三龍戦騎RPG
空想科学恐竜RPG

人物簡易作成規則

 三龍戦騎RPGをはじめて遊ぶ方のために、簡単にPCを作成できる規則を紹介する。もちろん、通常作成規則によって作成したほうが、自分好みに設定できる利点があるが、時間がかかるのが難点である。最初のうちは、この簡易作成規則で作ったPCで遊ぶと、手間が省けるはずだ。

 それでも面倒だという方は、下の見本人物をそのまま使用するとよい。名前だけは以下の作成ルール中にある名前表で決めること。
 見本人物:アラガミ師(ゲキトモガミ)←2つで1枚の管理用紙となっている。

 簡易作成規則でPCを作る場合は、 ルール目次の一番下にあるキャラクターシート(ワード文書)を印刷し、以下の項目を書き写しておくと便利である。チャットセッションでしか使用しないなら、テキスト形式の文書としてファイルに保管しておくだけで十分だが、実際の遊戯中に、「生命」などの数値が変動するので、そのファイルは常に参照可能な状態にしておくこと。

 簡易作成規則では、アラガミ師、シンテツ兵、星覇のPCのみ作成可能である。

 どの種属にするか迷ったら、アラガミ師にしておくのが無難。メカや重武装キャラ好きならシンテツ兵が、獣人・白兵戦好きなら星覇がオススメである。もちろん、恐竜好き、怪獣好きはアラガミ師がよいだろう。なお、以下の文中にある1Dとか2Dというのは、サイコロ1個、サイコロ2個をふって、その合計値で結果を判断する、という意味である。

●1、アラガミ師の作成
ヒメテイリュウに騎乗したアラガミ師


【1】
 能力値は以下の値をそのまま使用する。
 体力:2
 技術:3
 知性:4
 魅力:1
 龍魂:5

 生命:14 和魂:14

 キズナ等級:「アラガミ」レベル1(キズナ判定値=6)
 根性:4

【2】
 出生は、「下級貴族の娘」。所持金は、100万リンである。

【3】
 経歴・関連組織・冒険の目的、これまでに習得している技能を決定する。

 <経歴>
 これまでにキャラクターが経験した職業。簡易作成規則では、以下のもので固定とする。()内は、能力値を加えた判定値で、ゲーム中ではこれを使用する。ゲキ用の技能とトモガミ用の技能に分かれているので、ゲキ技能はゲキの技能欄に、トモガミ技能はトモガミの技能欄にそれぞれ記入すること。(知、体など能力値が一文字のものがトモガミ能力値である)
 三龍帝國陸軍「普通隊」出身。
 取得技能:
  ゲキ技能
 【アラガミ学(知性)】1.(判定値5)
 【携行火器(技術)】1.(判定値4)
 【銃剣格闘(体力)】1.(判定値3)
 【アラガミ召喚(龍魂)】1.(判定値6)

  トモガミ技能
 【騎乗砲術(知)】1.(判定値4)
 【水中白兵戦(体)】1.(判定値4)
 【くわえ投げ(体)】1.(判定値4)

 <関連組織>
 これまでにキャラクターが関わったことのある組織や個人。このキャラクターの場合、星覇一人と関係したことがある。1Dをふり、1〜4なら求婚されている、5なら許婚、6なら恋敵の関係である。

 <冒険の目的>
 1Dをふって結果を適用すること。遊戯中は、これを意識してキャラクターを演じるとよい。
 1、真に理解しあえる戦友を見つける。
 2、何かを達成したい。
 3、強い敵と戦いたい。
 4、何かを倒したい。あるいは超えたい。
 5、マガツ或いはゲドウ操りとなってしまった誰かを助けたい。
 6、名所旧跡、戦跡めぐり。好奇心を満たしたい。

【4】
 このキャラクターのトモガミはタッキリュウである。以下の諸元を、人物管理用紙のトモガミ欄に記入すること。トモガミとともに行動する場合は併記してある「トモガミ判定値」が使用され、遊戯中は、ほとんどトモガミ判定値により判定することになる。

