三龍戦騎


テダ・ハベルのトモガミ

 龍魂系のキズナ技能によりキズナ判定をおこなう。

●トモガミの搭載重量制限
 ハベルのトモガミは小型なので、一切の武装・装甲を搭載できない。攻撃力、防御力はフィーダマに左右される。

 ●飛行
 すべての翼竜類、およびロロンは、飛行可能である(従って個々の諸元では飛行可能であると記されていない)。本来の翼竜は、離陸のためには上昇気流や滑空を必要とする。しかし、ハベルのトモガミとなった翼竜は、ハベルの大気分子制御術により、爆発的な風圧を生じさせることで、垂直離着陸が可能である。離着陸の判定は不要。通常時の飛行による移動能力は、普通の鳥類や、陸上の恐竜と同程度である。航空機ほどは行動できない。航空機や蘇龍機に対して空戦は行えない点に注意。
 翼竜は、長時間、陸上を歩いて移動するのは苦手である。1時間歩行するごとに、生命1を消費する。地上では、すべての翼竜は、動1として扱う。

 飛行可能な羽毛恐竜についても、飛行性能は同様としてあつかう。ただし、陸上歩行も得意なので、地上でも空中でも、「動」の値は変化しない。

 ●テダ・ハベルによる強化
 ナラズ翼竜は、翼開長7メートルにもなる大型種でさえ、体重はわずか15キログラムほどであり、体格は貧弱である。しかし、ハベルのトモガミとなった翼竜や羽毛恐竜などは、ハベル素子を体内にとりこみ、その組織が強化されている。これは、そうしたトモガミは、小型であっても、同キズナレベルの中型恐竜トモガミと同じ程度の生命を有するという規定により表現されている。

●トモガミ一覧
 ハベルのトモガミは、多種の生物にわたる。アマミツヨでの天魔との戦いの初期に、アラガミ師ではトモガミとできない小型の動物を、幅広くトモガミとするよう遺伝子調整されたからといわれる。
 大別すると、「翼竜類」「羽毛恐竜類」「その他の生物」にわけられる。その多くが飛行可能であり、帝国軍において重要な航空戦力となる。

 翼竜類
 地球では中生代に栄えた、空を飛ぶ爬虫類。主竜類に属し、恐竜に近い系統であるが、分類学上、恐竜とは異なる。鳥類とも全く関係がない。
 翼は、地球のコウモリのように、皮膜状である。ただし、翼竜の翼は小指と脚の間だけに膜が張られており、飛行性能は効率がよいものとはいいがたい。
 見かけのわりに、体重は非常に軽い。翼開長12メートルに及ぶケツァルコアトルスでも体重は50キログラムほどである。このため、小型ゲキであるハベルのトモガミに適している。
 翼竜は、飛行という高度な運動を実現するため、そのすべてが内温性である。一部の種は、皮膚に体毛を有している。
 大別して、尾の長い原始的なオナガ翼竜類(ランフォリンクス類)と、より進化したトサカ翼竜類(プテロダクティルス類)にわけられる。

 <オナガヨクリュウ類>
 原始的な翼竜類。先端に菱形の安定板がついた長い尾をもつ。小動物を捕食する。現代地球でいえば、鳥類のような生態的地位を占めており、小型のものが多い。三龍帝國軍では、小型戦闘機や、戦術偵察機として運用されるものが多い。もっともよく見かけられ、乗りこなすのもハベルにとっては容易であることから、戦術的価値が高い。

 不恰好だったり毛深かったりする仲間が多く、あまり好まれないことが多い。地方によっては、この仲間の翼竜を、死神の使者とする迷信もある。しかし、翼竜類のゲキとして上位を目指すならば一度は通らねばならぬ道である。

