確認(設定→起動(処理の開始)→処理を行う前の確認)が有効のときでも、確認を省略します。
/?
このヘルプを表示します。
/go! ・ /sel
内部的に使用しているスイッチですが、ファイルのD&Dが可能なファイラなどからも利用可能です。(→外部ツールによるD&D

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