三龍戦騎RPG試製52型ルールブック 287pに、超大型のキャラクターとの戦闘を扱う巨竜戦闘ルールを追加する。 PCのトモガミよりも遙かに大型のキャラクターを、「巨竜」と呼称する。天魔の眷属、大型艦、特殊な蘇龍機などが該当する。 そうした敵が、通常のキャラクターよりも大きく、そして強大な敵であることを表現するための規則である。 生命値なども高めなので、GMは、巨竜をシナリオ終盤の強敵NPCとして登場させるべきだろう。 撃破までの時間も通常のNPCより長くなる傾向にあるため、オンライン・セッションでは、多用は禁物である。 「下位」と記載ある巨竜でも、強敵には違いない。PCが苦戦しそうであれば、GMは、シナリオ段階で、NPC航空部隊による近接航空支援や砲撃支援などを用意しておくとよい。 また、巨竜が強すぎる場合、無理をして一回の戦闘で撃破する必要はない。 GMは、シナリオ中盤、終盤の二回戦ほどに分けて同一巨竜を登場させてもよい。怪獣映画風のシナリオ構成である。 巨竜もある程度の傷を負えば逃走を試みるし、それによりPCも体勢を立て直し、対策を立てる余裕が生まれるはずだ。 他のキャラクター諸元と同じく、特に記載ないかぎり、数値は徹甲ダメージ表記であり、ダメージ属性は「火弾」である。 ■巨竜については、部位ごとに固有の生命値が設定される。 ■「破壊効果」をもつ「部位」の生命値が0になった場合、その部位は破壊され、規定の「破壊効果」を生じる。破壊効果は必ずしも、PCに有利とは限らない点に注意せよ。 ■ある「部位」が破壊されてもまだその攻撃の余剰ダメージがある場合、「胴部」に余剰ダメージが加えられる。「胴部」をもたないか「胴部」が破壊された場合、部位破壊した際の余剰ダメージは加算しない。攻撃が貫通してしまったイメージだ。 ■全部位の生命値が0になった巨竜は、行動不能となる。 ■巨竜に関する判定など 防御火器 巨竜の中には、飛来する物体を全自動で迎撃する「防御火器」を備える種も存在する。 防御火器には「迎撃強度」が設定されており、射程内の全キャラクターは毎ターン、迎撃強度に等しい回数の防御射撃を受ける。 この防御射撃は、射程内の敵性キャラクター全てに自動的に命中する。 但し、射撃回避が可能なキャラクターは、回避を試みることができる。 火弾兵器の迎撃判定 防御火器をもつ巨竜は、射程内で発射された火弾ダメージ属性の砲弾・誘導弾に対し、迎撃判定が可能である。 射撃を受けた場合、1ターンにつき「迎撃強度」に等しい個数の敵弾を迎撃できる。 判定は、敵の射撃達成値を目標とする対抗判定として処理する。 成功すれば、敵弾は撃墜され、巨竜にダメージを及ぼさない。 迎撃判定は、迎撃強度の数値に等しい回数まで、複数行動ルールによる修正を受けることなく可能。 巨竜の攻撃 複数の武装を有する巨竜は、複数行動ルールによる修正無しで、全武装を1戦闘処理内に使用できる。 ひとつの武装につき一キャラクターを目標としてもよいし、全武装を一キャラクターに集中することもできる。 巨竜は膨大な弾薬を搭載しており、記載無い限り、弾数制限はない。攻撃の順序はGMが自由に決めること。 なお、一人のPCが巨竜の集中攻撃を受けると、あっという間に死亡することも珍しくない。GMは、部隊の強さに応じて、攻撃目標を分散させるなどの配慮をすること。 巨竜に対する白兵戦 陸戦の場合、零距離領域にもちこめるのは、「白兵戦武器」に対してのみである。 その他の部位に対して白兵攻撃をするには、巨竜の身体に「飛び乗る」必要がある(後述)。 巨竜はとても大きいので、地上ではその脚しか白兵攻撃できないことを表現している。巨竜に対して零距離領域内に位置する全キャラクターは、毎ターン、巨竜からの白兵攻撃を回避または防御しなければならない。巨大な脚に踏みつぶされそうになることを表現している。 地上から巨竜に飛び乗る 「白兵戦武器」以外の部位に対して白兵攻撃をするには、巨竜の身体に「飛び乗る」必要がある。 零距離において、巨竜との「体」または「動」の対抗判定に勝利すれば、飛び乗りは成功する。これは主動作である。 巨竜の身体に飛び乗ったキャラクターは、引き続き、零距離領域に居るものとして処理する。つまり味方から誤射される危険性は残る。 ただし、巨竜の身体上に乗っていることになるので、巨竜の射撃や、白兵攻撃は受けなくなる。 そのかわり、巨竜は、毎ターン、飛び乗ったキャラクターを「振り落とす」判定を試みる。これは白兵攻撃として処理する。 振り落とし判定成功の効果はダメージ発生ではなく、飛び乗っていたキャラクターを地上(零距離)に振り落としたことになる。 上空から巨竜に飛び乗る 飛行キャラクターは、上空から巨竜に飛び乗ることができる。 零距離において、巨竜との「動」の対抗判定に成功すれば、飛び乗り(着地)は成功する。滑走不要。これは主動作である。 地上からの飛び乗りとは異なり、着陸技術を問われるため、判定方法が異なる。 飛び乗った後の効果は地上からの飛び乗りと同じ。 飛行している巨竜に飛び乗る 地上からは飛び乗ることができない。陸上キャラクターが飛行している巨竜に飛び乗るには、飛行キャラクターに乗せてもらい、「上空から巨竜に飛び乗る」しかない。 