【オオアタマヨクリュウ】(初期トモガミ)
翼竜目・オナガヨクリュウ類
年代:ジュラ紀前期 環境:平原
分布:三龍帝国(イギリス)
体長:1メートル
翼開長:1.2メートル
食性:肉食
知3、体3、動4
キズナ難易度:11
生命:13
白兵ダメージ:嘴/2
【キズナ4でケブカヨクリュウまたはオナシヨクリュウまたはオナガヨクリュウに戦適可能】
 地球名ディモルフォドン。2種類の歯があるクチバシをもつ小さな翼竜。平地に近い低丘陵地帯の崖や岩山などに営巣し、小動物を捕食して暮す。市街の近郊にもよくあらわれる。頭は大きく、翼には各々に3本のかぎ爪が生えて、岩場や崖を登る際に用いる。頭部が大きく、不恰好なことで有名な種。飛行するよりも、陸上を歩行して移動することが多い。翼のカギ爪と後足を用い、四足歩行で素早く陸上を移動する(陸上歩行をしても生命消費なし)。丈夫で飼育が容易であり、あつかいやすいわりに汎用性が高く、多くのハベルが好む翼竜である。民間でも軽輸送、気象観測などに多用される。

【ケブカヨクリュウ】
翼竜目・オナガヨクリュウ亜目
年代:ジュラ紀後期
環境:平原
分布:(アジア)
体長:60cm
翼開長:50cm
食性:肉食
知2、体3、動7
キズナ難易度:14
生命:12
白兵ダメージ:嘴/2
備考:対火弾・徹甲防御力+1
【戦適条件:必要キズナ4、前提種オオアタマヨクリュウ】
 地球名ソルデス。体は分厚い青灰色の体毛に覆われている。哺乳類とは異なり、ウロコに由来する羽毛に近い構造の毛皮である。オオアタマヨクリュウより小型だが、高い代謝機構をもち、すばやく飛行できる。毛皮に常に分泌物を塗る習性があり、独特の悪臭がある。「ゲゲゲゲゲ」という汚い声でよく鳴く。動作はすばやいものの、知性の面であまり戦闘むきではなく、ゲキを選ぶ翼竜である。ハベルにより毛皮の防御力が強化されている。

【オナガヨクリュウ】
オナガヨクリュウ亜目・オナガヨクリュウ科
年代:ジュラ紀後期
環境:海洋・平原
分布:(ヨーロッパ、アフリカ)
翼開長:1m
食性:肉食
知4、体3、動5
キズナ難易度:16
生命:16
【戦適条件:必要キズナ4、前提種オオアタマヨクリュウ】
 地球名ランフォリンクス。長い尾と、独特の曲がった形の嘴が特徴。水面すれすれに飛行しながら魚を捕食する。くちばし自体に歯はなく、くちばしの奥に前傾した大きなトゲのような牙をもつ。長い尾は姿勢安定用。海岸などで、群をなして、観光客の弁当や、シンテツ漁船がこぼした魚をさらうことも多い。

<オナシヨクリュウ類>
 地球名プテロダクティルス類。より進化したヨクリュウ類で、尾は短い。地球では白亜紀に反映した。鳥類との生態的地位の差別化を図るため、大型化しているものが多い。海岸などで魚を食べるものが多いが、内陸部にすむ大型種も存在する。機動性は低いが、長時間の飛行や高高度飛行を得意とする。ゆったりと、大きなオナシヨクリュウ類が、海岸や山岳の上空を舞う姿は、三龍帝國域の日常ともいえる風景であり、その優雅さから、多くの種属に愛されている。

【オナシヨクリュウ】
翼竜目・オナシヨクリュウ亜目・オナシヨクリュウ科
年代:ジュラ紀後期
環境:海洋、平原
分布:(ヨーロッパ、アフリカ)
翼開長:200cm
食性:肉食
知4、体3、動5
キズナ難易度:14
生命:14
白兵ダメージ:嘴/2
【戦適条件:必要キズナ4、前提種オオアタマヨクリュウ】
【キズナ4でマガリに戦適可能、キズナ5でユキオオトサカまたはホカケトサカに戦適可能】
 地球名プテロダクティルス。この仲間のうちもっとも初期に現れた翼竜。頭骨は大きくて長く、軽量化された構造である。上下のアゴには20数本の歯をもち、昆虫や小魚を捕食する。港や海岸で普通にみかけられる。休むときは、樹木の枝などに逆さまにぶら下がって眠る。

