HOME > SoundFont Studio >SoundFontとは
SF STUDIO 12/3更新 サブウィンドウ(メニュー)を開く


1 Sound Fontが熱い!!

はじめに...

サウンドカードの MIDI音源なんて、「ぺっ」に決まってる。

そうお思いの方もいらっしゃることでしょう。しかし、

私は決して、そうは思いません。

少なくとも GMに関しては。SoundBlasterLIVE!のようなサウンドカードと、良く出きたサウンドフォントがあれば、外付け音源に勝るとも劣らない音が出せます。 LIVE!を買って標準のフォント 2(4)gmgsmt.sf2 や、 8mbgmsfx.sf2 の音だけを聞いて、「やっぱりダメか...」なんて思わないで欲しいですね。 サウンドフォントをチューンすることによって、より良い音で MIDIを楽しめるようになります。 自分のお気に入りのフォント環境ができてくると、MIDIを聴くのも楽しいです。MP3もいいですけど、MIDIも面白いですよ。
デフォルトのフォント。悪く言えば、とりあえず鳴る程度。
これも標準添付。バランスが良いが、低音全般がしょぼいのと、音が細い

Live!とMIDI

 LIVE!の MIDIは、その仕様書を見ると分かる通り、(サウンドカードとしては)決して悪いものではありません。 GM+αといった感じでしょうか。同時発音数は 64音ですし、2ポート使えます。基本的なコントロール、RPNには大方対応しています。 ドラムはフォント次第で GSドラムキットにも対応できます。質の良いエフェクタ(特にリバーブ)も見逃せません。

Live!のMIDIにも残念ながらマップは無く、0〜127バンクしか使えません。音色数に限りが出てきたり、ドラムが 10チャンネルだけだったり、 XG,GS用のシステムエクスクルーシヴ、NRPNはさすがに受け付けなく、そこいらへんが表現力の違いになりますが、いたしかたありません。 スタンダード音源としてよりも、素の音質を追求できる音源という使い方をするとヒットすると思います。

MIDIを聞く
本格的な DTM関係のサイトにあるような○○音源用に非常に作り込まれた SMFは別として、多くのデータは破綻なく聞けます (NRPNなどによる細かいチューニングが無視されますがそこは、SoundFontのチューンで...)。キャピタルトーンだけを使ったデータでもハイクオリティなものは いくらでもありますし、サウンドフォントをチューンすれば、素晴らしい音楽が鳴らせます。 MIDIが変に聞こえてしまうパターンでよくあるのはドラムが 10チャン以外にあったり、音色がまったく違うものになっているとき。 そういう場合、自分で MIDIファイルをちょこっと編集しなおす(単一音色になってしまうが)などすれば聞けるようになるものも結構ありますから、心がけ次第でどうにでもなります。
MIDIを作る
独自の SoundFont環境で配布目的の SMFデータを作るときは注意が必要です。パート間の音量などが他の音源で聞いたとき、バランスが取れているか分かりませんからね。 SoundFontに限ったことではなく、どんな音源間でもいえることかもしれませんが。



Sound Fontとは...

サウンドフォントというのは、ぶっちゃけた話し、MIDIの音色データがファイルになったもの(拡張子 .sf2,.sbk)です。

MIDIをハードウェアで鳴らすには、FM音源や Wavetable音源が必要ですが、サウンドフォントは後者のタイプです。
例えばピアノの音を出したいとします。そのために実際のピアノの、例えば "ド"[C4] の音をサンプリングしておき、 それをピッチを変えて再生すれば"レ"も"ファ"も出すことができる、というわけです。
実際にはこのサンプリングデータ(WAVEデータ)の他に、データをどう鳴らすかという定義情報、音色パラメータなども必要になります。

これらのデータはサウンドカード上の ROMに入っていたり、ファイルとしてHDDに置き、システムメモリや、サウンドカード上のメモリに読み込んで使ったりします。 最近は HDD上のデータをOS起動時にシステムメモリ上に読み込んで使う方式が多いようです。SoundFontは Live!では OS起動時にシステムメモリに読み込んで使われます。

SoundFontは Creative mediaのサウンドカード、 SoundBlaster AWE32/64、SoundBlaster LIVE! などで利用できるほか、Emuの APSや、TDKの PCMCIA音源、DMC9000でも使えます。