また、低空を飛行する巨竜に対しては、GMが特に許可すれば、付近にある障害物の上から飛び乗ることも可能。その際は、地上から飛び乗るルールによる。 巨竜と障害物 巨竜は障害物より巨大なので、これを利用できない。 巨竜に対する知名度判定 キャラクターは、知名度判定に成功しないと、巨竜に存在する正確な「部位」とその「数」、「破壊効果」を知ることが出来ず、戦術的に不利になる。 具体的には、知名度判定に失敗した部隊は、攻撃時に部位を指定できず、ダメージが生じる部位は胴部か、GMがランダムに決定することになる。 したがって、味方が直前に撃破した部位を間違って攻撃したりする可能性が高まる。 ただし、例えば頭部およびそこに搭載された主砲など、外見上明らかな部位は、知名度判定に失敗しても攻撃目標として指定できる。 これが可能な部位かどうかは最終的にGMが決すること。 巨竜の描写 GMは、特に強大な巨竜については、戦闘以外の場面で、PC以外の第三者視点による巨竜の客観描写を適宜、挿入するとよい。 例えば、NPCの軍部隊と巨竜との戦闘や都市破壊シーンの描写は、巨竜の強大さを表現する上で、きわめて有効である。場面転換の合間などに、短くそうした描写を入れるとよい。 正規軍の高官が右往左往する司令室などを描写するのも、セッションを盛り上げるだろう。 いわゆる平成ガメラ三部作などの怪獣映画や、コンピュータゲームのイベントシーンを意識するとよい。 但し、こうした描写は、あくまで演出である。PC自身が調査する必要のある重要な情報は、描写によって与えられてはならない。 また、あくまで主役はPCなので、一回の描写は長くなりすぎないよう、400文字程度とすること。 オリジナル巨竜の作成法 GMは、慣れてきたらオリジナル巨竜を作成すると良い。そのためのコツを述べる。 ★巨竜の特徴、個性を考えてからデータ作成すること。怪獣映画に登場するモンスターの中でも、名怪獣とされるものを参考にするとよい。 ★巨竜の得意距離を必ず設定する。零、近、遠のうち、どこかの距離に、主要な武器の射程を集中させるのだ。これにより、PCに戦術決定させやすくする。ただし、全門を一つの距離に集中させると、機動性の低いPCが集中砲火で即死する危険性もあるため、ある程度は射程を分散させる必要はある。 ★白兵戦、射撃のうち、どちらかは能力値と破壊力を弱めに設定し、PCに戦術決定させやすくすると良い。 ★部位破壊の効果は、巨竜が追い詰められると次第に強くなっていくように設定すると、最後まで戦闘に飽きないですむ。 ★武装部位の破壊効果を、すべて「武装が使用不能になる」としないこと。戦闘終盤、巨竜が何も出来なくなり戦闘の意味がなくなる。 ★部位破壊の順序を誤るとPCが不利になるなど、システム的な「罠」のある巨竜の場合、知名度を低め(11以下)に設定すること。その場合、共通技能で知名度判定が可能な巨竜にしておくこと。暴竜類が無難である。逆に、例えば戦術機龍は、機刃守がいないと知名度判定そのものが不可能だから、部位破壊の効果や各部位は、「罠」のない分かりやすいものにしてバランスをとるべきである。 ★巨竜は基本的に強くなりがちだ。よって、天魂だけの部隊など、戦闘向けでないPCには対処させるべきでない。どうしても対処させる場合は、火力の高いNPCによる支援が不可欠である。シナリオ段階での調整が望ましい。 巨竜 一覧 試製52型ルルブ 370pに追加。 暴竜類巨竜 暴竜類とは ヌエビト属は化龍という竜型の戦闘生物をトモガミとする。化龍がゲキを失い、適切に保護されなかったために野生化、変異し、やがて種として固定したものが暴竜類である。討伐は望ましいことではないが、人畜を襲う個体も存在し、被害が大きい場合、やむをえずに軍や地元民から討伐依頼がなされる。 年経た強力な個体は、龍王教導院により固有名詞を与えられ、賞金とともに手配される。そうした強力な個体の討伐は、危険性も高いが、名をあげる好機でもある(手配個体をGMが作成する場合、能力値をより強めに修正し、名前と賞金を設定すること)。 化龍は元々、恐竜ほどには他種属から神聖視されていないせいもあり、辺境ではしばしば暴竜類との戦闘が発生する。これの討伐もしくは撃退は、よくあるウツロヒ業務の一つではあるが、周到な作戦準備が必要である。 火炎暴竜ホムラカグラ 地竜類を起源とする暴竜。ゲキを失った化龍は体躯が大型化して暴竜となる傾向にあり、本種もその例外ではない。 全長60メートルに達する巨体と、全身に共生している各種ムシオニ火器、攻撃範囲の広い火炎放射は、新米ウツロヒには脅威となる。 深紅の装甲殻に覆われた胴部は巨大で複雑な形状であり、各部位を守る盾として機能する。 胴部を破壊しないと、長大な首の火炎放射顎や、背部の生体榴弾砲は攻撃できない。本種の火炎放射は、顎の気化爆薬腺からの分泌物を爆発的に燃焼させることで、広範囲を焼き尽くすおそるべきものだが、爆薬腺を破壊すれば、攻撃範囲は極端に縮小される。 機銃ムシオニを共生させており、誘導弾や火砲による攻撃は迎撃されやすい。 共榮圏の広い地域に分布し、亜種も多い。本種はカグラ竜属の基準亜種である。 