サイカニアとアガニ娘

サイカニアとアガニ娘、2006.3.27.

 ヨロイ竜の一種、サイカニア(三龍名トゲコブヨロイ)に騎乗したカワアガニの女性。
 なんとなく買ったサイカニアのソフビ模型の造型が良かったため、発作的に描いた絵である。本種は必要キズナ4だけど、防御力+2はけっこう強いとおもう。

 三龍戦騎では、アンキロサウルスなどのヨロイ竜は、カバのような半水生恐竜だったとする学説をとっている。けっこう少数説っぽいが、河口域に集中する化石の出方、その体型から考えると、わりと無理がないとおもったので採用した。データ的に、アラガミ師にトモガミ恐竜が集中しすぎるのも困りものだという理由もあった。

 ヨロイ竜は装甲が重そうだが、実際は抗弾アーマーに似た三次元構造の繊維でできていて、頑丈かつ軽量だったそうである。

 搭載しているのは無反動砲。手にもっているわけではなく、本当はサイカニアの背中に取り付け金具がある。

 無反動砲とは、ふつうの火砲にある駐退機・復座機を備えない、簡易な砲をいう。

 ふつう、大砲は、反動を吸収するための駐退機と、駐退した砲身を元の位置にもどす復座機を装備している。

 これがあるから、大砲が発射のたびに反動で後ろにずり下がるということがなく、すばやい連続射撃が可能となるのである。昔の野砲には駐退機がなかった。そのため、射撃するたびに大砲全体が後ろにさがってしまい、狙いが狂うので、次のタマをすばやく撃つことはできなかった。

 かように近代の野砲には必需品といえる駐退機と復座機であるが、いかんせん、これを備える大型の砲は、重いし、構造が複雑になる。

 対して無反動砲は、駐退復座機をもたず、砲弾発射時の爆発ガスをそのまま後方に逃がす構造である。したがって、反動が普通の砲より少ないし、駐退復座機を備えないため、軽量である。
 恐竜は重い大砲を搭載できないため、共榮圏では、無反動砲はひろく普及している。

 しかし、無反動砲は、発射エネルギーが後方に逃げてしまうため、射程が短いし、大きな発射音と爆炎により敵に発見されやすい難点がある。手動装填式なので、2ターンに1発しか撃てないし。

 ……ここで、最大3基までの無反動砲を搭載できるシンテツ兵が活躍する! 砲が3基あれば、3ターンの連続射撃が可能になるのだッ! しかも絵としても、バスターキャノンSと二連砲を搭載したシールドライガーみたいでかっこいいぞ!(ゾイドインフィニティEX)

 まあ、連装式の対地ミサイルがあれば、無反動砲は要らない気もするが(笑)。
 でもやはり、砲弾というものは安価だし入手しやすいし、ロックオンしないと発射できないミサイルとは違って、気軽に威嚇射撃に使えるという利点もあるわな。
 絵はおえびにかいたものだが、星覇王国の浅瀬の透明感をだすのが大変だった。好評だったし自分でも気に入った絵なので、ルールブック三ニ型に使用した。

 しかし、アガニのお尻は、サイカニアのトゲで痛くならないのだろうか……。


 
ステゴサウルスとアラガミ師
ステゴサウルスとアラガミ師 2005.8.5.


 ステゴサウルス(三龍名オオヤネケンリュウ)に騎乗するアラガミ師。「おらおらおらー、突撃ダーー!」みたいな?

 剣竜類は人気どころだし、姿もハデだから登場させないわけにはいかないのだが、しかし背中の皮骨板のせいで、アラガミ師が騎乗しづらいしなあ……という問題解決のため、側車をくっつけて乗るのだ! と考えた。

 肩から横にトゲが出ている剣竜も居るので、ちょっと接続方式に工夫が必要かもしれない。乗り心地はわるそうだ、なんとなく。

 皮骨板の機能はよくわからないが、まあ、派手な色をしていて、個体識別だとか、体温調整の役に立つのだ、と考えた。ステゴサウルスは、喉にも骨の粒によるヨロイがあったそうだ。

 戦闘時は、尻尾にある鋭いトゲで戦う。大型の肉食竜といえど、これの直撃を食えば、骨まで達する重傷を負う。昔の復元図だと、このトゲは斜め上を向いていたものだが、今日ではより凶悪に(?)、水平に突き出す角度で復元されているようだ。

 二一型のアナログ絵で触れたとおり、最近の剣竜類は、腰が高く、かっこいい体型に復元されてるよなあ。この絵は、初版ルルブ発行以前にかいた旧いもので、あまりそのかっこよさは表現できていないが。

 二一型に載っているステゴサウルスのアナログ絵は気に入っていたのだが、B4サイズで描いたためスキャナで取り込むのが面倒くさく、ウェブには掲載しない(爆)。下宿に、プロ用原稿用紙しかなかったんだよ orz

 ところで、進化系統的には、剣竜類といれかわるように、ヨロイ竜が出現している。なぜ剣竜類はいなくなったのだろうか。その生態的地位は類似していそうだから、なにかヨロイ竜に劣る点が剣竜にあったのだろうか。
 


画廊目次へ
表紙へ

2006.9.16. 掲載 (C)MIKE SHIMIZU