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目次 あ行 い う え お か行 き く け こ さ行 し す せ そ あ 五十音目次へ [赤の嵐] ★★★ 古代にアマミツヨ全土を襲ったとされる天災。これにより金属製の機械が無力化され、共榮圏では、恐竜などの生物とともに外敵と戦う戦略論が発展した。 [赤松サダ百騎長] ★★ NPC。16歳、やや長い黒髪をもつ、しとやかな印象の教導隊ツカサ。リプレイ中では、アカマツとカナ表記されることが多い。アカマツ百騎隊の最高指揮官でもある。実際は、穏やかな笑顔で無理難題を新人に押し付ける、谷底にわが子を突き落とし、しかも這い上がるのを邪魔するタイプ。しかも事前に情報をPCに与えないことを好む。央天青の国主(クニヌシ)・赤松トキ大司の愛娘でもある。選択の余地の無い依頼はシナリオ冒頭で彼女から持ち込まれることが多い。トモガミはタッキリュウの雷電丸。別名・投げっぱなしのアカマツ。 [アガニ] ★★★ アマミツヨにすむ代表的な海棲人類。鮫などの特徴をもつ好戦的な種属であり、三龍共榮圏の海軍戦力の中核を担っている。龍化する能力をもつ者もいる。魚に似たヒレや鱗をもつ。ウミアガニとカワアガニの二種が確認されており、ウミアガニは特に好戦的で、中世には食人文化を有していた。女性は地球人の女性に近い外形。 ウミアガニの男性は、知能をもたない鮫のような生物であり、マギケケル内で生殖および食用として養殖されている。対して、カワアガニの男性は、地球人男性に近い外形であり、日常生活をいとなんでいるが、カワアガニ社会においては奴隷階級である。 [悪魔の毒] ★ 放射性物質のこと。ファーグニル企業の一部が、共榮圏領海内に不法投棄することがある。遺伝学的に不安定なアラガミや化龍は、放射線による遺伝子変異をきたしやすく、悪魔の毒により、マガツやクリュウが異常に大量に発生することがある。このため、原子物理学が三龍帝国には存在しないにもかかわらず、アラガミ師たちは、「悪魔の毒」を嫌悪する。 [アマオブネ] ★★ 最大級の古代着陸船。天世歴2954年に央天青の中央火山島で発見された。現在は浄化院の厳重な管理下にあるが、今でも船内の遺失技術の産物を求めて違法に潜入しようとする遺跡荒しが後を絶たない。この遺跡の発掘調査は空前の経済効果をよび、央天青が一挙に発展した。また、この遺跡から、各地の天航船遺跡の着陸座標を示した地図が発見されている。全長は数キロほどもあるというが、現在では見たものは少ない。 [アマノシラトリ] ★ 海城京の中心部にある天航船遺跡。300年ほど前に発見され、海城京発展の基礎となった。全長500メートルほどで、ほぼ全区画の発掘調査は終わっているが、一部未調査区画がある。今では海城京の観光名所となっている。リプレイ第24話「大火龍の逆襲」では、冒険の舞台となった。 [アマノワタリ] ★★ アマミツヨの衛星軌道上に繁茂していたという巨大な宇宙植物。天魂と縁が深く、天魂はこの植物の対人用端末であるという学説もある。裂空花とも何らかの関連があると推測されているが、詳細は不明。 [アマミツヨ] ★★★ 三龍戦騎の舞台となる天体の名前。ほとんどが海洋に覆われており、海洋面積は地球の10倍以上。陸地は少ない。気候はほとんどが熱帯性気候である。大別して、帝政大三龍共榮圏と、ファーグニル共和連合の二大国家連合に分かれており、戦争が数千年以上も続いている。共榮圏側は、色々な異種属や地球人類に遺伝子操作をくわえた亜人類で構成されており、恐竜や蘇龍機といった異形の兵器を用いる。ファーグニル側は、西暦20世紀ていどの地球的な兵器体系をもつ。 この名は、忘れられた故郷の星の、とある創世の女神に由来しているという。 [天海ユウ] ★ あまみ・ゆう。クリュウ繰りのNPC。24歳の美女。元アラガミ師で、テイリュウ「立浪丸」をトモガミとする。孤独な生活にも耐える強靭な性格。立浪丸は、牙が高周波振動する変異を獲得したクリュウで、外見上は普通のテイリュウと変わらない。公式リプレイ13話に初登場し、PCの活躍により島民の信頼を集め、今では凪ガ島の龍神司をつとめている。そのときの縁で、アカマツ百騎隊のアラガミ師やアガニPCが戦闘適応するさいには、天海ユウの世話になることが多くなりそうだ。 [アラガミ] ★★★ アラガミ師と、そのトモガミたる恐竜が融合(龍化)し、一体の戦闘生物と化した個体をさす名詞。近代兵器を圧倒する絶大な戦闘能力をもつ竜型生物。戦力としてのみならず、精神文化的にも、三龍帝國だけでなく共榮圏全体を象徴する存在である。ミサイルすら回避する機動性、対戦車兵器にも耐える強靭な装甲、戦車装甲を貫通する指向性電磁兵器、およびほとんどの射撃攻撃を無効化する力場障壁「竜紋」が、その特徴である。 ただし、アラガミ師がアラガミでいられる時間は短く、航続距離や、戦域の支配能力は通常の兵器や兵員に劣る。また、龍化時に、アラガミ師が自我を保つこと自体が困難であり、ときとして暴走することがある。制御が困難であり、兵器というよりも、神格的存在として、共榮圏の人々に広くあがめられている。 [アラガミ師] ★★★ 1、三龍帝國の支配階級である貴族のこと。恐竜に騎乗し、戦時にはアラガミへと変異する龍の巫女である。 2、アラガミに龍化する能力をもつ女性全般をさす単語。龍神司となれなかったアラガミ師は、勢頭衆として前線に立ったり、民間で傭兵となることが多い。必ずしもすべてのアラガミ師が貴族であるわけではない。 3、三龍戦騎RPGにおいて、世界背景的にお話の中核として活躍しやすく、またそうロールプレイすることが期待されるクラス。 [アレン・フォスター・ヨナバル] ★ 三龍戦騎RPGリプレイに登場するNPC。ファーグニル人の血を引く混血の青年である。27歳。金髪。人類学者であり、しばしば共榮圏に取材にやってくるため、特定のPCと関係が深かったりする。リプレイ第3話で初登場し、その後もしばしば登場してはPCにひどい目にあわされている。頼りない性格だが何故か爆撃などに耐えて生き延びている。妹が一人いる。最近はカワアガニのランコ(PC)に求愛され、貞操の危機を感じているらしい。 い 五十音目次へ [遺跡] ★ 通常の意味で使われることもあるが、多くの場合、遺跡といえば「天航船遺跡」をさす。滅亡したといわれる汎銀河文明時代の遺失技術の産物が多く発掘されるため、盗掘されることが多い。内部には惑星掃討獣の卵や、未知の自動兵器があることが多く、素人が潜入することは危険。普通は浄化院の管理下におかれる。 [イノー] ★ 礁湖や礁池のこと。環礁にかこまれた浅い海域のこと。礁湖は深くてもせいぜい水深80メートル程度で、沿岸漁業や、タッキリュウなど魚食性恐竜の狩場として多用される。また、艦隊の泊地とされることも多く、各国の海軍根拠地とされているイノーも多い。暗礁が多いため、船舶がイノー内を航行する際には、水先案内人が必須である。多くの場合、アガニ属が案内人を務める。 人が徒歩で歩けるようなごく浅いイノーは、学術的には礁池という。 