環境:− 全長:60メートル前後 知4,体4,動2 生命:部位生命値の合計(25) 【部位・武装】 「胴部」…生命値10,破壊効果:火器を攻撃可能になる。 「白兵戦武器」…生命値5,破壊効果:白兵攻撃が大打撃を生じなくなる。 「主砲」火炎放射腺…生命値5,破壊効果:攻撃範囲縮小。単一目標のみ攻撃可能になる。 「副砲」生体榴弾砲…生命値3,破壊効果:使用不能に。怒り出す。主砲ダメージ+2。 「防御火器」生体機銃…生命値2,破壊効果:使用不能になる。 運用難易度:いずれも10 主砲ダメージ:6、射程・近(射程内の全キャラクターを対象とする。大打撃なし) 副砲ダメージ:4、射程・遠 防御火器ダメージ:3、射程・近、迎撃強度1 白兵ダメージ:脚の爪/6 装甲:対火弾1(固定値) 知名度:10 戦術:動物なみ 強さ:下位 散弾暴竜ルツボカグラ ホムラカグラの亜種。元来、拠点防衛用として地竜類を変異させる実験の過程で、本種が生まれたと推定される。通常は森林や山岳地帯にて一頭で行動しているが、繁殖期には数頭が集まり、強力な火力をもって一度に多数の恐竜を補食するため、基準亜種よりも生態系に対する被害が大きく、討伐の重要性も高いとされる。 しかし一方で、ヌエビト属などの現地種属からヒヌカン(火之神)として信仰対象とされていることも多く、討伐を巡っては民族紛争が生起する事案もみられる。対応するウツロヒは、現地住民の感情にも配慮する必要がある。 本種は、近距離で絶大な火力を発揮する対物散弾ムシオニを共生させており、障害物ごと目標を粉砕する射撃戦を好む。 対物散弾ムシオニ砲は、機関砲弾ほどの口径の角質徹甲散弾を円錐状に多数発射する生体火器である。発射された散弾は、いかなる障害物も貫通、これを一撃で破壊し、隠れているキャラクターに損害を与える。 本種の爪は基準亜種よりも強固な装甲角質で覆われており、破壊できない。 外見上、装甲殻の色は青色系統の色素を持つことが多く、基準亜種との識別が可能である。 環境:− 全長:60メートル前後 知5,体3,動3 生命:部位生命値の合計(30) 【部位・武装】 「胴部」…生命値15,破壊効果:なし。 「主砲」火炎放射腺…生命値5,破壊効果:攻撃範囲縮小。単一目標のみ攻撃可能に。 「副砲」対物散弾砲…生命値5,破壊効果:使用不能に。怒り出す。主砲ダメージ+4。 「防御火器」生体機銃…生命値5,破壊効果:使用不能になる。 運用難易度:いずれも10 主砲ダメージ:8、射程・近(射程内の全キャラクターを対象とする。大打撃なし) 副砲ダメージ:5、射程・近(射程内の全キャラクター対象、障害物無効、目標が利用可能な障害物を破壊。大打撃なし) 防御火器ダメージ:3、射程・遠、迎撃強度2 白兵ダメージ:脚の爪/4 装甲:対火弾1D+1 知名度:14 戦術:動物なみ 強さ:上位 腐毒暴竜ムクロヤマチ 生物化学戦を想定したと推測される、未知の化龍を起源とする暴竜。多種の病原体および化学兵器を有し、存在するだけで環境汚染を引き起こす厄介な害竜である。各地で繁殖していたらしく、耐久卵が地底の遺跡などに多く産出し、土砂崩れなどを契機として孵化する事案が多い。孵化後は人畜を捕食して急速に成長し、病原体や毒液をまき散らす。体表が壊死して腐敗しているような外観とあいまって、あらゆる種属から嫌悪され、討伐依頼が迅速になされる。直接的な戦闘能力は高くないが、他種のマジムンと同時に現出すると、意外に苦戦することとなる。 本種の毒素はきわめて強力であり、被弾と同時に効果が発生する。対抗判定は出来ない。 ただし、「医療」技能、天華法「神経浄化弾」「血清子」、星覇の「癒しの口づけ」による治療を受けると、「体」「体力」による抵抗判定が可能となる。抵抗判定は、毒を受けたときの本種の攻撃達成値を目標値とする。この抵抗判定は毎ターンの補助動作として処理し、成功すると治癒する。「超免疫」を有する星覇は、最初から抵抗判定が可能。 本種の毒素は機械系キャラクターには効果が生じない。シンテツ兵に対しても、彼女らは循環器をもたないため無効である。 本種の体組織は一部の軍やファーグニル系製薬企業が非公式に入手を画策していることがままあり、本種の討伐を巡っては、諜報戦が生起することも多い。 本種は、強烈な催涙作用、皮膚刺激作用のある気体を発散する。シンテツ兵や蘇龍機の生物化学センサーすら誤作動させるほどの強烈な悪臭を「零〜近」距離全域に放ち、胴部を破壊するまで、防毒面などを装着していないキャラクターは、まともに行動できない(全ての判定値−2)。 環境:− 全長:50メートル前後 知5,体3,動4 生命:部位生命値の合計(23) 【部位・武装】 「胴部」…生命値10、破壊効果:悪臭が消滅する。(胴部を破壊するまで零〜近距離内全キャラクター全判定値−2) 「白兵戦武器」…生命値3,破壊効果:毒効果が消滅する。 「主砲」毒雲放射腺…生命値6,破壊効果:毒効果が消滅する。怒り出す。全判定値+2. 「副砲」毒弾砲…生命値4,破壊効果:毒効果が消滅する。 運用難易度:いずれも9 主砲ダメージ:6、射程・近+毒(別記毒効果表を適用) 副砲ダメージ:4、射程・近+毒(別記毒効果表を適用) 白兵ダメージ:脚の爪/5+毒(別記毒効果表を適用) 装甲:対火弾1D 知名度:14 戦術:動物なみ 強さ:下位 備考:体表がぬめるため、「飛び乗り」判定を行うキャラクターは判定値−3。 