海風のイッポントサカガモ

海風のイッポントサカガモ竜、2006年8月2日?作画

 これも三ニ型ルールブック用に、コミケ70直前に描いた鉛筆画。鉛筆といってもあちこちで線を整理するために消しゴムを使ったり、割と手間であった。

 この恐竜は、地球名パラサウロロフス。鳥脚類といって、イグアノドンやマイアサウラなどをふくむ草食性恐竜の一大グループである。まぁ細かいことは恐竜データを参照していただければよいのだが。

 それにしてもこのトサカは、いったい何のためにあったのか? トロンボーンみたいな鳴き声を出せるそうだが……。

 たまに、このトサカと後頭部の間に皮膜を張った復元図をみるが、鼻の骨に由来するトサカと、頭骨との間に皮膜があるのは違和感があるので、そうした復元は採用しなかった。

 繁栄したグループとはいえ、RPGのデータとしてみると、このあたりの恐竜は、どうにもこうにも華が無い種類である。圧倒的な攻撃力もないし、かといって特に頑丈というわけでもない。身体は、二足歩行もできた動物としては、かなり大きい方だが、それでも大型の竜脚類ほどではない。

 やたらと種類だけは多いのだが、頭のトサカの有無だとか、トサカの形状の違いだとかで種が分かれているだけ(?)なので、データとしては、なかなか個性を出せなかった思い出がある。しんどかったなぁ。
 個人的にも愛着は無いのだが、まあ、著名な恐竜も含まれているので、ちゃんと数値化してある。

 この仲間で、一部に「根性−1」という不利な修正がゲキにかけられているのは、ベルギーのベルニサール炭鉱で、数十頭ものイグアノドンが、折り重なった化石として発見されたことをふまえている。つまり、群れがナニカのはずみで「暴走」し、谷底に転落したものが化石になったのではないか、と思う。
 したがって、この仲間は臆病である、と推測したという次第。トモガミが臆病だと、ゲキにもその性質が伝染するのであろう(笑)。

 実際のところどうだったのかわからないが、少なくとも獣脚類に襲われたりした場合に、勇猛果敢に反撃するという恐竜ではないように思う。イグアノドンの前脚のツメは、少々痛そうだが。

 余談だが、「ベルニサール」で検索をかけると、私が書いたウィッチクエストRPGのリプレイが4番目ぐらいに表示されてる……(笑)。

 


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2006.8.22. 掲載 (C)MIKE SHIMIZU