アガニなど海洋種属の生息する海域では、イノーに水上市場が建設されていることが多く、陸上種属との交易の場となっている。 う 五十音目次へ [御嶽] ★★★ うたき。三龍帝國や央天青における聖地のこと。龍神御嶽ともいう。アラガミ師や三龍人全般の精霊信仰、龍神信仰の場である。多くの村落は御嶽を中心として発展し、精神文化の中心である。祖霊信仰の場でもある。ガーグ正教などとは異なり、神殿などの施設は無く、たいてい巨石や森林の巨木などが自然のままの形態で聖地とされる。現地の龍神司(つかさ)によって神事がとりおこなわれる。男子禁制。また、マガツの遺骸が眠る場所も、ウタキとされることが多い。 [ウツロヒ] ★★★ 三龍戦騎RPGにおけるPCの基本的な立場。大人と子供の中間、見習い兵。アマミツヨでは成人儀礼として、一定年齢に達した子供をトモガミとともに修行の旅に送り出す風習があり、その旅をさす単語でもあり、同時に、その旅の最中である人物そのものを意味する単語でもある。 ウツロヒは、各地を放浪して、様々な民族紛争や武力衝突などの事件の解決を依頼される。依頼をこなしていく中で、自らの適性を見出し、就職先を決めることで、晴れて成人となる。ゲーム的には最終レベルに成長したキャラクターは成人となり、ゲームから引退する。 各種属とも、基本的な軍事教練を終えた後で、成人する前の子供をウツロヒに送り出すのが普通。したがって技術的にはかなりの戦闘能力をもっているウツロヒもいる。また、何らかの理由で、軍などに正式に入隊できない者も、成人年齢となってもこの立場に甘んじていることがある。 軍としても、正規の軍人でないウツロヒは利用しやすいため、熟練したウツロヒは、特殊部隊や傭兵として運用されることも多い。おおむねレベル5以上のPCはそうした傾向にある。 [ウツロヒ宿] ★★ ウツロヒを対象とした民宿。宿泊やトモガミの運用施設だけでなく、簡単な依頼の斡旋も行う。食堂もあるので、休日などはとくに、ウツロヒの憩いの場となっている。人家のあるところなら大抵どこでもある。退役したアラガミ師やシンテツ兵などが経営していることが多い。たいていはウツロヒ向けの簡単な仕事を斡旋してくれるが、まれに、軍を経由できない危険な仕事をもちこむ依頼人もいるので、ウツロヒ宿での仕事は注意を要する。 [ウミアガニ] ★★ 海棲のアガニ属の総称。マギケケルという巨大な植物船団に王国を築き上げ、アマミツヨ海を回遊して過ごす。好戦的。カワアガニ属と交流はしているが、マギケケル単位で交流の程度は異なっており、常に友好的な関係とは限らない。アラガミに龍化できる者もおり、海軍戦力の中核。中世までは食人風習を有しており、その戦闘能力とあいまって、広く恐れられた。 [海城京] ★★★ うんぐすくきょう。央天青の経済的な中心となっている商都。アカマツ百騎隊の駐屯地があることでも有名。人口およそ100万人で、さまざまな種属が暮している。三龍帝国風の建築が多く、赤瓦の木造家屋が目立つ。星覇居住区であるネコ街など、各国種属の居住区もあり、活気がある。公式リプレイにおいて、PCの冒険の拠点となっている。 え 五十音目次へ お 五十音目次へ [央天京] ★★ おうてんきょう。央天青の首都。高地帯の台地にあり、気温と湿度が低く、三龍人にとっては過ごしやすい。治安も良い。台風の被害を受けにくいため、建物も海城京よりも高めに立てられる傾向にある。有名な、巨大遺跡天航船アマオブネが都の中心部にある。約10年に一度、各国首脳があつまり、共榮圏大会議が開催される都である。第26話「アカマツ百騎隊、解隊命令!」にて冒険の舞台となった。 [央天青] ★★★ おうてんせい。三龍戦騎RPGの主な冒険の舞台となる群島海域。共榮圏とファーグニル連合の中間海域に設定された中立海域であり、その中心たる島をさす単語でもある。中立とはいえ、政治経済の中核は三龍帝國が担っており、行政区もアラガミ師が統治している。民間レベルではファーグニル企業の支社も多く存在し、ファーグニル系住民も多い。一般的に市民に武装が許されている地域が多く、治安は概して悪い。PCの冒険の舞台。 [央天湾] ★★ 央天青の海上輸送の中核をになっている央天港がある湾。海城京に面しており、中心街から徒歩で数十分程度。天青湾ともよばれ、そちらのほうが一般的な名称。巨大な海上都市・喜如羅市が湾内に浮かんでおり、非常に活気がある。諸国からの貿易品や犯罪者も多く流入し、しばしば冒険のきっかけとなる場所。 [オオマクガン] ★★ 巨大なヤシガニ。星覇王国に生息する。全長3メートル、体重1トンにもなる。家畜として、星覇たちに多用される。性質は温和で、食用のほか、輸送、乗用などに幅広く用いられる。地面に穴を掘ったり、木登りすることもできる。マクガンというのはヤシガニのこと。 [オナガカミナリ] ★ 尾長雷竜。大型の竜脚類の一種。地球で言うディプロドクスで、長い首と尾が特徴の、四脚の恐竜。流麗な姿態で、竜脚類をトモガミとするアラガミ師には人気がある。 [オニキス少佐] ★ リリー・オニキス少佐。第4話に初登場したNPC。ファーグニル連合軍に属する天魂で、黒百合の花弁を生やしている。軍服を着用しているが、天精花はやはり幼女型(金髪)。星界への帰還を強く望むあまり、古代シンテツ船を悪用しようとして、PCヒナナツやランコらと対立したことがある。 [乙揚羽] ★ おとあげは。ヌエビトのPC。三島キヨミと奉鈴の義を行い、彼女に奉仕するヌエビトとなった。飛竜に騎乗し、戦闘時は高い戦闘力を誇るが、いかんせんヌエビトの常として、変態的な性質があるのが難点。公式リプレイ「守れ! 千年化龍」に登場。その後も、キヨミに奉仕し続けているようだ。遊戯者は清水ラリー君。 か 五十音目次へ [ガーグ宗王国] ★★★ ガルナス・メイの自治領。王国とはいうが、全土にガルナス帝國の主権が及んでいる。200年前の戦争において戦後処理に失敗し、ガルナス帝國に編入されてしまった経緯がある。ガーグ正教を国教とし、各宗区を統治するのは牙洞院という宗教施設である。牙洞院は、管轄宗区の蘇龍機部隊を指揮監督する軍事組織でもある。 [ガーグ正教] ★★ ガルナス・メイの宗教。ガーグ宗王国の国教とされる。龍王ラナンガを主神とし、体系化された龍神信仰をおこなう宗教である。龍神信仰をおこなう点では三龍帝國の精霊信仰と同じだが、はるかに体系化され、教義が明確化された近代宗教の形をとっている。 ガーグ正教の基本的な教義としては、<赤の嵐>や<天魔>の再来への備え、生態系や自然の尊重、「龍道を歩め」すなわち、「龍王に近づくべく努力する」という3つが挙げられる。前2者は、共榮圏の精霊信仰全体に共通している概念だが、3はメイ独自の教義である。ガルナス・メイは、自らの蘇龍機を、多くの戦いを通じて完全なものに仕上げていき、自らも戦闘経験をつむことで、完全な龍神へと近づこうとするのである。ウツロヒに出る目的も、若いガルナス・メイに多くの実戦を経験させることにある。 メイは、蘇龍機を神に通じる存在として神聖視しており、整備作業は宗教的な礼拝の儀式ともなっている。蘇龍機を粗末に扱うことは許されない。