【マガリ】
双弓亜綱・翼竜目・オナシヨクリュウ亜目
年代:白亜紀前期
環境:平原、山岳、河川
分布:(中国)
翼開長:350cm
食性:肉食
知4、体4、動4
キズナ難易度:14
生命:15
白兵ダメージ:嘴/2(1ターンで2回攻撃可能)
【戦適条件:必要キズナ4、前提種オオアタマヨクリュウ】
 地球名ズンガリプテルス。上に湾曲したクチバシ、独特なトサカが特徴。内陸性の翼竜で、湖沼において魚などを捕食したり、水辺で貝やカニを捕食する。嘴には頑丈な突起があり、貝をすりつぶすのに適した形状。嘴の形が面白いため、意外にハベルには人気がある。

【ユキオオトサカ】
翼竜目・オナシヨクリュウ亜目・ユキオオトサカ科
年代:白亜紀後期
環境:海洋
分布:(北米・イギリス)
翼開長:7メートル
食性:肉食
知6、体5、動3
キズナ難易度:17
生命:20
白兵ダメージ:嘴/3
備考:通常時でも、生命消費で遠距離飛行可能。生命1ごとに100km、所要時間約3時間。
【戦適条件:必要キズナ5、前提種オナシヨクリュウ】
 地球名プテラノドン。最も有名な大型翼竜。頭部に発達した巨大なトサカをもつ。トサカの頂点からクチバシの先端までの長さは、種によっては180センチにも達する。トサカの表面は派手な色をしている。このトサカは雄にだけ生ずるもので、安定翼として働くほか、本種の雄は、繁殖期には数頭の雌からなる群れをつくる。このとき、派手なトサカは、競争相手である同種の雄に対して自らの力を誇示し、雌を獲得するために用いられる。
 嘴には歯はなく、アゴに袋があり、海面をさらうようにして魚を捕食する。水面下の獲物に気づかれないよう、腹側は白い被毛に覆われており、その美しさから人気が高い。
 大型のため、機動的な飛行は不得手であり、自然環境下の個体は、断崖状の海岸に営巣する。微風でも飛行可能だが、反面、強風下では離陸すらできない。三龍帝国の中でも、<豪嵐>の影響がない、温暖かつ安定した大気条件に特化した進化を遂げており、生息地域がごく限られている。生息域においては優れた飛行特性をもち、海岸からおよそ100キロメートルも飛翔することができる(生命消費1)。後方に長くのびたトサカをもつ種と、丸く扁平になったトサカをもつ種とに分かれる。

【ホカケトサカ】
翼竜目・オナシヨクリュウ亜目・ホカケトサカ科
年代:白亜紀前期
環境:海洋、平原
分布:(南米)
翼開長:4メートル
食性:肉食
知6、体5、動4
キズナ難易度:16
生命:18
白兵ダメージ:嘴/3
【戦適条件:必要キズナ5、前提種オナシヨクリュウ】
【キズナ6でコウテイヨクリュウに戦適可能】
 地球名タペジャラ・インペラトール。プテラノドンなどと同じく歯がない嘴をもつ。頭頂部に、異常に発達した帆のようなトサカをもつ。この帆は派手な色彩をしており、求愛行動に用いられる。また、空中での垂直安定翼としても機能する。見栄えがいいため、儀仗兵ハベルがよく騎乗している。偵察には不向き。

