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1、子供との関係性と自分の女性らしさを取り戻しました。(ヒプノセラピー体験者 40代女性)

 私は、自分の娘に対して、とてもきつく当たってしまう傾向が強く、自分でそれがいやでいやでたまりませんでした。自分でいやだと自覚しているにもかかわらず、やめられなくこのままだと家族関係がおかしくなると感じ、先生に相談に来ました。話し合いの上、ヒプノセラピーを受けることにしました。
 退行催眠の誘導で自分がお母さんのおなかの中にいる時にさかのぼりました。自分がおなかの中で外界の人の気持ちがとてもよく伝わってきました。祖父祖母・父が男の子が生まれることを強く希望していて、その期待感がおなかのなかの自分にもひしひしと伝わってきます。
 そして、産道を通り外界に出た瞬間、周囲の大人たちのとてもがっかりした気持ちを感じました。自分が歓迎されていないことを無意識下で強く感じていました。女の子として生まれたということだけで、歓迎されていないということは本当に悲しいことです。
 退行催眠からもどり、先生のカウンセリング受けました。そして、少しずつ自分の子供時代から今まで、自分の女性らしい部分を無意識のうちに隠したり、否定したりしてきたことを認識しました。わざとにボーイッシュな態度や服装をしてきた自分にも気づきました。自分の母親との不和の原因も認識しました。
 自分の娘へのきつい態度も、結局は自分自身の女性性を受け入れていないことに起因していることに気づきました。
 セッションのあと、自分自身を女性らしく見せることにも抵抗がなくなり、自分が女性であることを楽しことができるようになりました。それと同時に娘にきつく当たることも急速になくなってきました。
 今となっては、自分では気づいていない無意識の力のすごさを実感しています。

【セラピストからのコメント】

 胎児やまだ意識がはっきりしていないと思われている乳幼児の育つ感情的環境というのは、実は、その人の性格や癖に大きく影響を与えている場合があります。胎児は、お母さんの気持ちの変化や、周りの環境を敏感に感じ取っています。自分が生まれることを望まれているのか、不安に思っているのか、お母さんの心と体の微妙な変化を感じ取っています。逆にその時期の家族の深い愛や安心感は、その子の成長過程での安定した心の礎となります。

 しかし、自分が生まれるときの感情的状況など、覚えていることはほとんどなく、お母さんでさえ忘れていることがほとんどです。ましてや、大人になってから生じる問題が、胎児期のことに起因することということには、日常生活の中ではなかなか気付かないものです。

 ヒプノセラピーでは、深い無意識層にコンタクトし、今起こっている問題の根本原因を認識します。これは、他人に“あなたの問題は○○○ですよ”、と外部から指摘されるのではなく、自分の意識が感覚的に認識できるため、原因を強く認識することができます。