蘇龍機に乗るメイは、その日その日、「蘇龍機の御体にお上がりさせていただく」のであり、搭乗前の機体点検では、操縦士も祈りを欠かさない。 [回転翼機] ★ ヘリコプターのこと。ファーグニル軍やファーグニル系企業軍などが多用する。固定翼機に比べると、構造が複雑で航続距離が短いが、垂直離着陸できるので、群島海域である共榮圏では便利である。 [牙牙牙王] ★★ ガガガオーと発音する。ガーグ宗王国の最高指導者であり、同時に牙洞院の最高位の神官をさす単語。位が低くなると「牙」の字が減っていく。 [核兵器] ★ ガルナス帝国軍は核兵器を保有しており、かつて、ファーグニル軍の核攻撃に対し、報復としてファーグニル都市への核攻撃を行った。これにより多大な被害が生じたため、それ以降、核の実戦使用は避けられている。 この論点については三龍帝国とガルナス・メイの立場は食い違っており、ガルナス軍は、必要ならば実戦において核の使用も許容されると考えているが、アラガミ師は絶対的に核の使用を拒絶している。 [拡張筐体] ★★★ かくちょうきょうたい。シンテツ兵の追加装備。戦車、飛行艇、輸送船などの形をした外部追加装備といえる。 通常、シンテツは陸上でしか活動できないが、筐体屋などでこの筐体を装備することで、その行動範囲を広げたり、積載可能な荷物を増やすことが出来る。基本的に、賃貸専用。辺境の村などでも、個人でこれをもっているシンテツ兵もいるので、調達はしやすい。シンテツ本体とは異なり、第二次大戦の兵器レベルのごく基礎的な機械工学によって製作され、大量生産されている。 [ガズモ] ★ ガルナス・メイのPC。奇妙な訛りとハイテンションが特色の、ガーグ教の宣教師。「愛ユエニー!」などと絶叫して周囲にウザがられる。神鰐型に搭乗し、遠距離戦闘を得意とする。公式リプレイではなく、ラリー氏GMのセッションにおいて清水三毛が作成した。 [火弾兵器] ★★★ かだんへいき。小銃、榴弾砲など、火薬によって銃砲弾を発射する兵器の総称。電磁兵器は現在の技術ではほとんど量産できないため、普通のキャラクターは火弾兵器のみを使う。ルール的には、火弾属性の武器と電磁属性の武器がある。実弾兵器とか実体弾という造語は、軍事的に不正確で誤解をまねくので、三龍戦騎では火弾兵器と呼称するのである。 [牙洞院] ★★ ガーグ正教の教会。神殿またはその組織そのものをさす単語。機刃衆は、みな特定の牙洞院に属しており、布教活動や、軍事行動に際して、その指揮監督を受ける。牙洞院の最高指揮官は、王国の統治者でもある<牙牙牙王>であり、地方宗区を治める<牙々王>がその配下にある。機刃衆が属するのは、地方宗区よりもさらに下位の行政単位である小宗区の牙洞院であり、その長は<牙王>と呼ばれる。ちなみに、PCとなるメイは、階位をもたない<牙信徒>(がしんと)である。 [牙鱗船] ★ がりんせん。ギョクガセ属が乗る独特な船舶。球形に近い形状をした、肉と甲殻の塊のような生きた船である。ギョクガセ属はたいてい船団を組み、共榮圏各地でムシオニを中心とした交易を行っている。ギョクガセ属の特異な言語体系のため、直に取引できるものは多くない。三島キヨミは、公式リプレイにおいて初めてギョクガセ属との意思疎通に成功した勇者である。 [ガルナス] ★★★ ガルナス帝國、またはガルナス人のこと。文脈により、ガルナス・ダガンまたはガルナス・メイのいずれかをさしていることがあり、うっかりどちらかの種属と勘違いすると、不興を買うことがある。外国人は注意したほうがよい。 [ガルナス・ダガン] ★★★ 種属名。ガルナス帝國の主な支配階級である爬虫人類をさす。地球人型ではあるが全身が甲殻と鱗におおわれており、平均的な三龍人よりも大柄。戦士としての礼節を重んじる文化を持ち、その生き様は、古代地球のブシドーを思わせる。マブイモチのダガンは竜撃大筒を携行し、武魂発動により、竜撃甲をまとって高速戦闘をおこなう。天魂を国家ぐるみで保護育成する方針を採っており、個人レベルでも天魂を守ろうとする者が多い。一部では変態呼ばわりされるがそんなことはない。 数値的には、装甲などは薄いが機動性が高く、また常に電磁属性の攻撃が可能という利点がある。貴族階級なので、交渉シーンでも何かと話を通しやすい。 [ガルナス帝國] ★★★ 共榮圏の西方にある封建君主国家。ガルナス・ダガンが統治する。三龍帝國ほど機械文明を拒否しておらず、シンテツ兵を多量に軍に編入しているほか、シンテツ艦などを保有し、強大な軍隊を有する。ガルナス・メイのガーグ宗王国を過去に自国領とした経緯で、現在でもメイ属とは政治的対立が多い。天魂の保護政策をとっているが、そのためにかつて国が滅びかけたこともある。 [ガルナス・メイ] ★★★ 種属名。ガルナス帝國に属してはいるが、ダガンとは全く異なる系統の爬虫人類である。三龍人でいう子供ていどの身長で、外骨格のような甲殻と羽毛をもち、鳥類に近い。三つの性をもつ。集団行動を好み、個人主義を嫌う民族傾向にある。メイのマブイモチは集団で蘇龍機を運用し、機甲戦闘を得意とする。常に群れており、鳥のような鳴き声がうるさいため、アラガミ師に嫌われたりする場面もある。 [艦載機] ★★ かんさいき。大型艦に搭載されている航空機、航空シンテツ、航空蘇龍機等のこと。航空機は海戦の主力であり、艦載機には、艦戦(艦上戦闘機)、艦攻(艦上攻撃機)、艦爆(艦上爆撃機)、水偵など、さまざまな機種がある。広大な海洋にて運用されるため、航法装置が陸上機よりもすぐれており、また着艦に耐えるだけの頑丈な機体をもつという特色がある。こうした特徴のため、艦載機から陸上機に転用されて成功する例もみられる。その逆は無い。 [環礁] ★★ かんしょう。円形や楕円形に広がる珊瑚礁のこと。礁の内側には、イノー(礁湖)が広がっており、艦隊の根拠地や、水上市場、沿岸漁業の場として用いられる。火山島の周囲に珊瑚礁が発達した後、地殻変動により島そのものが沈み、珊瑚礁だけが成長することにより形成される。珊瑚礁のみで形成された島なので、島の標高はごく低い。天魂がいない環礁においては、飲料水として、雨水の利用が重視される。この世界でよく見られる地形である。 [艦砲射撃] ★★ かんぽうしゃげき。軍艦の主砲や副砲で、陸上の目標を攻撃すること。 艦砲は、戦車砲などの陸戦兵器の砲に比べて、遥かに大口径で破壊力が大きいため、陸上目標に対して絶大な効果がある。また、大砲の砲弾はミサイルよりも安価で、電子妨害にも影響されない利点がある。ファーグニル軍が、味方の大部隊を上陸させる事前準備として、敵の陸軍陣地に対して行うことが多い。 大きな戦争でもないかぎり、戦艦などによる大規模な艦砲射撃は行われない。ルール的には、ダメージが大きすぎるので、たいていイベント処理することになる。ふつうのPCの武装では大型艦には立ち向かえないため、艦砲射撃を受けそうな状況下では、退避するのが正解である。戦艦を含む大艦隊の艦砲射撃が数日間ほど続くと、小さな島なら地形自体が変わってしまうとすら言われる。 き 五十音目次へ [喜如羅市] ★★★ きじょらいち。