突撃艦ゲイオース

空中突撃艦ゲイオース 2006.4.18作成

 三龍戦騎RPG・公式セッション第16話に登場する空中艦。古参のガルナス・メイ「カラ・サシバ」が艦長として指揮をとる。カラの機刃衆がまるごと乗員として搭乗しているものとおもわれる。
 PCも、これに乗り込んで、対空砲を担当するなどして活躍した。

 現時点では、空中軍艦は、ルール上、PCが作成したり所有できるものではない。しかし、ガーグ宗王国では、この種の空中軍艦が多数稼働しているので、登場させてみた。色々とNPCとして、PCの援護に便利なもので、その後も第17話に登場している。

 イメージとしては、第二次大戦における駆逐艦である。ただどうも、セッション中の描写からして、蘇龍機の母艦となっていたりして、もう少し大型の、巡洋艦っぽい印象である。

 絵は、おえかき掲示板に描いたもの。スペースオペラ的にレーザーが飛び交う砲雷戦ではなく、装薬式の火砲による戦いであることを強調してみた。

 戦場の表現には、やはりある種の泥臭さが必要だとおもう。小林源文大先生のような劇画調の絵をかけるように努力したいものだ。

 三龍のGMをされる方は、戦場のそういう雰囲気を知るために、先生の「キャットシットワン」だとか「オメガ7」などを読むとよいだろう。軍事マンガコーナーに行けば先生の作品は必ず置いてある。小林氏は、国内最高峰の戦争劇画作家である。

 余談だが、レーザーや粒子ビームなどの指向性エネルギー兵器と区別して、装薬式の火器を、実弾兵器とか実体弾などと呼ぶのは、科学的に不正確である。「実弾」ってなんだ? 実包と区別がつかないではないか。

 「実体弾」というのも、非常にあいまいな概念であり、SF創作者は、そんな単語を使ってはいけない。たとえば、粒子ビーム兵器は、光ではなくて素粒子をぶつける兵器なのだが、それは「実体」ではないのか?

 三龍戦騎では、周知のとおり、それらは「火弾兵器」とよばれる。

 三龍を離れて正確にいうなら、銃弾や徹甲弾は運動エネルギー兵器、炸裂する弾頭をもつミサイルや榴弾は、化学エネルギー兵器と呼称すべきである。

 だから字づらとしては、「化弾兵器」とすべきだったかもしれない。いや、火薬・弾道兵器の略だったのかな。

 ちなみに、レーザーなどを「光学兵器」というのもおかしい。そりゃ測距儀なんかのことだ。

 以下、未リプレイ化予告編から抜粋。

 空中艦:
 ガーグ宗王国の航空戦力。天航船遺跡からとりだした反重力発動機を流用し、艦体のみ現代の技術で建造した飛行軍艦のこと。小型のものから突撃艦、守護艦、戦艦に分類される。後者ほど機動性はおとるが火力・防御力が高い。蘇龍機の母艦となるほか、多くの火砲や、シンテツ拡張筐体を搭載する。機刃衆の母艦とされていることもある。大量生産できるわけではなく、空中艦を保有する機刃衆は、それなりの古参か、有名どころである。ファーグニル軍の最新軍用機にくらべると機動力が大幅に劣るため、現代では、空戦の主役とはならない。

 突撃艦ゲイオース:
 全長150m、戦闘重量2,200トン(訳)の空中艦。天世歴3050年に建造されたギャオース級突撃艦から主砲と艦首衝角を撤去し、空力性を高めた流線型装甲を採用したゲイオース級突撃艦の一番艦。3060年に進空した。ゲイオース級突撃艦はレンガ戦争中に15隻が建造されたが、ゲイオース以外はすべて撃沈されている。
 現在では宗王国軍の軍籍を離れ、いちおう民間機刃衆船籍で登録されている。電子兵装が建造時のものより大幅に強化され、対空電探と連動し、対空弾幕を展開する。蘇龍機2機、航空拡張筐体4機を搭載可能。最高速度は時速300km。火薬式カタパルトを一基、後部甲板に装備する。
 全長:50乾目
 戦闘重量:6,600権目
 兵装:8丸対空機銃6門、42丸2砲身連装両用砲一門、対空誘導弾発射機6機
 機関:(浮揚用)三級制限反重力発動機×2、(推進用)カルダシェフ87式22型発動機×6
 乗員:200人
 


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2006.8.30. 掲載 (C)MIKE SHIMIZU