【タッキリュウ】(初期トモガミ)
 かつて地球ではバリオニクスと呼ばれていた。三龍帝国の国竜。水辺にすむ魚食性の恐竜で、帝政共榮圏の環境によく適応しており、扱いやすいといわれる。
 全長30cmにも達する巨大な爪を前肢にそなえており、魚を捕食するときは、岸にこの爪を打ちこんで、身体を安定させてから、頭部を水中に突っこむ。もちろん、この爪は、格闘にも用いられる。タッキリュウは皇家の誇りといわれており、帝国域で非常に高い人気をもっている。多くのアラガミ師は最終的にタッキリュウを生涯のトモガミとする。
 年代:白亜紀前期
 環境:河川
 分布:三龍帝国(イギリス)
 体長:8m
 食性:肉食(おもに魚食)
  能力値
 知3 (トモガミ判定値3)
 体5 (トモガミ判定値3)
 動5 (トモガミ判定値4)
 キズナ難易度:11
 生命:22
 白兵ダメージ:牙・爪/5
 【キズナ4でトゲタッキに戦適可能】

 龍化時の諸元
 以下の数値を、トモガミ管理用紙にあらかじめ記入しておくこと。

【アラガミの武装】
 主砲運用難易度:11
 属性:電磁、徹甲
 主砲破壊力:キャラクター作成時は5.(5×キズナレベル)
 主砲の射程:キャラクター作成時は3km。(3×キズナレベルkm)
 主砲発射による生命消費:なし
 白兵ダメージ:15
【アラガミの装甲】
 属性:対火弾および対電磁(火弾、電磁属性いずれの兵器もダメージを軽減できる)
 防御力:キャラクター作成時は2D+1。(2D+キズナレベル)

 【真性竜紋】
 敵の射撃攻撃を被弾した際に、トモガミの「生命」を消費して展開する力場障壁。ほとんどの射撃を防御できる。判定は不要で、(望めば)被弾時に自動的に展開される。竜紋の効果は、装甲に加算される。
 属性:対火弾および対電磁
 竜紋防御力:主砲破壊力に等しい
 消費生命:2
 効果範囲:使用者のみ
 持続時間:展開した防御ターンのみ
 昇圧竜紋については省略。より発展的な竜紋である。詳しく知りたい方は、 ルール/アラガミ師を参照。

【5】
 ゲキの装備は以下の通り。最初から所持しているもので、所持金を減らして購入する必要はない。
 武器:
 【74式突撃銃】
  旧式の突撃銃。大口径弾を使用するため、破壊力が大きく、射程が長い。反動は大きいものの、構造が簡単で扱いやすいため、民間、傭兵部隊、犯罪組織などの間に広く普及している。
 属性:火弾(対人)、連射・半自動
 破壊力:7
 射程:150
 弾数:20
 運用難易度:12
 入手難易度:10
 価格:15万
 (予備の弾倉1個を所持)

 防具:
 【二式抗弾具足】
  積層構造の抗弾着。軍人や傭兵が使用する。胴体、肩、首、股間を保護する。通常の服の下に隠匿することはできない。共榮圏では、家系を示す紋様などで装飾するのが普通である。突撃銃の弾倉4個、手榴弾4個を装備できる。小物入れ1個つき。
 属性:対火弾(対人)
 防御力:1D+1
 入手難易度:10
 価格:20万

【6】
 トモガミの装備は、以下のとおり。このほかの装備を使いたい場合、ゲーム開始後に、所持金を消費して購入すること。その際はGMの許可が必要である。

 武装:
 【66式無反動砲】
 直接照準式の、簡易な小型砲。中型トモガミ用として、広く普及している。発射時に噴射炎を後方に逃がすため、敵に発見されやすく、射程が短いのが欠点。また、そのさい後方5メートル以内に人員がいた場合、後方噴射炎によりダメージ2を受ける。手動装填式で、射撃後の再装填に1ターンを要する。砲弾は、付属の弾薬箱に4発まで入れて携行できる。
属性:火弾
破壊力:
 (対戦車榴弾)10+爆風
 (榴弾)8+爆風(半径15メートル)
 (発煙弾)ダメージなし。50メートル四方に煙幕を展開。効果は3ターン持続。色は赤、黄、白。
 (照明弾)ダメージなし。200メートル四方を真昼なみの明るさにする。効果は3ターン持続。
射程:最低10/100
弾数:1(1発ごとに手動装填)
運用難易度:13
重さ:2
入手難易度:12
価格:150万
砲弾は、キャラクター作成時は、「榴弾」のみを4発所持している。他の砲弾が欲しい場合、ゲーム開始後に購入すること