央天湾に浮かぶ巨大な水上市場で、10キロ四方(東京都中央区と同じ)の広さがある。アガニ商人が中心。様々な交易品や人々が集まり、とくにアガニ関係の情報収集で足を運ぶことの多い街である。貧民街もあり、治安は悪い。 [キズナ] ★★★ 本作では、ゲキとトモガミの心のつながりを意味することが多い。戦闘や重労働のあとにキズナ判定を行い、トモガミと意思を通わせて「武魂」を貯めることで、強力な特殊攻撃などが可能となる。 [軌道華族] ★★ きどうかぞく。衛星軌道上にいる上級シンテツで、地上のシンテツと対立しているらしい。アマノワタリを駆逐したのも彼ららしいとの説がある。地上シンテツとの間で戦争もあったらしいが、詳細は人類には伝えられていない。連合側と軌道華族の間に何らかの関連があるとの情報もある。 [機刃衆] ★★★ きばしゅう。蘇龍機を運用する組合であり、同時にメイの宗教組織の末端の単位でもある。数十羽ていどのメイで構成されており、蘇龍機の整備技術は、機刃衆ごとに代々の秘伝とされ、徒弟制で継受されていく。蘇龍機は大量生産は出来ず、遺跡から発掘した機体を修復して使うほかないため、その整備技術が重視され、こうしたギルドが発達した。機刃衆どうしでの対立抗争もよくみられる。 [機刃守] ★★★ きばもり。機刃衆の構成員をさす。メイのPCは基本的に機刃守である。機刃守は、さらに「機刃長」「機刃匠(きばじょう)」「機刃手(きばて)」に分類される。 各機刃衆の指揮官は「機刃長」であり、その下に、整備員である機刃匠がいる。機刃手は、整備員ではなく搭乗員であり、蘇龍機との共感能力に優れた素質をもつものが選ばれる。機刃手は最前線で活躍することが多い。 PCとなるメイは、機刃衆を継ぐ予定の若い「機刃手」であることが多い。彼らは、いずれ機刃衆を率いていくため、新たに発掘された蘇龍機を駆って、実戦訓練の旅(ウツロヒ)を行うのである。 [共榮圏] ★★★ きょうえいけん。帝政大三龍共榮圏の略称。ファーグニル連合と敵対する国家連合組織であり、PCは共榮圏に属する。色々な種属がともに栄えていくことを目的とする緩やかな国家連合で、たまに各国の代表者があつまって共榮圏大会議を開催する。 [キョウコツ] ★★ 人畜を捕食する機械生物の一群。シンテツ属と対立している。遺跡などに出没することが多いが、小型のものは人間などに擬態し、市街地に潜伏して人畜に被害をおよぼすこともある。 [恐竜] ★★★ アラガミ師のトモガミとされる生物のうち、陸生で、直立歩行する種。かつて地球の中生代に繁栄していた生物とほぼ同じだが、細部では違いもみられる。アラガミに龍化する能力を持たない「ナラズ」は、民間で輸送用などに飼育されており、街中で普通に大型恐竜の姿がみられるのが共榮圏の日常である。 世界設定の表現のため、地球の学名ではなく、三龍帝國名で表記されている。例えば、ダイテイリュウというのは、ティラノサウルスのことである。アラガミ師のプレイヤーは、恐竜博などで実際の化石を見学し、PCのロールプレイの参考にするとよい。 [ギョクガセ属] ★ NPC種属。ぶくぶくした肉の塊のような種属で、水晶球のような発光器官をもち、発光信号と粘液の化学組成の組み合わせにより意思疎通を行う。ムシオニの養殖技術をもっているのは彼らだけなので、アラガミ師やアガニなどは、ギョクガセ属との交易を行っている。お話に絡めやすい種属ではない。 [魚雷] ★★ 魚形水雷。大型の船を攻撃するための兵器で、水中を自走し、命中すると爆発する。水線下に命中するため、水圧の作用により、船舶に対しきわめて大きいダメージを与える。数発も命中すれば大型艦でも行動不能となる。小型艇からも発射できるので、大型艦にとっては、重大な脅威となる。 1発あたり数百キログラムもの重量があり、専用の発射管も必要なので、ふつうのトモガミには搭載できない。一定深度を潜航するため、小型の目標は攻撃できず、大型艦に対して用いられる。航空機や航空蘇龍機から発射できるものもある。 誘導する魚雷もあるが、共榮圏の海軍では、無誘導のものが未だに主流。その場合、まず目標に突撃肉薄してから、目標の航路を予測し、複数の魚雷を同時に発射する。PCレベルの小規模な海戦では使わない。 [魚雷艇] ★★ 全長30メートル前後の小型の高速艇に、魚雷を装備したもの。装甲は無く、小型・高速。水雷艇ともいう。 複数で敵の大型艦に接近し、魚雷攻撃を行う。小型ゆえに航続力はなく、外洋での運用には向かないため、沿岸警備用である。共榮圏は群島海域なので、ファーグニル軍だけでなく、三龍人の傭兵や、シンテツ兵が(拡張筐体として)多用する。魚雷を外し、機銃などを搭載して汎用の小型艇として使われることも多い。央天青でもよくみかけられる武装船舶のひとつで、PCが戦ったり、あるいは利用する機会も多い。 誘導弾を搭載した派生型(ミサイル艇)もあるが、共榮圏では一般的でない。 [機雷] ★★ 機械水雷。水上、水中、あるいは水底に設置され、目標を探知すると自動的に爆発する水雷兵器のこと。磁気、振動、接触などにより目標を探知する。いったん設置されると敵味方の区別なく起爆するため、地雷と同じく、恐れられている。数発が敷設されただけでも、その海域一帯が航行不能となるため、周辺諸国に与える経済的影響、心理的影響は絶大。したがって、日常生活や小規模な戦闘では使用されない。まれに、過去の大戦でファーグニル海軍が敷設したものが浮上し、被害を出すことがある。 設置後、一定時間の経過により自爆するものもあるが、ファーグニル軍は、そうした人道的な兵器は使わない。 [綺羅シュンカ] ★★ アラガミ師のPC。最初期から公式リプレイに登場し、現在では熟練したウツロヒである。短気で直情径行な性格で、すぐ交渉相手を殴る。とにかく殴る。ヒメテイリュウ「戦火」をトモガミとし、幾多の過酷な戦場をくぐりぬけてきた。アカマツ百騎隊では、もはや単なるウツロヒではなく、特殊部隊としての任につくことが多い。山場クイナとコンビを組んで作戦行動を行うことが多く、二人の珍妙なやりとりは見ものである。 綺羅家の末姫であることを誇りとしているようだが、実は養子らしい。優れた龍魂をもつ者を養子として後継者とすることは、武勲を尊ぶアラガミ師の家系では、よくみられる行為である。遊戯者は清水ラリー氏。 [キヨミ] →三島キヨミ [近接航空支援] ★ きんせつ・こうくうしえん。地上部隊の要請を受けた航空機や航空アラガミが、味方と交戦中の敵部隊を攻撃する航空作戦。正確な座標を知らせておかないと、まとめて味方まで誤爆されるおそれがあり、高い技術が必要。むしろ誤爆は近接航空支援のお約束ともいえる。ガルナス・メイなど、共榮圏には、個人レベルで近接航空支援を依頼できる例もある。 く 五十音目次へ [クイナ] ★★ 山場クイナ(やんばくいな)。PC、アラガミ師の少女。おでこが目立つ。寡黙だが、ときとして鋭いツッコミをしたり、断固としてはいるが突飛な行動に出て、周囲を驚かせたりする。綺羅シュンカと同じ部隊に配属されることが多く、シュンカとともに、公式リプレイ序盤から数々の活躍を見せる。堅頭竜に騎乗する。装備は白兵戦に特化している。遊戯者は清水あつし氏。 [空中艦] ★★ ガーグ宗王国の航空戦力。ありていにいえば、空飛ぶ軍艦。天航船遺跡からとりだした反重力発動機を流用し、艦体のみ現代の技術で建造した飛行軍艦のこと。小型のものから突撃艦、守護艦、戦艦に分類される。後者ほど機動性はおとるが火力・防御力が高い。蘇龍機の母艦となるほか、多くの火砲や、シンテツ拡張筐体を搭載する。機刃衆の母艦とされていることもある。 現在ではエンジンは量産できないため、大量生産できるわけではなく、空中艦を保有する機刃衆は、それなりの古参か、有名どころである。ファーグニル軍の最新軍用機にくらべると機動力が大幅に劣るため、現代では、空戦の主役とはならない。央天青の港湾では、水上船舶の上空を、空中艦が飛行していくのは良く見られる光景だ。 [空中戦車] ★ 三龍人は、攻撃ヘリコプターをこう呼ぶ。装甲、対地用の火力にすぐれ、陸上のウツロヒにとっては天敵ともいえる機種。ファーグニル軍や、資金が潤沢なファーグニル系傭兵部隊などが使用する。優秀な対空兵器をもたない限り、交戦すべきでない。 [クカ・ル・6666・カムカム] ★★ テダ・ハベルのPC。通称クカ。ロロンをトモガミとする。ハベルの例にもれず、好奇心旺盛だが享楽的な性格。意外と毒舌家。小柄な身体や数々の偵察系技能を生かしての隠密行動や、龍化後は、高高度からの熱線による大遠距離狙撃を得意とする。遊戯者はラリー氏。 [駆逐艦] ★★ くちくかん。戦闘艦のうち、もっとも小型で、機動力にすぐれる艦種。全長100メートル前後、1500トンていどのものが普通。対艦・対空両用の主砲で、対空・対艦戦闘をこなしたり、敵の潜水艦や魚雷艇を駆逐する護衛任務、敵の主力艦に肉薄して、魚雷攻撃などの任務を遂行する汎用艦。装甲はなく、機動性が重視されている。軍艦のなかでは、もっとも多く建造される種類であり、戦時においては消耗品扱い。 もともと、潜水艦や魚雷艇を駆逐するための艦だったためこう呼ばれる。軍艦としては小型で運用しやすいため、軍払い下げの駆逐艦が、ファーグニル系傭兵、企業などに多用されている。駆逐艦そのものをウツロヒ宿としている退役シンテツ兵などもおり、見かける機会は多い。 小型とはいえ戦闘艦なので、その主砲は、陸戦兵器で言えば戦車砲に匹敵する破壊力があり、ウツロヒにとってはまともに戦える相手ではない。ガルナス帝國海軍では、シンテツ駆逐艦を多数配備している。 [クリュウ] ★★ 狂竜。戦闘適応に失敗して異常な形態を獲得したシンリュウのこと。マガツとは違い、従前のゲキとトモガミの関係は維持されており、戦闘能力も向上するが、社会的に迫害を受けてしまう。原因は、戦闘適応における遺伝子書き換えの誤りなのだが、共榮圏では悪行の報いと考えられている。アラガミ師だけは、自らの同胞として、クリュウやクリュウ繰りに対して偏見をもたないことが多い。 [クリュウ繰り] ★★ ゲドウ繰りの一種で、クリュウを使役する人々のこと。ひっそりと暮らし、アラガミ師の戦闘適応を執り行うことで地域社会に溶け込んでいるが普通で、アラガミ師やアガニは戦闘適応するさいに彼女らに技術的な援助を受ける。社会から逸脱し、犯罪行為に走るクリュウ繰りもいる。 [くわえ投げ] ★ アラガミ師・獣脚類の専用技能。白兵戦において、目標一体にかみつき、ふりまわしてから手近な物体に叩きつけることで、より大きな打撃を与える技能。ただしプレイヤーが具体的にどのようにかみついて叩きつけるのか一定時間内に宣言しなければならない。破壊力はかなりのもので、獣脚類アラガミ師は多用する。 [軍艦] ★★★ 戦艦、巡洋艦、駆逐艦、蘇龍艦、シンテツ艦、輸送艦、空母などの総称。軍の指揮に属し、国旗をかかげ、主権のおよぶ領土の延長として国際的に礼譲される対象である。その運用や航行においては国際法が適用される。ファーグニル海軍やガルナス帝國軍が主として用いる。 [軍隊] ★ 三龍共榮圏の軍隊は、軍民の区別があいまいで、原始的な側面を残している。また、色々な種属の混成部隊が有事に編成されるため、通常の軍隊とは、かなり異質である。基本的には、ファーグニル軍に比べると、指揮通信などの面で問題もあり、積極的にファーグニル領土に侵攻することはしない。基本的に共榮圏の軍隊は防衛に徹しており、ファーグニル軍が侵略してくるので仕方なく戦う、といったイメージである。 共榮圏を守る戦士として、軍人は民間人から尊敬されていて、憧れの対象である点に、注意が必要である。社会的にも、正規軍の軍人であると、様々な特典を得られるのが普通である。 け 五十音目次へ [ゲイオース] ★★ 全長150m、戦闘重量2,200トン(訳)の空中艦。突撃艦であり、空中艦のなかでは小型の艦。艦長は、年老いたメイNPC、カラ・サシバ。 天世歴3050年に建造されたギャオース級突撃艦から主砲と艦首衝角を撤去し、空力性を高めた流線型装甲を採用したゲイオース級突撃艦の一番艦。3060年に進空した。ゲイオース級突撃艦はレンガ戦争中に15隻が建造されたが、ゲイオース以外はすべて撃沈されている。 現在では宗王国軍の軍籍を離れ、いちおう民間機刃衆船籍で登録されている。電子兵装が建造時のものより大幅に強化され、対空電探と連動し、対空弾幕を展開する。蘇龍機2機、航空拡張筐体4機を搭載可能。最高速度は時速300km。火薬式カタパルトを一基、後部甲板に装備する。 第16話に登場し、キヨミたちを乗せて、激しい空中戦を展開した。その後もPCを助けに再登場したりしている。 全長:50乾目 戦闘重量:6,600権目 兵装:8丸対空機銃6門、42丸2砲身連装両用砲一門、対空誘導弾発射機6機 機関:(浮揚用)三級制限反重力発動機×2、(推進用)カルダシェフ87式22型発動機×6 乗員:200人 [軽機] ★★★ けいき。軽機関銃の略称。兵士一人が持ち運ぶことの出来る機関銃。小銃よりは重く、10キログラム前後が普通。弾薬は小銃と共通だが、ベルトリンク給弾・大型の箱型弾倉・交換可能な銃身を用いるため、連射性能が高く、火力は小銃の10倍以上にもなる。ニ脚つきで、陣地や車輛にすえつけて使用できるのが普通。装甲車輛や星覇などに対してはほとんど効果がないが、いちおう対竜戦闘も可能な機関銃として、ふつうにウツロヒが携行したり、体力のないトモガミが装備したりする。映画「プライベート・ライアン」の冒頭で、連合軍を迎撃していたドイツ軍機関銃もこれの一種。 [ゲキ] ★★★ 覡。トモガミと深く関係し、キズナを結ぶ人間のこと。ゲキは、必ずマブイモチである。ゲーム的に言えば、プレイヤーが演じるキャラクターのこと。深く考え出すと、種属ごとに関係性が異なっていたりして、混乱を招くことがある概念。 [ケダマサマ] ★★ 毛玉様。毛球神(マォチューシェン)ともいう。シンニャンを生み出すための生きた工場である。アマミツヨ入植初期、「伝道者」によって創造されたらしい。外見は、直径数十メートルの毛のはえた球体で、豪星団が世話をする。頂上部に丸い口があり、星覇の毛を入れると、下部の排出口からその星覇の遺伝形質をもつシンニャンが生まれる。ウツロヒに出る戦士階級(マブイモチ)の星覇は、旅に出る前に、まずケダマ様にシンニャンを授からねばならない。