護龍

護龍設定画

 護龍とは、三龍戦騎RPG・海軍編において、ウツロヒであるPCたちが乗る軍用艦艇である(予定)。正式には、護龍艦という。ファーグニル人や、陸上のシンテツ属が用いる、駆逐艦や巡洋艦といった分類名にあてはまらず、護龍艦という独自の艦種に属する。

 大きさ的には、大型の駆逐艦や、第二次大戦における軽巡ていどを予定している。全長130メートル、基準排水量2500トン程度である。上の図では、主砲は120ミリ級の連装高角砲を6門、三連装魚雷発射管1基、対空機銃を複数装備しているが、PCの好みにより、航空トモガミ用の格納庫や、VLSを装備させた型に変更できるようになる予定。
 現代の護衛艦に比べてもだいぶ小さいが、まあ、新米であるPCたちが乗るにはこれぐらいの規模があつかいやすいと思う。

 本来、海軍編では、サイボーグなシャチやアプカルルといった海棲種属がPCとなる。したがって自力でトモガミといっしょに海を渡れば艦など必要ないように思える。しかし、ファーグニル軍の強力な大型艦や、海棲型の攻竜兵などと戦うためには、トモガミ単体では攻撃・防御力ともに不十分である。
 また、アマミツヨの海洋は、一説には地球の海洋面積の10倍以上とも言われるほど広大で、敵対的な生物や自然災害も数多い。とくに、龍魂をもつものを襲う「呑竜」という自然災害は脅威となり、装甲された艦艇に乗っていなければ対抗できない。

 また、外洋の過酷な気象変化に対応するには、シャチなどの大型クジラ類はともかく、沿岸型のトモガミに乗るウミアガニたちには厳しく、その意味でも護龍艦が必要となる、と考えたしだいである。

 現時点で考えている機能としては、
 ●エンテツ、メイ、ウミアガニ属らの技術の集大成。「龍魂工学」を活用した生物と機械のハイブリッド戦闘艦。
 ●船体構造はおおまかに頭部・胴部・尾部に分かれており、しなやかに関節が駆動する。
 ●竜紋をもつマジムンとの白兵戦用に、ヤシャ衝角(プラズマ弾性体衝角)を備える。
 ●知性化装甲により、水流を常に最適化し、抵抗を減少させる。
 ●洋上戦闘艦だが、潜航も可能。
 ●船内の多くは半水没式で、与圧区画は限定されている。そのため同級のファーグニル潜水艦と比較してより深深度への潜航が可能。
 ●艦内はパカラを利用した生体計算機が集中配備され、人員は極めて少ない。
 ●対艦戦闘は護龍の火砲により、臨検や敵艦の制圧、敵前上陸は人間大のゲキにより行う。
 ●トモガミは護龍に搭載されると有機的に艦に接続され、仮死状態となる。その意識は人間大のゲキに移譲される。トモガミの龍魂は艦と一体のひとつの巨大な回路を形成し、艦の動力源となる。

 ●護龍独自の武魂発動形態や、護龍独自の大出力竜紋発生器もある(……かな??)

 ルール的には、
 ★任務:未知海域の調査、遺跡や幽霊マギケケルの調査、不審船の臨検、対艦・対マジムン戦闘、正規軍支援
 ★複数のPCによる戦闘配置と役割分担
 ★被弾箇所により、配置されているPCやNPCに被害が及ぶ。応急班による艦の修理および治療の判定の場面がある。
 ★護龍じたいもレベルアップで成長し、第二次大戦レベルからイージス護衛艦レベルまでを徐々に扱える
 ★艦上の活動・水中戦闘・洋上戦闘といった局面で、ゲキとトモガミの活躍場面が生まれる
 ★水中戦闘、洋上での砲雷戦の表現。
 といった仕掛けを考えている。

 まぁなんといっても、シャチやモササウルスを軍艦に乗せるのは大変であり、人類の軍艦とは異なる設定が多いため、デザインも試行錯誤が続いた。夏あたりから2ヶ月ぐらいずっと悩んでいた。お絵かき掲示板ではメカの細部をかけないためアナログで。B5の計算用紙を使っている。
 
マグロ案

護龍検討案2
 やはり異世界の軍艦っぽさを演出するなら、人工筋肉のヒレ推進式がよくね? とおもって描いた(現実にも研究はされている)。マグロの尾ひれは高速遊泳に向いている形態だそうだ。しかし、あまりにサカナ的に過ぎたので没にした。

 
格闘クロー案

護龍デザイン検討1
 ヒレ推進はどうもサカナっぽくて星覇にかじられそうなので止めて、よくわからないが高速振動する推進器をそなえさせてみた。また、天魔との白兵戦用に、船体の中ほどに、格闘爪をつけてみた。しかし、どう考えても船体の復元性が悪く、沖合いで転覆しそうなので没。ただ、全体の雰囲気は、宇宙船っぽくならず、洋上の艦艇らしさが出ていると思う。そのせいもあってか気に入っている案で、最後まで、正式版とどちらにするか悩んだ。

 
タンク案

護龍検討案3
 シャチやウミトカゲ龍などを搭載する戦闘艦、という機能面に着目した試案。それらを水槽に収納するのであろう、ということから、タンクを多数つなげたような案をかいてみた。しかし、洋上艦っぽくなく、航宙艦っぽくなってしまったので没。

 
カメ案

護龍検討案4
 後甲板に大型の収容タンクを有する案。やはり、未来的すぎて、三龍メカっぽいレトロ感が足りないので没。最初は別の案だったのだが、途中で上下さかさまにして描き直したら割と好みの形になり、その段階ではけっこう気に入っていたんだが。やはり航宙艦っぽいのが敗因。

 


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2007.10.22. 掲載 (C)MIKE SHIMIZU