■ FAQ

なぜ、高速化されるのか?
ファイルの処理に巨大バッファを使い、HDDの読み書きを、なるべくシーケンシャル(連続的に)に行うようにします。するとHDDヘッドのシーク動作が低減し、高速になります。またOSのキャッシュシステムを、ほとんど使わないでコピーするため、システム負荷が少なく、スループットが向上します。(→詳しくは「FireFileCopyとは」 を参照)
なぜ、静かになるのか?
上記の理由とあいまって、HDDヘッドの動きが少なくなる為です。
バッファサイズは何MBくらい確保すればよいのか?
効率よく処理を行う為には30〜50MBぐらいあると良いと思います。ディスクアクセスが速いHDDではもう少し確保してもよいかもしれません。
バッファサイズを、もっと大きくして高速化できないのか?
大きくする意味がありません。[デバイスのシークタイム×ファイルサイズ/バッファサイズ]でシークに費やす総時間を単純計算すると分かると思うのですが、ファイルサイズが1GBぐらいになるとバッファ1MBと50MBでは大きな差が出ますが、50MBと100MBでは、せいぜい0.1secオーダの違いにしかなりません。デバイスのデータ転送速度が将来、数100MB/secぐらいになれば100MBぐらいは確保しても良いかも知れませんが、現在のシステムでは64MBで処理していたのを100MBにしたところで1%も速くならないでしょう。どうしてもという方のために、一応255MBまで確保できるようにはしてあります。
空きメモリが少ないのに無理して動かすとどうなるか?
物理空きメモリ以上のバッファ領域は確保できないようにしてあります。が、元から空きメモリが少ないシステムでは、 OSのページングにより、処理効率が極端に落ちる可能性があります。というか、ページングの為に発生するディスクアクセスで、本ソフトの意義が無くなります。
「HDDがガリガリ言わない」なんて嘘だ。ガリガリ言っている。
それでも従来のファイルのコピーと比べると相当に速くなり、処理中にOSが重くなったりもしないため、ファイル操作のストレスはだいぶ軽減すると思います。
うちのHDDは普段からガリガリ言いませんが、何か?
最近のHDDは動作音が静かで、動いているのかどうかすら分からないものもあります。このようなHDDでもシーク動作が減るわけですからコピー速度は向上します。
ファイルを普通にコピーするのと、どれくらい差が出るのか?
環境や状況によって大きく異なりますので一概には言えません。空きメモリが多く、システムバスのバンド幅が広く HDDの転送(内部の読み取り自体が速く、伝送規格も速いものであること)が速ければ速いほど、パフォーマンスの向上が期待できます。 ファイルが断片化していないことも条件です。HDDのランダムアクセス能力はあまり関係無く(細かいファイルをたくさん処理するときの READ時は多少関係するが)、ベンチマークで高パフォーマンスなら、それだけ速いと思います。
ファイルを普通にコピーするのと、対して速度が変わらない。あるいは十分な空きメモリがあるのに、効果が分かりにくい...
ファイルが極端に断片化している、HDDの速度が遅い、NTFSで小さいファイルをたくさんコピーするなどの状況ではExplorerと変わらない場合もあります。 またOSのI/Oバッファリングが常に効率的に効いている環境や、HDDのキャッシュが大きい場合等では、速度的に大差ない場合があるでしょう。
また FireFileCopyを使う場合とそうでない場合とを比較する場合、ディスクキャッシュをクリアしてからでないと、意味がありません。クリアするためのツールもありますがOSを再起動するのが一番確実です。
DVD-RAM、フラッシュディスクなどのリムーバブルメディアや仮想ドライブへの読み書きには対応しているか?
対応しています。ただしExplorerなどでは正常に読み書きできるのに FireFileCopyだとドライバなどの潜在的な不具合が表面化し、問題が生じる場合があるので十分検証してからご使用ください。(不具合が出る場合は、各種ドライバを最新版にしてみる、設定→メモリ・I/O→WRITEバッファリングでWRITEバッファリングポリシーを変えるなどしてみてください)
物理的に異なるドライブへのコピーは、高速化されるのか?
状況によって異なりますが、一回のI/Oサイズが大きく、キャッシュシステムを使わないため、スループットが高くなり物理的に異なるドライブ間の転送でも、速くなる可能性が高いです。細かいファイルの転送では大幅に速くなることも珍しくありません。もっとも、速度的には大差なくともOSが重くならないという利点もあります。
ネットワーク転送は高速化されるのか?
FireFileCopy自体は、ネットワーク転送の物理的なスループットを上げる能力は持っていません。しかし上記「物理的に異なるドライブへのコピー」と同様、Explorerよりも効率の良いファイル転送を行うため、環境によってはHDDのシーク音が少なくなる、コンピュータが重くならない、実際転送速度が向上する場合もあるようです。
一度に処理できるファイル数の限界は?
v3.8.5で上限を1000万ファイルに変更しました。
FireFileCopyをUSBメモリに入れて持ち運びたいが、そのような使い方に対応しているか?
UNICODE版はシェル拡張ができないという制約がある(FireFileCopyに限ったことではありませんが)以外は、普段と変わりなく使えます。ANSI版はUSBメモリ接続先のPCのドライブ構成により、ドライブIDの再設定が必要となる場合があります。

■ トラブルシューティング

ある日処理速度が遅くなった、処理中にPCが重くなる

ドライブの転送モードが「PIO」になっている可能性があります。Windowsのデバイスマネージャで確認してください。この場合の対処法は「PIO病」などをキーワードに検索すると見つかるはずです。

暫定的には、処理優先度を低くする(設定→メモリ・I/O)と、処理中のストレスが低減する場合があります。

処理開始時に「権限〜」「〜に失敗」「リソース(クォータ)が不足〜」などといったエラーが出る(Win2000以降)
昔のバージョンに比べると出にくくなっていると思いますが、万が一出た場合は下記を参考にして下さい。
良く分からないエラーが出る
処理中のエラーは、基本的にはOSが報告するエラーメッセージをそのまま表示します。H/Wやドライバが原因で出る場合もありますし、S/W側のバグで出ることもあります。「こんな時に、こんなエラーが出たよ」ということをご一報くだされば、ひょっとしたら解決につながるかもしれません。
FireFileCopyを使ったらファイルが壊れた、パーティションが壊れた、HDDが壊れた...etc
本ソフトには、ヴォリュームに直接アクセスしたり、パーティションを操作したり、危険なRawアクセスを行ったりしてHDDを論理的に破壊する能力はありません(それらに必要なAPIを呼び出していません。純粋にOSのファイルシステムを通してファイルにアクセスします) またHDDを物理的に破壊する能力も当然ながらありません。そのような障害が発生した場合、ハードディスクコントローラや各種インターフェイスデバイスのドライバに不具合はないか(最新版をチェック)、メモリやHDD、HDDケーブル、電源などハードウェアに不具合がないかをまず疑ってください。また、常日頃のCHKDSK(SCANDISK)を怠らないでください。

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