 装甲:
 【第2種装甲】
 第1種装甲をさらに強化したもの。少し重い。
属性:対火弾
防御力:2D
重さ:3
価格:200万

【7】
 名前を決定する。ゲキの性別は女性のみである。年齢は13歳である。名前は、微妙に沖縄風かつ和風で、漢字表記である。日本語同様、姓名の順に表記する。
 以下の表で名前を決定してもよい。まず1Dをふって、偶数が出たら表1で、奇数なら表2で、2Dを2回ふって決定。

 なお、トモガミにも個体名を与えること。トモガミの名前は、和風であれば自由につけてよい。呼びやすい一単語のみを用い、語尾に「丸」をつけるトモガミ名が比較的多い。

 名前表1
(出目:姓)
2 渡名喜(となき)
3 豊見(とみ)
4 牙和志(がわし)
5 辰波(たっぱ)
6 喜手志(かでし)
7 安里(あさと)
8 鱗原(りばる)
9 龍轟(たつごう)
10 安波(あは)
11 銘刈(めかる)
12 南風波(はえば)
(出目:名)
2 ムツキ
3 モミ
4 アザミ
5 ヒリュウ
6 アオバ
7 テンリュウ
8 シマカゼ
9 チトセ
10 フブキ
11 ナガラ
12 ユラ


 名前表2
(出目:姓)
2 嘴爪(はしづめ)
3 比嘉巻(ひがまき)
4 天雅(てんが)
5 赤城(あかぎ)
6 鬼武神(きぶかん)
7 マーシュ
8 徐(じょ)
9 南雲(なぐも)
10 バッカー
11 八波(やなみ)
12 金剛(こんごう)
(出目:名)
2 ウズリ
3 イサリ
4 ヤトノ
5 サリュウ
6 ナツカ
7 セイ
8 リショウ
9 アミテ
10 ヤボシ
11 シンバ
12 キンガ

 「身分」はアラガミ師、「階級」は六等小根(ろくとうさに)から開始する。
 「国籍」は三龍帝国、「種属」は三龍帝国人(地球系人種)。「言語」は、特に交渉技能を取得していない場合は、共通語と記入しておく。三龍帝国語は、共榮圏の共通語である。
 「等級」はいわゆるキャラクターのレベルのことで、最初は1である。

 【8】
 最後に、性格、趣味、信念などを決めて管理用紙に記入しておくと、キャラクターが個性的になってよいだろう。基本的には、アラガミ師は地球系人種の少女であるから、他種族と比べて演じやすい。ただ、少女といえども彼女たちは、誇り高き帝国軍人であり、武人らしい発言、行動をとることが多い。捕虜を拷問するような残忍な行為や、卑劣な行為は行わない。また、弱者を守り、異種族間の争いを調停するのもアラガミ師の役割である。
 このほか、麻薬密輸組織や、ファーグニルの恐竜密猟組織などの鎮圧をおこなうこともある。警察官的な面もあるといえる。生態系保全の意味から、環境破壊を行うファーグニル企業と交渉したり、取り締まりを行うこともあり、任務内容は幅広い。演じる際は、自分の専門分野を決めておくとよいだろう。


●2、シンテツ兵の作成
シンテツ


【1】
能力値は以下の値をそのまま使用する。
 体力:2
 技術:5
 知性:4
 魅力:3
 龍魂:1

 生命:14 和魂:14

 キズナ等級:「シンテツ」レベル1(キズナ判定値=6)
 根性:4

【2】
 出生は、下級シンテツ工廠(こうしょう)。100万リン。

【3】
 経歴・関連組織・冒険の目的、これまでに習得している技能を決定する。指示ある項目については1Dをふった結果を適用すること。
 <経歴>
 これまでにキャラクターが経験した職業。簡易作成規則では、以下のもので固定とする。()内は、能力値を加えた判定値で、ゲーム中ではこれを使用する。ゲキ用の技能とトモガミ用の技能に分かれているので、ゲキ技能はゲキの技能欄に、トモガミ技能はトモガミの技能欄にそれぞれ記入すること。(知、体など能力値が一文字のものがトモガミ能力値である)
 シンテツ兵の場合、幼年時代の仮想空間内で経験したものも経歴に含まれるが、ルール上、とくに区別する必要はない。