【コウテイヨクリュウ】
翼竜目・オナシヨクリュウ亜目
年代:白亜紀後期
環境:平原
分布:(北米)
翼開長:12m
食性:肉食
知6、体7、動3
キズナ難易度:18
生命:22
白兵ダメージ:嘴/4
備考:高高度飛行【動】技能をレベル1で習得済み
【戦適条件:必要キズナ6、前提種ホカケトサカ】
 地球名ケツァルコアトルス。最大の翼竜。誇り高く、扱うのが難しい、伝説的な存在。翼竜中、最大というだけでなく、遺伝子操作を受けていないあらゆる生物のなかでも最大の飛行生物である。飛行生物としての力学的限界に達しているといわれる。ファーグニルの小型戦闘機に匹敵する翼開長ではあるが、軽量化された体構造をもち、体重は50キログラムしかない。内陸性で、切り立った崖のある山岳地帯に生息する。上昇気流に乗って高空を遊弋し、大型の恐竜の死骸を食べる。特定の気象条件下でしか生息できないため、分布地域はごく限られており、個体数は少ない。生息地では、エサに困った肉食恐竜のアラガミ師が、本種の姿を頼りに、竜脚類などの死骸を探すことがままある。微風でも長時間、飛行できるが、反面、風速14メートル以上の強風下では全く飛行できない。機動的な飛行は不得手である。

【ロロン】(初期トモガミ)
分類:不明
年代:修正なし
環境:森林
分布:不明(天航船遺跡でよく発見される)
体長:20cm
食性:不明
知4、体2、動2
キズナ難易度:10
生命:12
白兵ダメージ:嘴/1
口内熱線砲:電磁3ダメージ、射程50m、運用難易度10、一射ごとに消費和魂2
備考:和魂2点消費で、他のトモガミ一体の生命1D点を判定不要で回復できる。射程10メートル。
 「伝道者」と深い関係があるとされる「戦術生物」。その詳細、起源は不明だが、一説によると、「大浄闇」以前から存在した生体兵器であるともいわれる。戦闘適応はしない。
 頭部は丸くて短い。頭頂部に一本の角がある。全身が短い羽毛に覆われ、体色は黄色い。自然発生的に、龍魂能力やヤシャダマ攻撃能力を持ち、他のトモガミとは全く異なる起源をもつものと推測されている。尾は2本に分かれ、先端には球形の肉球がある。これは飛行時の姿勢制御に使われるといわれるが、ヤシャダマ攻撃時に放電端子として機能しているとの説もある。後足は短く、歩行は苦手。天航船遺跡からしばしば休眠状態で発掘される。エサは食べず、生理機構の解明もなされていないが、気にしないでトモガミにするところがハベルらしい。

<羽毛恐竜類>
 ツバサリュウ類(地球名コエルロサウルス類)。羽毛をもつ小さな肉食恐竜の仲間をひろく含む。地球の古生物学では、ジュラ紀中期に堅尾類から分岐して出現したと考えられている。恐竜は、このツバサリュウ類の段階で、羽毛をもつように進化し、のちに鳥類がこの仲間から誕生したとされる(翼竜類とはまったく無関係)。

 地球でいうヴェロキラプトル、始祖鳥、ミクロラプトル、ディノニクスなどの小型獣脚類が含まれる。なお、テイリュウ類は、このツバサリュウ類から分岐して大型化・特殊化した仲間であるが、ハベルではなくアラガミ師のトモガミである。

 ツバサリュウ類トモガミは、戦術的には、いわば小型のアラガミとして運用されることが多い。アラガミ師の大型恐竜では潜入できないような場所の偵察任務は、ツバサリュウ類の独壇場である。屋内戦闘にも無理のない小ささなので、星覇や竜撃士などとの共同作戦を行いやすい利点がある。この仲間の多くに羽毛があるが、必ずしも飛行できるわけではない。