通常、1回の儀式で生まれるシンニャンは一人で、成長時にもらうには、またケダマ様を訪れる必要がある。授与されるには、豪星団の審査を受けねばならない。繊細な内分泌系をもち、化学物質などに対して脆弱である。 [ケヅメカモリュウ] ★ 蹴爪鴨竜。鳥竜類の一種。地球で言うイグアノドン。草食性で大人しい性質だが、非常時には、前脚の親指にある鋭い指で戦う。群れが暴走しておもわぬ大事故を引き起こすことがある。民間でも、乗用や輸送用に、幅広く飼育されている恐竜で、よくみかけられる。 [ゲドウ繰り] ★★ 外道繰り。クリュウや攻竜兵など、共榮圏において、人畜にとって危険な戦闘生物を使役する人々をさす単語。魔物を使う者、ていどの意。犯罪者である場合もあるが、クリュウ繰りのように、アラガミ師などの戦闘適応をとりおこなう儀式を行う者もおり、一律に扱われる存在ではない。また、一般人には恐れられるが、とくにクリュウ繰りは、その出自のため、アラガミ師には畏敬の念で扱われたりと、社会的な地位に温度差がある。 [化龍] ★★★ けりゅう。ヌエビトがトモガミとする大型爬虫類。大別して、四頭竜(しずりゅう)、地竜、天竜、飛竜に分けられる。恐竜や天魔の遺伝子から合成されたとおもわれ、古代地球の神話に登場するドラゴンやワイバーンに類似する。環境適応力、繁殖力、戦闘力の点でアラガミに及ばず、アマミツヨ恐竜に道を譲った。ムシオニを装備することで多彩で高い戦闘力を示すが、竜紋を展開できず、大出力電磁火器ももたないため、アラガミには一歩及ばない。アラガミとは異なり、ゲキは、化龍の体内にある「化宮」(けぐう)とよばれる器官に搭乗する。 [堅頭竜] ★★★ けんとうりゅう。いわゆる石頭恐竜。地球でいうパキケファロサウルスなど。草食性。発達した頭骨をもつ。アマミツヨにおいては、闘争本能は旺盛な個体が多い。 [玄武] ★★ げんぶ。全長400メートルにもなる巨大な蘇龍機の一種で、蘇龍戦艦ともよばれる。過去の大戦で建造されたが、休眠状態のまま、ガルナス帝国のある島に遺棄されていた。その後、再起動されて現在はガルナス帝國の管理下にある。主砲は46センチ級の火弾砲で、対艦戦闘では絶大な威力を発揮する。本来の主砲は、頭部に内蔵された熱核粒子砲だが、使用する機会はあまりないようだ。リプレイ「ぼくの発掘戦艦」参照。 こ 五十音目次へ [鋼化竜] ★ サイボーグ化手術を受けた恐竜のこと。ファーグニル連合軍が、浸透工作のために作り出したもので、恐竜に擬態して共榮圏に潜伏し、破壊工作などを行う。鋼化竜部隊は、専門の工作部隊として組織されており、ファーグニル軍内部でも特異な地位を占めている。PCと敵対することが多い。NPC数値としては、ふつうの恐竜に、隠匿できる火器を複数搭載したかんじで作成すればよい。公式リプレイ第3話にはヒメテイリュウの鋼化竜が登場し、PCと交戦した。 [攻撃機] ★★ 対地・対艦攻撃を行う航空機や航空蘇龍機などの総称。戦闘機に比べると低速だが、対空砲火を受けやすいため、装甲や生存性を重視した頑丈な機体が多い。弾薬搭載量も多く、攻撃力が高いので、陸上ウツロヒにとっては、敵にまわすと厄介な相手である。速度が遅いのでしつこく攻撃を繰り返してくる点も陸上ウツロヒにとって脅威。 [豪星団] ★★ ごうしんだん、と読む。星覇王国奥地の数箇所に存在するケダマ様の神殿を警護する精鋭星覇部隊。その他、特に強力な戦術生物などの討伐や、困難な軍務にあたるが、基本的に王国防衛の要であり、国外で活動することは少ない。 ふつうの星覇とは異なり、特殊な武具を使い、絶大な戦闘能力や特殊能力を誇る。毛華京を警護する豪星は、「翠花」「桃花」「泡花」の三人娘で、それぞれ新米星覇のシンニャン授与試験の試験官、ケダマ様の警護、シンニャン玉の取り上げを担当している。PCでも、一定の条件をみたすと豪星団に入隊し、武具を獲得することができる(追加設定「豪星団」参照)。 [光風] ★ こうふう。小説「三龍草子」に登場する少女星覇の名前。素直な性格で、まだまだ未熟なウツロヒではあるが、シンニャンのナナミとともに頑張って旅を続けるのであろう。第一話で、ファーグニルの河川砲艦と交戦している。作者である清水三毛が、以前、プレイヤーとして参加したさいに作成した星覇PCを元にしている。 [豪嵐] ★★ ごうらん。赤道上を周回する、超大型の永久台風。アマミツヨの赤道上には大陸が無く環赤道海流が存在するため、熱帯性低気圧が巨大化する。かつての地球上の台風は、あくまでこれの「子供」にしか過ぎない。豪嵐のため、ウミアガニも海洋遊牧種属となっており、アマミツヨ生態系に大きな影響を与えている。豪嵐が接近すると、すさまじい暴風によって建造物などが破壊されるのはもちろん、接近するだけでも電子妨害が生じ、無線や電探が使えなくなる。 [攻竜類] ★★ こうりゅうるい。天魔のなかでも、アラガミと匹敵するか、それ以上の強力な龍をさす分類。上位天魔の同義語である。恒星間戦闘とそれに付随する惑星上戦闘に適応した「戦略生物」であり、旧時代の銀河文明を崩壊させた生物種とされる。絶大な戦闘能力をもつ。アラガミ師やヌエビトは、これに対抗するために創造されたという。 龍王教導院のもつ資料によると、攻竜類は、大型の種から、「大龍母」「大攻竜」「攻竜騎」「攻竜兵」に分類される。攻竜兵、攻竜騎クラスの個体は、まれに復活し、アラガミ師などと交戦することがある。大攻竜は、非公式記録ではあるが、アカマツ百騎隊の綺羅シュンカと山場クイナが遭遇したとの情報がある(リプレイ第三話「星々からの呼び声」参照)。 [金剛神] ★★ 蘇龍機の暴牙形態のひとつ。防御力が向上する。 さ 五十音目次へ [ザン・姫神] ★ NPC。ファーグニルの血をひく17才の少女。長い金髪が特徴的。ファーグニル軍の特殊部隊に属し、潜入工作を行う。鋼化竜「ヤミツルギ」に騎乗する。公式リプレイ第5話にて、シュンカらと交戦した。ファーグニル名は、ザン・ゼタ・フォスター。 し 五十音目次へ [志星連絡会] ★★ しせいれんらくかい。天魂の交流組織。大きな街の目だたないところに支部があり、諸国からの様々な情報が交換されている。人脈形成のために、日々天魂はこの会に集い、薄暗がりのなかで栄養液を吸収しながら政治談議に華を咲かせる。ファンタジーRPGでいう盗賊ギルドのように、天魂のキャラクターは情報収集に使うと便利かもしれない。 [疾風神] ★★ しっぷうじん。蘇龍機の暴牙形態のひとつ。機動性、行動回数が向上。ゲーム的には最も使い勝手のいい暴牙形態といわれることも。 [重機] ★★★ 重機関銃の略。トモガミや車輛用の火器として、ごく一般的な機関銃。普通、40キログラム以上にもなる。運用には3人以上の人員が必要だが、ウツロヒは普通に一人で扱っている。陣地などにすえつける場合は三脚架を装備する。航空蘇龍機や戦車などに搭載される型もある。 非常に基本的な火器のため、陸海空軍いずれにおいても、重機関銃の構造や弾薬は共通にするのが普通。口径は12ミリ程度のものが多く、大口径で射程が長いので遠距離狙撃に使われることもある。