 「傭兵、民間軍事企業」出身。

 取得技能:
 ゲキ技能
【携行火器(技術)】1.(判定値6)
【変形隠密(技術)】1.(判定値6)
【電子(知性)】1.(判定値5)
【叩き上げの根性(魅力)】1.(判定値4)

 トモガミ技能
【騎乗砲術(知)】1.(判定値6)
【電子戦(知)】1.(判定値6)
【対空戦闘(知)】1.(判定値6)

 <関連組織>
 これまでにキャラクターが関わったことのある組織や個人。友好的関係とは限らない。
 このキャラクターの場合、水棲人一人と関係したことがある。その水棲人は、1Dをふり、1〜4ならカワアガニ属、5ならウミアガニ属、6ならトオミ属である。さらに1Dをふり、偶数なら友好的、奇数なら敵対的関係にある。

 <冒険の目的>
 1Dをふって決定すること。
 1、<赤の嵐>の謎を解き明かし、その再発を防止したい。
 2、素敵な拡張筐体を手に入れたい。
 3、(仮想現実ではない)現実の世界で、色々と冒険をしたい。
 4、生身の人間になりたい。
 5、一体でも多くのキョウコツを倒したい。
 6、ファーグニル軍の強い戦車や戦闘機と戦いたい。

【4】
 このキャラクターのトモガミは、カワキタ41型である。以下の諸元を人物管理用紙のトモガミ欄に記入すること。
 「体」はゲキの「体力」、「動」はゲキの「技術」、「知」はゲキの「知性」に対応している。それぞれの平均値が、ゲーム中で用いられる「トモガミ判定値」となる。  トモガミとともに行動する場合はこのトモガミ判定値が使用されるので、遊戯中は、ほとんどこの値により判定することになる。
 【カワキタ41型】
 央天青でもっともよく見かけられる、小型の陸上型シンテツ。4本の脚の先端に、万素成型された可変式の球輪をそなえており、これを高速回転させて全方位機動を行う。不整地の走破性は低いものの、機動性にすぐれる。
乗員:1名
全長:3m
環境:草原

 能力値
 知6 (トモガミ判定値5)
 体4 (トモガミ判定値3)
 動5 (トモガミ判定値5)
キズナ難易度:13
生命:15
白兵ダメージ:なし

【5】
 ゲキの装備は次のとおり。
 武装:
 【中島15式拳銃】
 三龍帝国軍の制式拳銃。半自動式。指揮官やシンテツ兵が護身用に携帯するもので、野戦では使われない。民間にも広く普及している。大型拳銃としては標準的な性能。
属性:火弾(対人)、半自動
破壊力:4
射程:10
弾数:15
運用難易度:13
入手難易度:11
価格:10万
(予備弾倉1コを所持)

 防具:
【軽抗弾服】
 抗弾繊維で編んだ衣服全般。通常の服の下に着用でき、下着に似せた様々な形式がある。
属性:対火弾(対人)
防御力:1D
入手難易度:9
価格:15万

【6】
 トモガミの装備は、以下のとおり。シンテツ兵はアラガミ師より多くの武装を運用できる。このほかの装備を使いたい場合、ゲーム開始後に、所持金を消費して購入すること。その際はGMの許可が必要である。
 武装:
【66式無反動砲】(3門装備)
 直接照準式の、簡易な小型砲。中型トモガミ用として、広く普及している。発射時に噴射炎を後方に逃がすため、敵に発見されやすく、射程が短いのが欠点。また、そのさい後方5メートル以内に人員がいた場合、後方噴射炎によりダメージ2を受ける。手動装填式で、射撃後の再装填に1ターンを要する。砲弾は、付属の弾薬箱に4発まで入れて携行できる。
属性:火弾
破壊力:
 (対戦車榴弾)10+爆風
 (榴弾)8+爆風(半径15メートル)
 (発煙弾)ダメージなし。50メートル四方に煙幕を展開。効果は3ターン持続。色は赤、黄、白。
 (照明弾)ダメージなし。200メートル四方を真昼なみの明るさにする。効果は3ターン持続。
射程:最低10/100
弾数:1(1発ごとに手動装填)
運用難易度:13
重さ:2
入手難易度:12
価格:150万
砲弾は、キャラクター作成時は、「榴弾」のみを12発所持している。他の砲弾が欲しい場合、ゲーム開始後に購入すること