毒効果表:被弾してダメージを受けた有機系生物キャラクターについてGMが1Dをふり、以下の結果を適用する。 効果は戦闘終了あるいは治癒するまで持続。異なる毒効果は累積する。 1〜2=知性・知系技能が使用不能に。3〜4=技術・動系技能が使用不能に。5〜6=体力・体系技能が使用不能に。 飛天暴竜ラセツイカヅチ 飛竜類を起源とする暴竜。四基の翼を持ち、威圧的ながらも優美な暴竜と評される。翼は無数の小羽から構成され、それぞれがヤシャダマ(プラズマ)を発生させて大気分子を直接制御し、高度な空中機動を実現している。最高飛行速度は音速を超える。 火竜ヒメイカヅチと近縁関係にあると推測されているが、本種は遙かに大型で殺傷能力も高い。特に上空からの攻撃に用いられる脚の爪は、装甲車でもたやすく引き裂くほどの威力である。優れた空中性能をもち、行動半径が広い。広大な縄張りをもち、上空から大型恐竜や化龍を狩って捕食しているが、目に付けば人家や家畜も襲うため、討伐対象とされる。特に本種の縄張りに、それと知らず踏み込んでしまった隊商などからの救援要請は、生息地では日常的といえるほど多い。 爪による攻撃の他、翼の推進器から生じさせる高電圧ヤシャダマの衝撃波を目標にたたきつけるなど、火力も高い。電磁属性の攻撃を使いこなすため、低等級のウツロヒ部隊では全滅する危険性もある。武魂発動による対処も視野に入れたい。 空中からの攻撃は、陸上トモガミにとっては厄介で、まず主翼を破壊し、陸戦にもちこむことが上策である。本種は、ある程度負傷すると、営巣地に逃げようとすることが多い。営巣地には本種の卵があり、それらは商人の間で高値で取引されるものの、親が警戒しているので無事に持ち出すことは非常に難しい。 環境:− 全長:100メートル前後 知5,体5,動7 生命:部位生命値の合計(28) 【部位・武装】 「胴部」…生命値5,破壊効果:なし 「主翼」…生命値6,破壊効果:飛行不能となり、陸戦に移行する。 「白兵戦武器」…生命値8,破壊効果:白兵攻撃に大打撃が生じなくなる。 「主砲」口部熱線砲…生命値5,破壊効果:使用不能に。怒り狂う。副砲ダメージ+3、全判定値+2. 「副砲」電磁衝撃翼…生命値4,破壊効果:攻撃範囲縮小。単一目標のみ攻撃可能に。 運用難易度:いずれも11 主砲ダメージ:電磁4、射程・近〜遠(1Dをふって5以上で使用) 副砲ダメージ:電磁2、射程・近(射程内の全キャラクター対象、大打撃なし。1Dをふって5以上で使用) 備考:兵装はいずれも対空・対地両用 白兵ダメージ:脚の爪/10 装甲:対火弾1D、対電磁2(固定値) 知名度:14 戦術:動物なみ 強さ:上位 備考:飛行可能。離着陸は補助動作のみで可能。滑走不要。「高速」航空キャラクターである。 水棲暴竜ヤタグラチ 未知の化龍または天龍類を起源とするらしい暴竜。長大な体躯は強靱な筋肉と装甲殻で覆われており、特に白兵戦で圧倒的な破壊力を誇る。ダイオウワニ類が神となったものとして、一部カワアガニ属から信仰対象とされる。 沿岸域や大きめの河川に生息し、浅めの水域で待ち伏せし、船舶、岸辺を歩く恐竜や人畜を捕食する。生息地では被害が大きい。 水質汚染に敏感で、化学物質により凶暴化し、内陸部まで暴れ込んだ記録もあり、そうした際には討伐依頼がなされる。 攻撃力、防御力ともに高く、特に水中戦を挑むのは自殺行為といわれる。陸上行動も可能だが、本来は水棲であるため動作が鈍くなる。 奇襲判定に成功するか、最初の噛みつき攻撃が命中した時点で、犠牲者は水中に引きずり込まれ、水中行動による修正を受ける。犠牲者が水中から脱出するには、補助動作で本種と「体」または「動」による対抗判定を行い、成功する必要がある。毎ターン試みることが出来る。 環境:− 全長:90メートル前後 知3,体8,動5 生命:部位生命値の合計(38) 【部位・武装】 「胴部」…生命値10,破壊効果:なし 「尾」…生命値6,破壊効果:水中行動しづらくなり、陸戦に移行する。 「白兵戦武器」1…生命値8,破壊効果:噛みつきダメージが7点に減少。自慢の牙を折られ怒り出す、全判定値+2。 「白兵戦武器」2…生命値8,破壊効果:使用不能に。怒りによって主砲ダメージ+2。 「主砲」口部水圧砲…生命値6,破壊効果:射程が「近」のみになる。 運用難易度:12 主砲ダメージ:9、射程・近〜遠 白兵ダメージ1:噛みつき/11 白兵ダメージ2:尾衝角/6(零距離内の全キャラクターにダメージ、大打撃なし) 装甲:対火弾1D+2、対電磁1D 知名度:12 戦術:動物なみ 強さ:上位 備考1:水中行動する。最初の噛みつきが命中した時点で、犠牲者は水中に引きずり込まれる。陸上行動の際は全判定値−3。 備考2:本種は水中行動による不利な修正を受けない。 熱線暴竜キラドナグラ まだ知られていない化龍を起源とする暴竜。骨格そのものは地竜類に類似するがより原始的との指摘もある。元来は熱線砲ムシオニだったと推定される強力な熱線砲を自身の器官として有しており、各地のツカサに厳重に警戒されている。