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アマミツヨの海洋に広く分布する海棲人類。ウミアガニとは全く別の種属であり、仲が悪い。外観は10歳前後の少女のようで、これで成人である(幼形成熟)。この種属は、アガニとは異なり、女性しか存在しない。ただし繁殖時は、一部の個体が男性に性転換する。詳細はルールのNPC頁を参照。 身体の各部に遊泳用のヒレがあり、脇腹には水中呼吸用のエラ穴がある。髪はアガニのように太くならない。 現状ではNPC専用。主に、クビナガ竜や魚竜の仲間に騎乗する、海のアラガミ師である。龍魂の力がとても強く、とくにダイカイリュウ(リオプレウロドン)に騎乗する族長クラスの者は、並のアガニやアラガミ師よりも戦闘能力が高い。 深海にまで潜航することができるので、おもに外洋表層に生きるウミアガニとは生息域が異なり、すみわけができている。 平和主義で、知的な者が多い。この点も、荒っぽいウミアガニ属とは正反対。 沈没した艦艇、化石化したマガツの遺骸、そして、深海に眠る天航船や天魔関連の遺跡を、自分たちの御嶽(ウタキ=聖域)として祀り、守護する。トオミのほとんどは信仰に篤い神官(ノロ)である。 絵は、第三話に登場したトオミ・ナキという少女。正規軍に憧れている。トオミ属は、過去に帝國軍と対立した歴史があるため、今でも正規軍に入隊を認められないのである。 トオミ属をNPCとして簡易データにすると、こんなかんじ。当然、より詳細な技能などを取得してもよい。アラガミ師がもつ知性技能は取得可能であろう。 体力:2 その他能力値:5ランク以上 龍魂:5+1D以上 生命18、和魂20 トモガミ:メダマギョリュウその他(ソウリュウ類に乗る者もいないわけではない) 適宜、トモガミにムシオニを装備 セリフ例 「お願い、この海から立ち去って」 「平和だけがわたしたちの望みです」 「この遺跡は、わたしたちが守ります」 とまあ、以上はカタログデータであって。 実際には、海底の遺跡や、沈没船などを勝手に御嶽として祀り、他の種属が立ち入るのを拒んだりするという、閉鎖的で、困った人々である。とくに、天航船の遺跡などは超技術のカタマリであるから、これを秘匿することで、他種族との争いになるのは当然で、過去にも武力衝突が生じた経緯がある。 しかし、口先では、「この遺跡をあなた方に渡しては、また争いが生じます」「もうこの子は、戦いたくないといっているのです」などときれいごとをいうので反論しづらいし、外見は少女なので、実に攻撃しづらく、イヤらしいNPCである。GM諸氏は、この種属をうまく使ってやり、交渉判定でPCを苦戦させてやってほしい。 まあ、たしかに他の種属やファーグニルに攻撃されたりといった被害者にもなりやすいが、リプレイ第7話などをみると、実は先制攻撃をしかけてきているのはトオミ属だったりする。どうやら戦う平和主義者であるらしい(笑)。 ところで、トオミ属を設定するときに勉強して知ったことに、一部の魚竜の仲間がかなり深く潜行するという事実がある。丸くしっかりした体型なので、体重が重く、水圧や低温に耐えるということらしい。 また、あらゆる動物の中で最大の眼球をもつ生物も、魚竜(テムノドントサウルス)であり、その直径はじつに26センチにもなる。デカスギである。これは深海の暗闇でも支障なく行動するためのようだ。 獲物とするイカ……に似たベレムナイト? などが中層域にいるため、そのように進化したとおもわれる。海の表層にいる活発な獲物よりも、このあたりの獲物は動きが鈍く、食資源として魅力的なのだろう。 こうしたことから、クビナガ竜の仲間であるダイカイリュウ(リオプレウロドン)も、深く潜ったのではないか……と私は考えた。あのずんぐりした、首の短い体型からすれば。 個人的には、モササウルス等よりも、リオプレウロドンのほうが戦闘能力が高いと思ったもので、ぜひともダイカイリュウはトオミ属のトモガミとして設定したい、そこで、ダイカイリュウも深く潜行するのだ、だからトオミが乗るのだ、と考えたのである。 とはいえダイカイリュウは、ダイテイリュウ(ティラノサウルス)の三倍近い巨大なアゴをもつ肉食動物であって、そいつが、浅瀬にいる中型恐竜をモシャっと捕獲する絵は、やはり外せない(笑)。 海洋生態系では、光量に応じて、日中と夜間で分布する深さを変える生物群集が多いので、それを追う捕食者も、時間によっては浅い場所にいることがある。三龍戦騎RPGのダイカイリュウも、そうした種なのかもしれない。 絵は、2004年9月1日、おえびに掲載。 |