 装甲:
 【第1種軽甲5型】
 下級モノガミの皮膚装甲を加工して製作した装甲鈑。騎体のほぼ全身を覆うが、防御力は低く、弾片防御ていどしか考慮されていない。ファーグニルでいうと軽戦車クラスの装甲鈑である。
属性:対火弾
防御力:2
重さ:2
価格:80万

【7】
 名前を決定する。性別は自由。年齢は15歳。
 ゲキの外観は、性別・年齢相応のものであり、見かけ上は生身の人間と区別はつかない。
 名前は、基本的には三龍帝国人同様、沖縄風かつ和風で、漢字表記である。アラガミ師の名前決定表を用いてもよい。外国暮らしが長かったシンテツ兵は、外国名をもっていたり、名前の一部に外国名を含むこともある。

 なお、トモガミにも個体名を与えること。和風の名詞ならなんでもよく、とくに決まりはない。識別番号らしい数字を含むことが多い。ゲキに外国名が含まれる場合、トモガミ名もそれに倣うことが多い。

 「身分」はシンテツ兵、「階級」は六等小根(ろくとうさに)から開始する。仲間に軍人がおらず、軍に所属しない場合は階級はなし。しかし通常は、安定収入を得るためなどの理由で、軍人・軍属になることが多い。
 (軍属というのは、軍隊と契約した民間人のことで、軍人ではない。しかし、三龍共榮圏では軍民の区別はあいまいなので、立場的には、軍に雇われた傭兵に近く、日常的に軍での訓練も受けるのが普通)

 「国籍」は第192工廠(こうしょう)、「種属」はシンテツ兵。「言語」は、特に交渉技能を取得していない場合は、シンテツ語・共通語と記入しておく。「等級」はいわゆるキャラクターのレベルのことで、最初は1である。

  【8】
 このほか、性格、趣味、信念などを決めて管理用紙に記入しておくと、キャラクターが個性的になってよいだろう。シンテツ兵の場合、機械によって仮想空間内で育てられているため、純真だったり、生身の肉体をもつ者に憧れや好奇心を抱く者が多いようである。しかし、脳組織自体は三龍帝国人のものなので、極端に異質な思考形態などを有しているわけではない。その性格は、これまで暮していた国家のそれに左右される。


●3、星覇の作成
星覇のゲキとシンニャン
【1】
 能力値は以下の値をそのまま使用する。

 体力:6
 技術:3
 知性:1
 魅力:2
 龍魂:3

 生命:18 和魂:14

 キズナ等級:「シンニャン」レベル1(キズナ判定値=4)
 根性:2

【2】
 出生は、「物売りの娘」。所持金は60万リン。

【3】
 経歴・関連組織・冒険の目的、これまでに習得している技能を決定する。指示あるものについては、1Dをふって結果を適用すること。
 <経歴>
 「物売り」。

 取得技能:
 注:星覇は知性系技能を取得できない。成長時も同様。

 ゲキ技能
【癒しの口づけ(体力)】1.(判定値7)
【森の暮らし(技術)】1.(判定値4)
【愛の秘儀(技術)】1.(判定値4)
【そら涙(魅力)】1.(判定値3)
【色仕掛け(魅力)】1.(判定値3)

 トモガミ技能
 【向日葵(体)】1.(判定値7)
 【弾丸回避(動)】1.(判定値4)

 <関連組織>
 これまでにキャラクターが関わったことのある組織や個人。このキャラクターは、アラガミ師と関係したことがある。1Dをふり、1〜4ならウツロヒ中の若い娘、5〜6なら少司以上の貴族。こちらから求婚している、または思いを寄せている。遊戯者がその点は任意に決定すること。1Dをふり偶数なら、相手も好意をもっている。