対電磁防御力をもつ堅牢きわまりない装甲殻、排熱を利用した零距離火炎放射など、生ける陸上戦艦、暴竜王とも評される強敵。 熱線砲の触媒および生体電池の構成材として山岳地帯やガーグ宗王国の蘇龍洞に産する鉱物やガスを摂取し、沿岸域では目撃例は少ない。ただし、砲以外の器官の栄養補給のためか、人畜を捕食するため人里に現出することもある。攻撃本能に従い、マブイモチや、人口密集地を積極的に攻撃するため、発見された場合は迅速な対応が要求される。 アラガミ師が龍化しないと対処は難しく、並みのウツロヒ部隊では全滅の危険性がある。 環境:山岳・草原 全長:130メートル前後 知4,体5,動3 生命:部位生命値の合計(40) 【部位・武装】 「胴部」…生命値15,破壊効果:全身の対火弾装甲の防御力が1Dに低下。 「白兵戦武器」…生命値7,破壊効果:白兵攻撃が不能になる。怒りだす。副砲ダメージ+3。 「主砲」生体熱線砲…生命値10,破壊効果:冷却棘突起が損壊、射程が「近」のみに。自慢の砲を壊され怒り狂う。全判定値+2. 「副砲」零距離火炎腺…生命値8,破壊効果:背面火炎腺が損壊、飛び乗っているキャラクターは目標に出来なくなる。 運用難易度:いずれも12 主砲ダメージ:電磁8、射程・近〜遠(行動決定時に1Dをふって偶数なら使用する) 副砲ダメージ:5、射程・零(零距離の全キャラクターを目標とする。飛び乗っているキャラクターも目標となる) 白兵ダメージ:脚の爪/8 装甲:対火弾2D、対電磁1D+1 知名度:13 戦術:動物なみ 強さ:上位 爪牙暴竜タチノダタラ 地竜類を起源として機動性を増す方針で創造されたと推定される暴竜。電子妨害下でファーグニル軍を攻撃するよう遺伝子設計されたとの説もある。柔軟な装甲殻に覆われており、防御力は低いが、機動性確保に貢献している。身体各所に生体スラスターを有し、通常の竜ではありえない戦闘機動が可能であり、砲弾や誘導弾すら回避する。 強肉食性で、竜脚類や鳥脚類のみならず大型獣脚類すら捕食するため、生態系への影響が著しく、特にアラガミ師から蛇蝎のごとく嫌悪される害竜である。生体火器は有しないものの、ファーグニル軍ジェット戦闘機すらたたき落とすと評される高速かつ大打撃力の衝角攻撃は、星覇にとってすら脅威である。個体数は多くはないと推測されるが、縄張りが広大で、行動範囲が広く環境適応力は高い。 衝角、尾、牙による三連続の白兵攻撃は戦車すら大破させるほどであり、なみのウツロヒ部隊では全滅の危険性も高く、警戒が必要である。 環境:− 全長:80メートル前後 知3,体7,動8 生命:部位生命値の合計(30) 【部位・武装】 「胴部」…生命値6,破壊効果:射撃の回避判定ができなくなる。 「白兵戦武器」…生命値10,破壊効果:超硬裂歯の攻撃に大打撃が生じなくなる。 「主砲」徹甲衝角…生命値6,破壊効果:使用不能になる。自慢の角を破壊され怒り狂う。全判定値+1 「副砲」掃射戦尾…生命値8,破壊効果:使用不能になる。自慢の尻尾を破壊され怒る。全判定値+1、全装甲+1。 運用難易度:主砲、副砲ともに白兵攻撃として処理する。 主砲ダメージ:14、射程・零(1Dをふって5以上なら使用する) 副砲ダメージ:6、射程・零(零距離内の全キャラクターを目標とする) 白兵ダメージ:超硬裂歯/10 装甲:対火弾1D−1、対電磁1D−1 知名度:13 戦術:動物なみ 備考:射撃に対し「動」による回避判定可能。1ターンに2回まで複数行動ルールによらず受動機動可能で、それまで機動済みとならない。 強さ:上位 蘇龍機類巨竜 戦術機龍「大雷亀」 かつて試作されていたという大型蘇龍機のなれの果て。多数の火器を搭載し、複雑な装甲形状を有することから、「陸上戦艦」の異名をもつ。本機は戦術機龍の中では建造数が多かったほうで、よく見かけられる機種である。大概は残骸となっているが、一部の機体は乗り手を失ってなお、自律行動を行い、恐竜や人畜を攻撃する。離島の軍事遺跡などで休眠していることが多く、落雷や、ファーグニル軍の起動実験などによって蘇生する事件がしばしば発生する。船舶の航路に近い海域で発見された場合、直ちに現地ツカサにより破壊命令が下される。 現在運用されている蘇龍機より大型で、機動性には劣るものの、搭載火器は充実しており、低階級のウツロヒにとってはかなりの強敵となる。その場合、現地ツカサも支援を惜しまない。本種はガーグ宗王国では貴重な研究対象とされており、破壊作戦に対し、牙洞院が横やりを入れて本機の捕獲を依頼してきたり、それに対して更に、ガーグ宗王国の防衛力強化を恐れるダガン貴族が妨害工作を行ってきたりすることすらあり、それらへの政治的な対処も必要となる。 環境:− 全長:80メートル 知5,体2,動1 生命:部位生命値の合計(33) 【部位・武装】 「胴部」…生命値8、破壊効果なし 「白兵戦武器」…生命値7,破壊効果:使用不能になる。防衛力強化、迎撃強度が3に上昇。 「主砲」…生命値7、破壊効果:出力低下、電磁3ダメージになる。警戒水準強化、全判定値+2。 「誘導弾」…生命値7,誘導値1D、破壊効果:誘爆発生、任意の残り部位いずれかに1Dダメージ(装甲無効)。 