【チビトカゲリュウ】(初期トモガミ)
獣脚亜目・ツバサリュウ下目・チビトカゲリュウ科
年代:ジュラ紀後期 環境:森林
分布:(ドイツ、フランス)
全長:80cm
食性:肉食
知2、体2、動7
キズナ難易度:9
生命:9
白兵ダメージ:噛み付き/1
【キズナ2で央天竜鳥に戦適可能】
 地球名コンプソグナトゥス。コエルロサウルス類でもっとも原始的な恐竜。尾が長く、それ以外の部分の大きさとしてはニワトリ程度である。すばやく走りまわり、小動物や昆虫を捕食する。個体数が多く、マブイモチ以外のハベルも騎乗していることがある。小柄なため、戦闘にはまったく向かない。

【始祖鳥】(初期トモガミ)
獣脚亜目・ツバサリュウ下目・始祖鳥科
年代:ジュラ紀後期
環境:草原
分布:(ドイツ)
体長:1m
食性:肉食
知3、体3、動6
キズナ難易度:11
生命:12
白兵ダメージ:噛み付き/2
備考:飛行可能
 翼をもち、飛行できる恐竜。かつては鳥類の祖先とされていたが、現在の学説によれば、鳥類の直系の祖先ではないらしいとされる。青と黄色の羽毛におおわれ、カラスほどの大きさ。鋭い歯を持ち、翼には鉤爪のついた指がある。長い尾には骨質の芯が入っている。干潟などの平地にすみ、地面効果を利用して、超低空を飛行する。長い尾羽は、地面効果による飛行時に発生しがちなピッチングを防止するための水平安定翼として機能する。発達した脚により、自力で離陸することができる。本来の飛行性能は鳥類に劣るが、シンリュウではその限りではない。戦闘適応はできない。

【央天竜鳥】
ツバサリュウ下目・チビトカゲリュウ科
年代:白亜紀前期
環境:森林、草原
分布:(中国)
全長:1m
食性:肉食
知3、体3、動5
キズナ難易度:11
生命:10
白兵ダメージ:噛み付き/1
【戦適条件:必要キズナ2、前提種チビトカゲリュウ】
【キズナ4でヒメイダテンまたはケンカドリまたはトサカイダテンに戦適可能】
 地球名シノサウロプテリクス(中華竜鳥)。小型で、尾が長い獣脚類。原始的な繊維状の羽毛をもっており、三龍帝國の森林や平原に幅広く分布している。この仲間の中では鳥類から遠縁で、飛行はできない。

【ヒメイダテン】
獣脚亜目ヒメイダテン科
年代:白亜紀後期
環境:草原
分布:(米、カナダ)
全長:4m
食性:雑食
知6、体3、動6
キズナ難易度:14
生命:17
白兵ダメージ:蹴り/2
【戦適条件:必要キズナ4、前提種:央天竜鳥】
 地球名オルニトミムス。長い首と後ろ足をもち、ダチョウ恐竜ともよばれる。短距離なら、時速80kmで走ることができる。クチバシに歯はなく、植物の実や、小動物を丸呑みする。大きな目をもっており、敵に対する警戒能力が高い。シンリュウ類では、火器の照準精度にも寄与している。群れをつくり、ダチョウのように平原で暮らす。ハベル素子による身体強化により、アラガミ師のトモガミである「イダテン」に比べ、生存性が高くなっている。

【ケンカドリ】
年代:白亜紀後期
環境:森林、草原
分布:(モンゴル)
全長:1m
食性:雑食
知3、体6、動2
キズナ難易度:16
生命:14
白兵ダメージ:殴り、つつき/3(1ターンで2回攻撃可能、大打撃あり)
【戦適条件:必要キズナ4、前提種:央天竜鳥】
 地球名モノニクス。ダチョウ恐竜に似た体つきの小型獣脚類で、羽毛がある。始祖鳥よりも竜骨突起が発達していることから、本種は恐竜というよりも、飛べなくなった鳥であるとする説もある。前脚は退化しており、指が1本だけ突き出した特異な形態をもつ。この指には強力な筋肉が付着しており、格闘や、昆虫の巣を突き崩したりといった用途に使われる。この爪は、シンリュウ類ではハベル素子により強化されており、機関銃なみの破壊力をもつ。小柄な体格のわりに、ハベル素子による生存性強化が著しい。昆虫などを食べて小規模な群れをつくって暮らしている。性質は荒く、神経質で、扱いづらい。本種を選ぶハベルは、喧嘩っぱやい者が多いといわれる。