目視で対空射撃に使われたり、艦船の自衛用に設置されることもあり、非常に汎用性が高い。PCも見慣れている。 対戦車用、対蘇龍機用としては火力不足だが、軽装甲目標や、恐竜など通常の生物に対しては十分な火力を発揮する。ふつうの人間が被弾すれば即死させる威力があるが、星覇などには殆ど通用せず、三龍戦騎の世界では、豆鉄砲のような扱いである。 [獣脚類] ★★ じゅうきゃくるい。ティラノサウルスやヴェロキラプトルといった肉食恐竜の仲間。この類に騎乗するアラガミ師は、戦闘志向の者が多い。獣竜(けものりゅう)ともいう。 [舟艇] ★★ しゅうてい。小型の船の総称。央天青は群島海域なので、PCレベルでは、大型艦よりも舟艇に乗って海を渡ることが多い。武装も、対艦兵器よりも対舟艇用が普通である。 [シュンカ] →綺羅シュンカ [巡洋艦] ★★ じゅんようかん。大型戦闘艦のうち、駆逐艦より大きく、戦艦より小さいもの。艦隊の準主力。あるていどの機動性と装甲を兼ね備え、外洋航行能力も高く、海外領土に対してにらみを利かせる機能ももつ。主砲や対艦誘導弾にて、敵の主力艦や、航空機を攻撃する。全長180メートル前後、排水量8千トン程度のものが、共榮圏のシンテツ巡洋艦、ファーグニル海軍では標準的。 巡洋艦のなかでも大型のものは重巡(じゅうじゅん)、小型のものは軽巡(けいじゅん)と分類されたりもするが、時代や軍によってその分類はまちまちで、概念としてはあいまいである。 ウツロヒの日常的な任務では、ほとんど交戦することはない。海軍の大規模な式典や、親善寄港などで目にする機会がある程度。主だったシンテツ巡洋艦は、海軍の象徴として、一般市民にも親しまれている。 [浄闇主義] ★★★ じょうあんしゅぎ。「大浄闇」を神の与えた奇跡として崇拝し、ふたたび「天魔」をアマミツヨに襲来させることで、アマミツヨを滅亡させようとする考え方、およびその信仰。アマミツヨそのものを滅亡させかねない危険な反社会的思想であり、浄闇主義者のみが支持する。共榮圏の価値観からすれば、絶対悪といえる。 [浄闇主義者] ★★★ じょうあんしゅぎしゃ。浄闇主義思想を支持する秘密結社構成員。テロリスト。古代から存在し、社会のあらゆる階層に浸透しているといわれる。かつての「ハベル狩り」を引き起こす発端ともなった。天魔を召喚することにかけては手段をえらばない。 ファーグニル、共榮圏をとわず、また、業種、社会階層を超えた幅広い構成員を擁する。ハベル狩りの終結とともに、三龍帝國軍による浄闇主義者の摘発がおこなわれ、天世歴1912年の浄化院反乱事件後の徹底的な取り締まりの後には、浄闇主義結社は壊滅したとおもわれていた。しかし、近時の惑星掃討獣復活事件の増加などの背景には、浄闇主義者の暗躍があるとの指摘もある。 公式リプレイでは、「浄闇よりの使者」にて初めてその存在が示唆され、以後、キャンペーンを通して重要な悪役として登場している。 [浄化院] ★★ 古代遺跡から発掘される物品の管理を行う研究機関。ツカサ国をこえる帝國全域に捜査権をもつ、三龍帝國王府直属の準軍事組織でもある。天航船や古代遺跡に巣食うキョウコツなどの掃討作戦、遺跡の調査、遺物の回収、保全、盗掘の防止などをその任務とし、精鋭アラガミ師などで構成される。天世歴1912年に反乱事件を起こし、共榮圏に甚大な被害を与えたため、現代では権限は縮小されている。反乱事件の背景には、「浄闇主義者」の影響があったといわれる。 閉鎖的な体質をもつ組織であり、情報開示などはめったに行わない。広範な捜査権をもつが、収集した遺失技術の独占、軍事転用などが裏で行われているという噂もある。遺跡が新たに発見されると、キョウコツ等掃討作戦の支援をPCに依頼してくることがある。(強力な敵がいないとわかっている場合にのみ) [小銃] ★★★ しょうじゅう。ライフルのこと。歩兵やウツロヒの基本的な武器。狩猟用など、生活用具としても、ごく普通にみかけられる。軍用としては、連射の出来る小銃(突撃銃)が一般的。 [上陸用舟艇] ★★ じょうりくよう・しゅうてい。海岸に自力でのりあげ、兵士、兵器などを揚陸するための小型の船舶。浅瀬でも運用できるよう平底で、あるていどの装甲を有する。ファーグニル軍が、侵攻作戦において多用する。外洋航行能力はないため、上陸地点の近海まで、揚陸艦に搭載されて運ばれる。平時においては余り見かけることはないが、共榮圏の軍記物語によく登場するため、一般人にも馴染み深い名称。 [シンテツ兵] ★★★ PCにできる種属のひとつ。外宇宙から飛来した金属生物「シンテツ」の機体に、人間の脳を移植したもの。「赤の嵐」に対抗するために創造された。外見は、金属製の甲殻類のような型が多い。機体の外部に「拡張筐体」を装備することで、さまざまな車輛や航空機に形態を変更することが出来、汎用性が高い。アラガミ師に比べると地味な印象があるが、実際には通常火力が高く、また、金属生物としての特性を生かせば活躍できる種属である。 [星覇] ★★★ シンハ。種属名。この発音は日本語ではなく中国語のそれに近いため、文中でも表記と発音が日本語に準拠していない。猫科動物に似た遺伝特性をもつ、美しい人型種属。女性のみが存在する。森林に棲み、金色の毛並みに、鮮やかな色合いの縞模様を有する個体が多い。同性、異性問わず、他種族と交配することができ、豊穣を旨とすることで有名。PCにできるが、演技の難しさからいって、やや上級者向け。 マブイモチは、トモガミとしてシンニャンをつれている。白兵戦能力がきわめて高いが、論理的思考力や労働意欲に欠け、また複雑な装置を扱えないという極端な種属特性をもつ。要するに野生的でアタマは悪いのである。 [シンニャン] ★★★ 星娘と表記される。星覇のマブイモチが使役するトモガミ。ネコ系の特色をもつ獣人幼女の形態である。外見は星覇属の子供に似るが、「光り角」がなく、様々なニャンポウを駆使する。ゲキの遺伝子を使ってケダマサマにより生み出されるが、品種ごとに性格に違いがある。最初のうちは、人に慣れやすい品種のシンニャンをお供にするのが無難。 [シンリュウ] ★★★ アラガミとなる素質をもつ爬虫類全般を指す単語。例えば、同じ種の恐竜であっても、単なる恐竜にすぎない個体と、アラガミ師とキズナを結び、龍化できる個体とが存在し、後者がシンリュウとよばれる。 す 五十音目次へ [水上機] ★★ すいじょうき。水上戦闘機、水上偵察機など、水上からの離着陸が可能な航空機などの総称。アマミツヨは海洋惑星なので、とくに技術力の低い共榮圏では多用されている。シンテツ兵PCは、水上機の拡張筐体を積極的に使用するとよい。 [水戦] ★★ すいせん。水上戦闘機の略。フロートをつけて離着水可能となった戦闘機やシンテツ拡張筐体のこと。ふつうはレシプロ機(プロペラ機)である。離島の防衛用などに配備される。陸上基地がない海域では便利なので、民間でも多用される。共榮圏では日常的な航空機。飛行性能は、ふつうの戦闘機よりは落ちる。 ファーグニル軍は、航空基地の設営能力にすぐれ、またジェット戦闘機を運用可能な大型空母を保有しているので、水戦はほとんど使わない。 [水偵] ★★ すいてい。水上偵察機の略。巡洋艦や戦艦に搭載されるフロートつきのレシプロ偵察機で、射出機(カタパルト)により打ち出され、任務終了後、母艦の付近に着水して回収される、といった運用法がなされる。着弾観測任務などに使われる。二人乗りていどの小型機が多い。 共榮圏では日常的に民間も含めて多用されており、ごく普通にみかけられる。これや水戦のシンテツ拡張筐体は、戦闘以外でも情報収集などにも使用できて便利である。なお、ファーグニル正規軍においては、ターボプロップエンジン搭載の大型哨戒機が偵察任務に用いられるため、水上偵察機は旧式とされる(傭兵部隊や企業警備軍では今日でも使用している)。 [水中戦] ★ 海洋惑星が舞台なので、ゲーム開発当初は水中戦ルールが多用される予定だったが、実際にはほとんど使用されなかった。海軍編にこうご期待。 [水雷兵器] ★★ すいらいへいき。水中で爆発して敵を攻撃する兵器の総称。機雷、爆雷、魚雷など。共榮圏ではよくみかけられ、一般人でも馴染み深い兵器。ふつうは大型艦を目標とするものだが、共榮圏においては、個人単位で運用できるよう小型化された機種もある。 せ 五十音目次へ [西桃海自治区] ★★ せいとうかいじちく。央天青の西方にあるヌエビトの自治区。当のヌエビトは支配されることに喜びを感じる種属なので、自治を三龍帝國によって承認されたときには、「なんで自治を認めるの」「支配されていたいの!」などと激しい抗議デモが起こった。一部の他人種の人権派運動家が独走した結果誕生したといえる自治区であり、種属特性を考えない価値観の押し付けが失敗するという好例、と歴史家に評されている。治安は悪く、貧民窟が目立つ海域となっている。 [セルゲイ] ★ NPC。ヘリオス重工業・央天青南部支店の支店長。ファーグニル系の男性(60歳)。希少金属の採掘のためにアガニなどを虐殺しようとした。第6話で、シュンカと交渉中、いきなりシュンカに殴られた。本国から艦隊を呼び寄せるも、シュンカらの活躍によって艦隊は壊滅し、その後更迭された。 [戦艦] ★★ せんかん。戦闘艦のうち、もっとも大型かつ重装甲、大火力のもの。存在そのものが政治的圧力として機能し、平時においては外交戦略において用いられる。主砲の射程が長く、遠距離から、敵の主力艦などを攻撃する。対地砲撃においても、主砲の火力は絶大な威力を発揮する。機動性は低く、運用面において柔軟性にかけることが多い。 ファーグニル連合内部では、すでに航空機と誘導兵器が主力であり、戦艦は時代遅れとされているが、共榮圏にとっては未だに重大な脅威である。 シンテツ艦艇を重視しているガルナス帝國などでは、主だった戦艦や蘇龍戦艦の名は、一般市民のだれもが諳んじるほど、広く親しまれている。海軍だけでなく国家の象徴であり、ごく限られた数しか建造されない。シンテツ戦艦やファーグニル海軍では、全長200メートル、2万トン程度のものが普通。 [戦闘機] ★★ ファーグニル空軍ではジェット戦闘機も普通だが、共榮圏や民間の傭兵などは、コストや技術力の問題から、まだまだレシプロ(プロペラ)戦闘機も多く用いている。戦闘機とはいっても、爆弾などを搭載して対地攻撃や対艦攻撃が可能な多目的型の機種も最近は多いので、注意が必要である。戦闘機は移動速度が速いため、対空用の電探と射撃統制装置をもたない場合、地上からの攻撃で撃墜することは難しく、ふつうのウツロヒなら逃げるか隠れるほかない。 [戦車] ★★ ファーグニル軍陸上機甲戦力の主力。装甲、火力、機動性にすぐれ、近距離での砲戦を行う、陸戦兵器の花形。歩兵の支援を行うこともある。特に最新型戦車の120ミリ級の主砲は強力であり、厚さ100センチの鋼板を撃ちぬく威力をもつ。最大級の恐竜であっても、主砲の一撃でほぼ即死する。走行中の射撃であっても、コンピュータで照準を行い、初弾から命中弾を得られる。最新型の戦車は時速70キロもの高速で走行し、機動性も高い。 ウツロヒではまず勝てる相手ではなく、陸上NPCとしては、天魔をのぞけば最強の部類。見かけたら逃げよう。幸い、これほどの戦力が、央天青に揚陸されることはめったにない。機種にもよるが、全長9メートル、重量60トン程度。企業の警備部隊や傭兵などが使う戦車は、払い下げの旧式のものが多く、性能的にも劣る。 [千年化龍] ★ せんねんけりゅう。数百年以上いきた年経た化龍は、その戦闘経験と発達した龍魂体により、強力な戦闘能力をもつ。これを千年化龍という。多くは金色の鱗をもつ。むやみに人を襲うことはなく、滅多に目撃されない。現地では、守り神として崇められていることが多い。 ファーグニル軍(の一部部隊)では、アラガミよりも捕獲・研究が容易と考えられ、積極的に化龍類の研究を進めており、千年化龍は最優先研究対象である。公式リプレイ「守れ! 千年化龍」に登場。 [戦略生物] ★★ 戦略兵器に匹敵する戦闘能力をもつ生物のこと。通常は、上級のアラガミや、攻竜騎以上の大型天魔をさす単語である。兵器としての生物が異様な発展を遂げたアマミツヨならではの軍事用語。 そ 五十音目次へ [装火点] ★★★ トモガミや車輛に武装を装着する箇所のこと。装火点が多いトモガミほど、たくさんの武装を搭載できる。いわゆるハードポイントのこと。これの数が、通常時の戦闘能力を左右する。ゲーム的には、武魂発動が強力な種属ほど、装火点は少ない傾向にある。 [蘇龍戦艦] ★★ ガルナス・メイが保有する艦艇の一種。蘇龍機と共通する遺失技術を用いた大型の航空機または艦艇で、蘇龍機の母艦などとして機能する。戦時には、共榮圏の強力な戦力となる。「玄武」もこれに分類される。 かつては様々な艦種が建造されたというが、現在では、それらを維持するのが精一杯という技術水準にあり、稼動されることは滅多にない。目撃したことのあるアラガミ師は稀である。 [蘇龍洞] ★★ そりゅうどう。太古の昔に伝道者が地中深くに隠し、あるいは遺棄したとおもわれる蘇龍機の部品を発掘する地下施設。炭鉱のようなイメージ。蘇龍機はここから発掘された部品で建造される。坑口周囲の地上には、工場や機刃衆の宿舎をふくむ洞下街(どうかまち)がひろがり、おもにメイや坑婦星覇による閉鎖的な共同体を構成する。 鉱山に似ており、露天掘りの洞をのぞいて、多くは数百メートルの斜坑から、はるか地中深くの水平坑につながっていく構造である。水平坑は、採掘を行う現場である切羽へと通じており、掘削機刃衆が昼夜をとわず、三交替制で坑道を掘り進めている。 メイの科学力により機械化が進んでおり、おおくの作業用蘇龍機やシンテツが作業を行っているが、落盤事故や粉塵爆発といった危険を伴う施設である。牙洞院の決定により、有力な機刃衆に多くの坑道や切羽が配分されるシステムとなっているため、それぞれの機刃衆は互いに収益をめぐってしのぎを削る。地域によっては、採掘、精錬時に排出される有害物質が汚染問題をひきおこし、民族対立に発展していることもある。第18話参照。 五十音目次へ |
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