「防御火器」自動機銃…生命値4,破壊効果:使用不能に。 運用難易度:いずれも10 主砲ダメージ:電磁5、射程・遠(1Dをふって5以上なら使用する。) 誘導弾ダメージ:6、射程・近。対空・対地・対潜万能型。 防御火器ダメージ:2、射程・近、迎撃強度2 白兵ダメージ:脚部装甲塊/7(大打撃なし) 装甲:対火弾1D+1、対電磁1D−1 知名度:15 戦術:人間以上 強さ:下位 戦術航空龍「翔鶴」 航空型の戦術機龍。巨大な主翼と一体化した胴部を持ち、空中空母と形容される偉容を誇る。低速で空中を機動し、膨大な火力によって戦域防空を担当し、空中給油や艦載蘇龍機の母艦としても機能する。「飛龍要塞」の異名をもつ。かつて空中軍艦開発計画と併行して建造されたものの、機動性の低さと運用経費の高騰が問題視され、ガーグ宗王国空軍戦力の中核をなすにはいたらなかった。 過去の大戦でほとんどが撃墜されたが、いまなお成層圏をさまよっている個体も相当数存在するほか、遺跡から発掘され、自律行動して人口密集地を爆撃したりすることもある。 また、復権を狙う弱小機刃衆などが、名を売るために本機の残骸を発掘して暴走させたりするなど、今なお話題には事欠かない。多数の誘導兵器を搭載しており、防御火器の性能も高いため、脅威度は高い。シンテツ兵の航空筐体か、軍の輸送機からの降下竜撃士部隊などで接舷戦闘を挑むと対処しやすいとされている。個体によっては、艦載蘇龍機を搭載していることがある。 環境:− 全長:300メートル 知7,体1,動3 生命:部位生命値の合計(45) 【部位・武装】 「胴部」…生命値10、破壊効果:なし 「主翼」…生命値8,破壊効果:「動」が0となる。 「主砲」…生命値8、破壊効果:主砲が使用不能に。警戒水準上昇、全判定値+2。 「誘導弾」1…生命値6,誘導値1D、破壊効果:誘爆発生、任意の残り部位いずれかに1Dダメージ(装甲無効)。 「誘導弾」2…生命値6,上に同じ。 「蘇龍機発射台」…生命値2、破壊効果:艦載蘇龍機を運用できなくなる。 「防御火器」機銃…生命値5,破壊効果:使用不能になる。 運用難易度:いずれも10 主砲ダメージ:電磁属性7、射程・遠(GMが1Dをふって6なら使用する。) 誘導弾ダメージ:6、射程・遠。対空・対地・対潜万能型。 防御火器ダメージ:3、射程・近、迎撃強度3 白兵ダメージ:なし。白兵防御不可能。 装甲:対火弾1D、対電磁1D 知名度:16 戦術:人間以上 強さ:上位 備考:常に飛行する。「低速」航空キャラクターである。蘇龍機を4柱まで搭載可能。 ファーグニル系巨竜 ファーグニル軍、ファーグニル系企業が雇用する傭兵や、民間軍事会社が使用する巨竜を紹介する。 機動要塞「ガンシップ・ネモ」 少数生産されたという、特殊な対地攻撃機。 一対の大型ローターおよびターボファンジェットにより常時、低空を移動し、障害物を利用しつつ空中から攻撃を行う。 航続距離は攻撃ヘリコプター以上に短く、島嶼である共榮圏で用いられる機体ではない。優れた火器管制装置により、機動中でも正確な射撃が可能であり、また多彩な兵装と厚い装甲により、慎重な対処が求められる強敵である。 幸い、複雑な機体構造のため整備が大変で、運用可能な場面も限られているため、一部の裕福な企業か、特殊部隊が切り札として使用する程度である。ファーグニル地上部隊を追い詰めると、近接航空支援のために現出する場合が多い。 機動性が低いため、航空キャラクターにとってはさほどでもないが、地上キャラクターにとっては機動処理の関係で厄介な敵となる。 環境:− 全長:30メートル 知5,体5,動2 生命:部位生命値の合計(23) 【部位・武装】 「胴部」…生命値8、破壊効果:なし 「主ローター1」…生命値2、破壊効果:動判定値−1 「主ローター2」…生命値2、破壊効果:動判定値−1 「主砲」連装速射砲…生命値6、破壊効果:射程縮小、近距離のみに。 「副砲」30ミリ機関砲…生命値3、破壊効果:使用不能に。かわりに主砲攻撃判定値+4。 「誘導弾」…生命値2、破壊効果:使用不能に。かわりに試作対地レーザー砲が起動する。 運用難易度:いずれも13. 主砲ダメージ:8+爆風(2回攻撃)、射程・近〜遠。対地・対空両用。 副砲ダメージ:4、連射のみ、射程・近。対地用。 誘導弾ダメージ:4+爆風。射程近〜遠。誘導値1D、対地用。 試作対地レーザー砲ダメージ:電磁3。射程近〜遠。3発のみ射撃可能。対地用のみ。 白兵ダメージ:なし。白兵戦不可能。 装甲:対火弾1D+1 知名度:13 戦術:人間以上 強さ:上位 備考1:低速航空キャラクターであり常に飛行する。空中停止可能。障害物利用可能。 備考2:自分に不利な修正なしで「行進間射撃」可能。 対アラガミ用シンハ型決戦兵器「アルフィオン」 ごくごく少数が試作されたという実験兵器。正規にファーグニル軍で運用されている兵器ではなく、滅多に遭遇することはない。 一説によると、悪名高いファーグニル連合軍・試作兵器実験部隊「ティアマトー大隊」が生み出したものともいう。 巨大な星覇に装甲鈑とセンサー群を装備させたような特異な機体形状をもち、主として白兵戦を想定している。 