【トサカイダテン】
年代:白亜紀後期
環境:草原
分布:(モンゴル)
全長:3m
食性:雑食
知4、体4、動5
キズナ難易度:14
生命:19
白兵ダメージ:くちばし/2
備考:丸いものを見るとつい抱きたくなる
【戦適条件:必要キズナ4、前提種:央天竜鳥】
 地球名オヴィラプトル。羽毛と、地球でいうオウムのようなクチバシをもち、頭部形状は他の獣脚類とはまったく異なる。頭部に丸い大きなトサカがある。繁殖期には雌雄で卵を抱卵する。突出した能力はないが、高い生存性をもつ。この仲間にしては重武装でき、また知性も低くはないため、威力偵察任務にも用いられることがある。

【シウリュウ】(初期トモガミ)
年代:白亜紀前期
環境:森林
分布:(中国)
全長:50cm
食性:肉食
知3、体2、動8
キズナ難易度:10
生命:12
白兵ダメージ:爪/1
備考:飛行可能。判定不要で木登りできる。
【キズナ4でヒメトウゾクリュウに戦適可能】
 四羽竜。地球名ミクロラプトル・グイ。後脚にも羽があり、四つの翼を持つ小型獣脚類。森林にすみ、樹上から降下して滑空する。小動物を捕食する。尾が長く、体格はカラス程度。ハベルのトモガミとして、もっとも普通に見られる種のひとつ。龍化時は、四つの翼を自在に可変させ、高度な機動性向上型(CCV)戦闘アラガミとして活躍する。

【ヒメトウゾクリュウ】
年代:白亜紀後期
環境:森林、平原
分布:共榮圏各地
体長:1.5m
体重:15kg
知5、体2、動5
キズナ難易度:15
生命:15
白兵ダメージ:爪/3
【戦適条件:必要キズナ4、前提種シウリュウ】
【キズナ6でナミトウゾクリュウに戦適可能】
 地球名ヴェロキラプトル。中型犬ていどの獣脚類。細長い東部をもち、体表には羽毛が生えている。オスの羽毛の色彩は鮮やかな赤と青で、目立つ。メスは地味な茶色系統の色彩をしている。小柄だが、知性は高い。後足にある強力な爪で獲物にかじりつき、執拗に噛みついたり斬りつけたりして攻撃する。なお、野生の本種は、この諸元ではなく、NPC一覧掲載の対人データ表記である点に注意。ハベルのトモガミとなったヒメトウゾクリュウは、野生種に比べ、異様に強力である。

【ナミトウゾクリュウ】
年代:白亜紀前期
環境:森林
分布:共榮圏各地
体長:3m
知6、体3、動5
生命:18
キズナ難易度:17
白兵ダメージ:爪/5
備考:羽毛により防御力対火弾徹甲+1
【戦適条件:キズナ6、前提種ヒメトウゾクリュウ】
 地球名ディノニクス。獰猛な獣脚類である。体表にはハベル素子により強化された羽毛が生える。知性は高く、高速(時速50km)で走行し、狩りを行う。後ろ足の、長さ13cmにもなる鉤爪が武器。戦士として優れた上位ハベルにしか扱えない恐竜であり、享楽的なハベルたちには人気がない。三龍帝國軍の戦力としては、戦闘、偵察任務のいずれでも重視されている。アラガミ師のオオトウゾクリュウより小型だが、ハベル素子によって身体能力はむしろ強化されている。なお、野生の本種は、この諸元ではなく、NPC一覧掲載の対人データ表記である点に注意。