 <冒険の目的>
  1Dをふって決定すること。
 1、真に愛しあえる配偶者(なるべく女性)を見つける。
 2、異種属の恋人を見つける。
 3、故郷の森を守るための学問や法知識を習得したい。
 4、新しい恋人または配偶者を見つける。
 5、舞い、楽曲、詩作りのネタ探し。
 6、美味しいものや珍しいものを食べたい。

【4】
 このキャラクターのトモガミは、「向日葵」である。以下の諸元を、人物管理用紙のトモガミ欄に記入すること。

 【向日葵】
 格闘能力に長けたシンニャン。活発で、大人しくしているのが苦手。短髪にしてやるのが慣例。
 能力値:対応するゲキ能力値に等しい(体6、動3、知1)
 特徴:短毛、明るい性格
 属性:格闘
 ニャンポウ判定:向日葵技能(体系)による
 難易度:13
 生命点:10
 環境:森林
 年代修正なし

【5】
 ゲキとトモガミの装備を決定する。星覇は、ゲキも、トモガミ同様の「対徹甲ダメージ防御力」を有する。ゲキの攻撃力も恐竜などに匹敵し、「徹甲値」ダメージとして扱う。ゲキ、トモガミ、いずれも、第一種軽装甲5型相当の装甲体毛を有する。
 武装:なし

 装甲体毛:
属性:対火弾
防御力:2
重さ:2

 注意:
 星覇の戦闘様式は生身での白兵戦を旨とするため、(基本ルールでは)武器は装備しない。また、星覇は複雑な武器は扱えないため、銃器をあつかう場合、難易度+6の修正が加えられる。

【6】
 名前、性別を決定する。性別は女性のみである。年齢は、13歳〜18歳の範囲で任意に決定すること。迷った場合、12+1D歳とする。
 名前は、中華風に、漢字の組み合わせで決定すること。自然現象など、美しい印象の字が好まれる。氏名の順で表記されるが、名前だけの場合もある。文字数は2〜5字程度。

 トモガミの個体名も決定すること。和風、あるいは中華風の、呼びやすい単語ひとつがトモガミ名とされることが多い。難しい単語は使わないのが星覇流。

 ゲキの名前については、以下の名前表で決定してもよい。2Dを2回ふり、姓名を決定すること。
 名前表
(出目)(姓)
10
11
12
(出目)(名)
10
11
12

 「身分」は「物売り」、「階級」は、星覇はどうせ覚えられないので「なし」。星覇もアラガミ師とともに軍の仕事を請け負うことがあるが、軍と契約しないなら、ウツロヒ宿で適当な仕事を受けて生活費を稼ぐことが多くなる。
 「国籍」は「星覇王国」、「種属」は星覇。「言語」は、特に交渉技能を取得していない場合は、星覇語・共通語(会話のみ)と記入しておく。
 「等級」はいわゆるキャラクターのレベルのことで、最初は1である。

【9】
 このほか、性格、趣味、信念などを決めて管理用紙に記入しておくと、キャラクターが個性的になってよいだろう。天魂は、ほとんどが野生的で、暢気に日々を過ごしている。また、(性別を問わない)恋愛や、配偶者探しに強い関心をもっている。踊り、歌、物語といった創作を愛する一面もある。総じて、単純で陽気な種属である。
 ウツロヒにでる第一の目的は、配偶者探しであって、アラガミ師や天魂のような気負いはない。しかし、生息地である星覇王国の大紅樹林(巨大な惑星改造用マングローブ樹林)を破壊する者にたいしては、森の守護者として、敢然と戦いを挑む。星覇は好奇心が旺盛なので、事件にまきこまれやすい。その際も、複雑な人物関係や学問的背景は理解できないため、力押しや色仕掛けによる解決を好む。
 演技としては、「星覇訛り」を表現するとよい。1Dをふり、台詞に以下の語尾をつけること。GMや遊戯者が望まない場合は、語尾をつけなくてもよい。また、語尾をつける場合でも、場面にふさわしくない場合は、これをつけないで演技してもよい。
 1、「なのじゃ」
 2、「にゃ」
 3、「にゅ」
 4、「にょ」
 5、「みゃ」
 6、「みゅ」

表紙へ
清水三毛 2007.7.15