設計思想、使用されている技術、ともにファーグニル連合軍の標準的な兵器体系とは全く異質であり、「ティアマトー大隊」に所属するファーグニル系天魂が遺失技術を使用したとも、テロリスト集団「浄闇主義者」が関連しているとも噂される。 機体は主に培養された星覇の人工筋肉と人工骨格により構成され、中枢神経系には人造龍魂体も組織されているという。しかしながら、アラガミや蘇龍機とは異なる神経系統に人造龍魂体を無理に搭載した結果、機体はしばしば制御不能に陥り、兵器としての運用は放棄されたといわれる。以後、ファーグニル軍内部でもこの種の兵器の建造は禁じられ、PCが遭遇する可能性があるのは、共榮圏の深海などに秘密裏に投棄された機体である。 有人型であり、遙か昔に捕虜とされたアラガミ師の少女が機体に有機的に結合されているといわれ、交戦する者は、人道的観点から彼女を救助する義務を負う。(救助判定は、「胸」以外の全部位を破壊した上で、機体に「飛び乗った」キャラクターが「胸」に対して行う白兵攻撃として処理する。このとき「救助」を行うと宣言していれば、「胸」に対するダメージは生じず、操縦席が引きずり出されたことになる) 三龍共榮軍のみならずファーグニル正規軍将兵にすら嫌悪される兵器である。 環境:− 全長:40メートル 知2,体6,動6 生命:部位生命値の合計(39) 【部位・武装】 「胴部」…生命値10、破壊効果:「偽竜紋」展開不能になる。 「胸」…生命値8、破壊効果:操縦者の死亡。シナリオ失敗。経験点は与えられない。 「腕」…生命値4、破壊効果:素手以外の武器は使用不能になる。 「脚」…生命値4、破壊効果:動判定値−1. 「頭部」…生命値4、破壊効果:知−2.暴走状態になる(体および動+2、素手攻撃ダメージ上昇。全装甲投棄)。 「主砲」88ミリ専用アサルトライフル…生命値6、破壊効果:使用不能になる。 「白兵戦武器」対戦車ナイフ…生命値3、破壊効果:使用不能になる。 運用難易度:11. 主砲ダメージ:7、連射、射程・近〜遠。 白兵戦武器ダメージ:5 白兵ダメージ(素手):4、大打撃無し。暴走時は12(大打撃あり)に上昇。 装甲:対火弾1D+1(主砲と白兵戦武器は装甲なし。暴走状態では爆離され防御力0になる) 偽竜紋:対電磁および対火弾防御力+20.射撃被弾時、1Dをふって偶数なら展開に成功する。 知名度:13 戦術:人間以上 強さ:上位 試製52型p376のライトニング級駆逐艦データを以下のものに置換する。 ライトニング級駆逐艦 環境:− 全長:120メートル 知5,体9,動6 生命:部位生命値の合計(86) 【部位・武装】 「胴部」…生命値30、破壊効果:なし 「艦橋」…生命値8、破壊効果:「知」が0となる。 「操舵室」…生命値5、破壊効果:「動」が0となる。 「機関部」…生命値5、破壊効果:誘爆発生。任意の残り部位が一箇所破壊される。 「主砲」10センチ単装高角砲1…生命値5、破壊効果:主砲1が使用不能に。 「主砲」2…生命値5、上に同じ 「主砲」3…生命値5、上に同じ 「主砲」4…生命値5、上に同じ 「機銃」27ミリ連装機銃1…生命値2,破壊効果:機銃1が使用不能に。 「機銃」2…生命値2、上に同じ 「機銃」3…生命値2、上に同じ 「機銃」4…生命値2、上に同じ 「魚雷発射管」1…生命値3、破壊効果:使用不能になる。誘爆発生。任意の残り部位が一箇所破壊される。 「魚雷発射管」2…生命値3、上に同じ。 「爆雷投射機」…生命値4,破壊効果:爆雷使用不能に。 運用難易度:主砲と機銃は12、魚雷と爆雷は14. 主砲ダメージ:14+爆風、射程・近。1Dをふって5以上なら全門斉射、それ以外なら2門のみ斉射。対空・対水上・対地用。 魚雷ダメージ:17+爆風、大打撃値9、射程・遠。対水上および対潜用。弾数4 爆雷ダメージ:18+爆風。射程・零。対潜専用。弾数8 体当たりダメージ:20(全武装が破壊されると使用する。固定ダメージの「突進」として処理する) 白兵ダメージ:なし。白兵戦不可能。 装甲:なし 知名度:11 戦術:人間以上 強さ:上位 備考:主砲・機銃は、対空射撃において不利な修正を受けない。 大マガツ 年経たマガツは、大型化し、その戦闘能力も元のアラガミを凌駕するものとなる。これを、大マガツという。 その戦闘能力は上位天魔をのぞけば、全キャラクター中最強の部類に属し、通常、PCが戦う相手ではない。参考のため掲載しておく。 大マガツは、各地で海底深く封印されていたり、化石となって休眠していたりする。それらの多くは現地住民の信仰対象となっているが、希に、テロリスト結社「浄闇主義者」や、ファーグニル系企業の策略によって復活することがある。 また、自然災害のごとく、周期的に特定の海域を襲う大マガツもあり、彼女等は繰り返し撃退されている。 マガツは、元はアラガミ師であるから、その討伐は、共榮圏の人々にとっては苦渋の選択である。出来るならば撃退または封印が望ましいとされる。 三龍帝國軍には、精鋭アラガミで構成される討伐部隊が存在するといわれるが、公表されていない。 正規軍の手が及ばない海域では、ウツロヒに、討伐又は撃退が依頼されることもある。