三龍戦騎


赤嵐領域

 新たな戦場、赤嵐領域(せきらんりょういき)を紹介する。

 アマミツヨの太古の伝承にみられる「赤の嵐」。それは、文明の利器をことごとく破壊しつくす災害であった。
 分解された金属製品は、赤錆の嵐となり、亡びた旧文明が遺した血のように、大地を覆い尽くしたのである。

 「赤の嵐」を再びやってくる脅威と捉えるか、単なる伝承と捉えるかという相違によって、
共榮圏とファーグニル連合の思想の差が生じたともいえ、重要な概念である。

 共榮圏では、各所で、しばしば小規模な「赤の嵐」が確認されている。これを「赤嵐領域」と呼ぶ。
 赤嵐領域の内部では、金属製品や電子機器が急速に腐食され、分解される。機械系の種属にとって著しく不利な環境である。
 GMは、シナリオ作成段階で、赤嵐領域を設定しておくこと。

 【赤嵐領域が発生する場所】
 一部の天航船遺跡、野外型キョウコツの支配領域にて発生する。範囲は半径1dキロメートルにおよぶ。
 海洋に発生することもある。
 戦闘ルールで言えば、交戦領域をすべて覆い尽くすものとしてよい。
 小規模なものは範囲が近距離にしか及ばないこともある。

 また、一部の大型キョウコツその他のマジムンは、赤嵐領域を武器として発生させることがあり、注意が必要だ。

 突発的に発生した赤嵐領域は数日から数週間で自然消滅するが、
 古くから存在している赤嵐領域は安定した供給源が存在することが多く、数世紀以上にわたって活動を維持していることが多い。
 そうした場所は、機械系の種属にとっては禁断の地とされ、地図・海図上に地名が記されている。

【状態異常の回復】
 赤嵐領域から離脱することにより、赤嵐領域によって生じた下記の状態異常は直ちに全て回復する。

【武魂発動との関係】
 シンテツ兵は「天撃換装」、蘇龍機は「暴牙形態」を発動させている間は、赤嵐領域の影響は受けない。
 武魂発動以前に受けていた赤嵐領域による影響も瞬時に回復する。

 【強度表】
 GMは1Dをふって、シナリオに登場させる赤嵐領域の強度を決めること。
 強度により、発生する状態異常の効果が異なる。以下の強度表を適用すること。
 シナリオ段階で決めておいても良い。

 注1:赤嵐領域内では、無線は使用不可能となる。但し、重力波、龍魂波、レーザー通信はこの限りではない。
 注2:赤嵐強度2以上では、龍魂体をもたない通常の金属製の機械は全て機能を停止し、使用不可能となる。すなわち、ファーグニル製の兵器、車両、船舶などは全て使用できなくなる。

 1Dの結果を以下の強度値に適用する。

 強度1…一ヶ月以上滞在すると金属が腐食され兵器や装甲が腐食、分解される。
 強度2…金属製の誘導兵器使用不能。蘇龍機の全判定値−1。
 強度3…金属製の火器使用不能。蘇龍機全判定値−2,シンテツ−1

 強度4…金属製の火器使用不能、蘇龍機全判定値−3,シンテツ−2
 強度5…4に加え、金属製の装甲が腐食され、大打撃値が9に低下する。
 強度6…蘇龍機とシンテツ兵のトモガミは行動不能となる。


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清水三毛 2009.11.23.