なお、SoundFontが何たるかを詳しくかつ分かりやすく解説したページもありますのでご覧ください。
http://www.angel.ne.jp/~okazaki/



なぜ Sound Fontか。

似たような Wavetable音源には様々なタイプがありますが、サウンドフォントは

という特徴があります。

一般的な MIDI音源でも、音色パラメータを自分で編集できますが、SoundFontは MIDI音色そのものですので、パラメータのみならず、もっと深い部分から編集が出来ます。 ですから、「あの音源は音が太くて最高だ」とか「アコースティックな音ならこの音源しかない」といった議論は SoundFontを使う、Live!のような音源では無意味です。 だって、SoundFontとその編集次第で、良くも悪くもなるわけですから。

SoundBlasterLIVE!の登場で、大容量のフォントが扱えるようになったのは非常に嬉しいことです。 LIVE!の前の AWEシリーズでは 512kB、AWE64Goldでも 4MB、専用の高価なRAMをいっぱいいっぱい増設してもせいぜい 30MB弱のフォントしか扱えませんでした。 LIVE!で使用可能なフォントサイズは、PCの搭載メモリの半分ですので、メモリさえ増やせば 100MBを超えるフォントも扱えます。

(100MBの弩級フォントなんてのもあり、話題を集めました。私は聞いてませんが、音的な評価はいまひとつのようで(ーー; )

ただ、

フォントのサイズが大きい ≠ 音が良い

ということは確かです。サイズが大きい、それだけの理由で納得してしまうのは NGです。


Sound Fontの利用

SoundFontは例えば SB Live!ではドライバインストール後のデフォルトの状態では 2mbgmgs.sf2 が使われます。
これを、より高音質なものに変更します。その方法として、具体的に段階をみると...

  1. 標準以外のフォントを使ってみる
  2. 気に入らない楽器を変えてみる
  3. フォントを編集する
でしょうか。

1 標準以外のフォントを使う
最初は標準添付のフォントで満足していても、音が薄い、ドラムセットがしょぼいなど、いろいろと不満が出てくるようになるものです。
そんなときは、いろんなフォントがネット上にありますから、それらをダウンロードして試してみるのが良いでしょう。 音色全てとドラムキットを1ファイルにまとめたものや、単品の楽器だけというのもあります。 それを、読み込んで使います。

サウンドフォントを読み込むには...

ファイルの入手については、サーチエンジンで 「サウンドフォント ダウンロード」などとキーワードを入れて検索します。 また、海外が圧倒的に多いです。 Altavista などのサーチエンジンで「+soundfont +download」などとキーワードを指定するとたくさんのサイトが出てきます。 サウンドフォントを扱ったサイトとして
  • Sound Fonts Fan
    日本の SoundFontの総本元的サイト。BBS、ライブラリ有り。
  • HammerSound
    海外サイト。ライブラリ数は世界一。
などが有名どこです。

2 楽器を変えてみる
あるフォントの例えばストリングスが気に入らない、と思えば、その楽器だけ別なフォントにすることができます。編集の必要はありません。

サウンドフォントを読み込むには...(その2)

サウンドフォントのネタは結構いろんなとこにあって、LIVE!付属CDの中にもいろいろあります。 テクノ系の音とか、面白い変わった楽器もあるのでチェックしてみてはいかが?

3 フォントを編集する
MIDIを聴いていると、「バスドラムの音に迫力が無い」とか、「バイオリンの高音が気に入らない」とか、いろいろと不満が出てきます。 この対処には 2の楽器を変えてみる では困難です。
サウンドフォントは手軽に編集ができる、という点が面白いところです。 自分で音を創っていくというのはオーディオにも似て、非常に楽しい作業です。
編集には、サウンドカード付属の、「Vienna」というソフトで行います。

サウンドフォントを編集する...


なお、手に入れたファイルの拡張子が
.sfArkであれば sfArk (Webページへ)で解凍・圧縮が出来ます。
.sfpackであれば SFPack (Webページへ)で解凍・圧縮が出来ます。


The other side of Sound Font
サウンドフォントは何も標準のMIDIを鳴らすためだけにあるのではありません
。 独自配列のオリジナルなセットを作ったり、サンプラーっぽい使い方をしたり... ヒップホップかなんかのループで曲を作ることもできます。
アイディア次第でいろいろとできるのもサウンドフォントの良いとこですね。

HOME > SoundFont Studio >SoundFontとは