討伐部隊の情報が漏れると、マガツの親族や、滅びた王朝の末裔から妨害工作を受けることも多く、情報統制も含め、慎重な対処が必要となる。 照海群島域・照海王国第23王朝・アマミクと雅波 <アマミヤ之凶神> あまみやのまがつがみ。1500年前の第41次ファーグニル連合軍一斉侵攻において、数個師団のファーグニル海兵隊を真正面から迎撃して勇敢に戦った辺境の王女と、そのトモガミが化身した大マガツ。トモガミは天帝尾長だったと伝承されている。 終戦後、共榮圏の連合艦隊とアラガミ大隊による攻撃を受け、海底深く没していたが、近年、何者かの工作により復活、近海を荒らし回っている。 照海王国は約800年前に滅亡し、現在、その海域はファーグニル連合と共榮圏の国境線となっており、政治的にきわめて不安定な海域である。亡びた自らの王国を守護するかのように彼女は周囲の島々に上陸し、現地部隊の攻撃を受け、苛烈な反撃を繰り返してきた。 近年、彼女の活動はさらに活発化し、近海の主要航路にも被害が出始めた。三龍帝國中央でも無視できないと考えているが、問題の海域に正規軍の大部隊を派兵すれば、ファーグニル軍を刺激してしまう。精鋭ウツロヒの出番だ。 環境:− 全長:200メートル 知2,体9,動2 生命:部位生命値の合計(70) 【部位・武装】 「胴部」…生命値30、破壊効果:なし 「首」…生命値10,破壊効果:主砲破壊力が電磁20に低下する。 「尾」…生命値10,破壊効果:白兵ダメージが15+爆風に低下する。 「主砲」陽電子怒号砲…生命値20、破壊効果:主砲の射程が「近」に。知および動判定値+3。 「誘導弾」ヤシャダマ誘導弾…生命値10,誘導値1D、破壊効果:誘爆発生、任意の残り部位いずれかに2Dダメージ(装甲無効)。 運用難易度:いずれも12 主砲ダメージ:電磁属性54+爆風、射程・遠(GMが1Dをふって6なら使用する) 誘導弾ダメージ:電磁10、射程・近。対空・対地・対潜万能型。 白兵ダメージ:尾/30+爆風(大打撃なし) 装甲:対火弾および対電磁2D+6 竜紋:対電磁および対火弾、防御力+54.射撃被弾時、生命消費2で自動展開。 知名度:10 戦術:人間以上 強さ:上位 備考:生命値が50%以下になった状態で、王国の末裔たる歌姫の「龍神奉歌」を聴かせれば、海に帰っていく。 関連アイテムなど 巨竜は強力なので、GMは、セッション中にバランス調整を行わねばならない場合もある。 可能な限り、事前にPCのデータを把握してシナリオ段階でバランスをとっておくことが望ましいが、思ったより巨竜が強かった場合、GMは、以下の関連アイテムなどを、セッション中にPCに使用させることもできる。 これらのアイテムは、一般的な入手判定などで入手することは出来ない。事前に現地のツカサ、ガルナス貴族などの統治者と交渉しておき、戦闘が始まる前に入手しておく必要がある。 邀撃村落 ようげきそんらく。山村や町などに偽装した対巨竜用の迎撃設備。 住民はおらず、建物に偽装した多連装ロケット、誘導弾、榴弾砲、大口径機関砲などが多数設置してあり、巨竜を追い込んで遠隔操作により集中砲火をあびせる。暴竜などの目撃例がある地方では、各所に設置されている。使用の決定権は現地のツカサにある。 人的および経済的な被害を出さずに市街戦を行えるため、巨竜戦のみならず多目的に利用できる。規模は様々。 暴竜などが目撃される地域の大都市では、市街の一区画が邀撃区画とされていることも多い。 PCは、独力での巨竜討伐が難しいと思われる場合、事前に現地のツカサに交渉し、邀撃村落での迎撃許可を貰うとよい。 利用法:現地統治者との交渉により、事前の使用許可を得る 効果:巨竜との交戦直前にイベントとして処理。巨竜に対し、一斉射撃により自動的に1D×5点の火弾・徹甲ダメージを与える。 このダメージは一例であり、GMは、与えるダメージを事前に調整しておくこと。 邀撃村落の兵装は、射撃後、巨竜の反撃によって自動的に完全破壊され、攻撃能力を失う。 対巨竜航空爆弾 航空キャラクターに搭載する強力な大型爆弾。地上の巨竜に対してのみ使用可能。 暴竜などが目撃されている地方では、現地ツカサとの事前交渉により、PCに支給されることがある。 爆撃の判定は、通常の砲撃と同じく、知・トモガミ判定値による。 とても重いため、装備している最中は、飛行キャラクターに対する機動判定値−3.空戦では極めて不利になるため、戦闘機などに襲われないよう友軍が護衛してやる必要がある。爆弾を捨てるか投弾すれば、機動判定の修正は消滅する。 運用難易度:13 ダメージ:20 射程:近、空対地専用 弾数:一機につき1発 対巨竜吸着地雷 小型キャラクターが手で持って、直接、巨竜の体表に取り付けて使用する特殊な爆弾。 使用するには,巨竜に「飛び乗った」状態で、主動作により取り付け操作を行う必要がある。これは白兵攻撃として処理し、攻撃が成功したら、取り付けに成功したことになる(白兵攻撃扱いだから星覇でも安心だ)。 取り付けた次のターンの終了処理において、自動的に爆発する。 運用難易度:− ダメージ:16 弾数:一人あたり1個 |
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