 <その他のトモガミ>

ミツリュウフシギエビ】(初期トモガミ)
節足動物門・ミツリュウフシギエビ科
年代:カンブリア紀(常に環境修正−1)
環境:海洋・河川・平原
分布:(カナダ)
体長:60センチ〜2メートル
食性:肉食
知2、体4、動2
キズナ難易度:12
生命:14
白兵ダメージ:触角/2
備考:水中行動で不利な修正をうけない、飛行可能
【キズナ4でゴモクブキミエビに戦適可能】
 アノマロカリス。地球では古生代カンブリア紀に栄えた、海洋性の節足動物。数種類が存在する。カンブリア紀当時、最大の捕食動物だった。エビの尾のような触角で三葉虫などを捕まえ、円形の口でかじって食べる。エビの胴のような触角、円形の口、三葉虫のような身体といった奇妙な特徴をあわせもつ。身体の側面には10数対のヒレがならび、これを波打たせて遊泳する。
 ミツリュウフシギエビは、本来は海洋の表層部を泳いで暮しているが、龍魂体をもつ個体は、大気分子を制御することで飛行も可能である。飛行性能は、翼竜と同程度。水中から空中に飛び出し、そのまま飛行することもできる。沿岸地域の一部ハベルが好んでトモガミとする。外観が変わっているため、個性を主張するのに最適なトモガミ。これに騎乗するハベルは、変わり者とされる。脚がないため、陸上を歩くことは非常に苦手であり、1時間の歩行で生命4を消費する。

ゴモクブキミエビ
節足動物門・ゴモクブキミエビ科
年代:カンブリア紀(常に環境修正−1)
環境:海洋・河川・平原
分布:(北米)
体長:10cm
食性:肉食
知6、体1、動9
キズナ難易度:16
生命:10
白兵ダメージ:長い吻/1
備考:水中行動で不利な修正を受けない、飛行可能
備考2:通常状態でも、火器(電磁属性含む)に対し「動」判定値により回避判定が可能
【戦適条件:必要キズナ4、前提種ミツリュウフシギエビ】
 地球名オパビニア。海洋性の節足動物で、浅瀬で小動物などを捕食する。頭部には五つの大きな眼があり、長い吻をもつという奇妙な形態である。一部ハベルに抜群の人気を誇る。ミツリュウフシギエビと何らかの生物学的関連があるといわれるが、詳しい分類は今なお不明である。小型であり、野生状態ではミツリュウフシギエビの餌となる。龍魂体をもつ個体は、大気分子を電磁的に制御することで飛行可能。飛行性能はミツリュウフシギエビと同程度。五つの目により、すばやく敵を発見することができる。龍魂体をもつ個体は、これに弾道予測能力と早期警戒能力をあわせもち、龍化しないでも、火弾および電磁系の射撃攻撃を回避することができる。

ミツリュウクロウサギ】(初期トモガミ)
哺乳綱ウサギ目ウサギ科
年代:――(修正なし)
環境:森林、山岳
分布:(奄美大島、徳之島)
体長:40cm
食性:草食
知2、体3、動3
キズナ難易度:13
生命:12
白兵ダメージ:蹴り/2
備考:崖などの登攀判定不要。地面や木材に穴を掘ることができる。判定不要で一時間に1メートル掘り進むことが出来る。
備考2:本種に騎乗していると対星覇交渉+2
 地球名アマミノクロウサギ。黒褐色をしている。地質学的に、他の生態系から隔離されていた三龍帝國南部海域の黒兎島にのみ生息する。ごく一部のハベルがトモガミとしている。哺乳類型アラガミは原理的に存在しえないはずといわれていたが、20年前にはじめて本種が発見され、龍化可能であることが龍王教導院により確認された。試作型のトモガミと考えられている。原始的なウサギで、耳と後足が短く、跳躍はしない。鋭い爪をもち、崖などの移動は得意。巣穴をほって、谷川ぞいの崖などで暮らす。よく鳴き、仲間と意思疎通を行う。なぜかシンニャンに親近感をもたれやすいトモガミである。



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清水三毛 2006.5.7.同8.修正版.