鋼化竜ヤミツルギ

NPC・鋼化竜ヤミツルギ


 三龍戦騎RPGでの主な敵NPCは、近代兵器を使う純血主義者の地球系人種・ファーグニル人である。彼らは遺伝子改造を受けている三龍帝国の人民を軽蔑しており、熾烈な戦争が過去幾度となく繰り広げられてきた。

 そんなファーグニル人たちであるが、ごく一部の特殊部隊では、敵である三龍帝国のように、恐竜を兵器として用いることがある。いや、正確には、三龍帝国においては、恐竜は神の使いでありかけがえのない戦友であるから、兵器として使うというのは、やはりファーグニル的価値観ではあるのだが。

 この絵は、そうしたサイボーグ恐竜<鋼化竜>の一体である。
 ヒメテイリュウ、つまりナノティラヌスを改造したサイボーグ兵器であり、ロケット弾ポッド、連装機銃、白兵戦用の回転ノコギリなど、重武装が施されている。通常は恐竜を装って、共榮圏に潜入、浸透工作や偵察を行う。まあ、ターミネーターの恐竜版であるといえようか。
 それにしても、ティラノサウルスの幼体であるという説があるだけあって、単体だとナノティラヌスは絵として区別をつけづらいのが難点だなあ。まあ、脳容量と目玉がやや大きいらしいのだが。

 鋼化竜使いは、連合軍内部では日陰者として人々に知られることなく、共榮圏ではもちろん恐竜を粗末に扱うということで軽蔑されるという、有る意味で、どこにも居場所のない哀れな人々かもしれない。もちろんPCにはできない。
 公式リプレイ 「星々からの呼び声」では、そんな鋼化竜使いとアラガミ師との戦いが描かれているので、ぜひご覧頂きたい。このヤミツルギも、この話に登場している。

 絵は2005年1月5日、開発団表紙に掲載。ちと暗い絵なので、三龍戦騎RPGの、南国の恐竜少女RPGという雰囲気ではないかもしれない。ザンとヤミツルギは、けっこう気に入ったNPCなので、絵にしてみたのだが、表紙のほうは、数ヶ月で「民族紛争」に更新されてしまった。


画廊目次へ
表紙へ

2005.11.5 掲載 (C)MIKE SHIMIZU