【焦点距離】
 2009年7月22日鹿児島県南部の島々で皆既日食が見られる。使用するレンズの 焦点距離と撮影される太陽の大きさを天体山望でシミュレーションしてみた。
  • 撮影に必要なレンズの焦点距離はコロナも考慮すると、35mm換算 500mm〜800mm程度が良さそうだ。35mm換算500mm以下では迫力不足な感じを受ける。
  • 現行の4/3、APS-C、35mmの1000万画素機で撮影した場合、35mm換算500mm のレンズで撮影される太陽は約500画素で写る。
※()内は35mm換算焦点距離。

【絞り羽の数と発生する光芒の数】
 ダイヤモンド富士と同様に、皆既日食の際に見られるダイヤモンド リングでも光芒を発生させた写真を撮影できるはずだ。絞りの無い天 体望遠鏡を使うと光芒は発生しないが、絞りのあるカメラレンズでは 多くの場合、ある程度以上絞れば光芒が発生するはずだ。F値が大き いと光芒は長くなり、F値が小さいと光芒は短くなる。デジカメの場 合は回折の問題もありF11程度までにすべきだろう。光芒を加えて 撮影したい場合は事前にレンズを確認する必要がある。また、絞り羽 の数の違いで発生する光芒の数も異なる。偶数枚の場合その数だけ、 奇数枚の場合はその倍の数光芒が発生する。雰囲気的に9枚羽の光芒 18本は多すぎだろう。7枚羽の光芒14本は少し多いような感じも するが微妙なところだ。5枚羽の光芒10本と8枚羽の光芒8本はう るさすぎず良さそうだ。6枚羽の光芒6本は少し寂しい。あと、絞り 羽の形状により発生する光芒の形状も異なる。
※レンズの確認は人工光源で行うほうが良いだろう。決して水平高度 の高い太陽で行ってはいけない。目が焼け、カメラも故障する。大変 危険だ。焦点距離が長いので、ダイヤモンド富士撮影の時のように高 度が低い時でも十分な注意が必要だ。
6枚6本 8枚8本 5枚10本 7枚14本 9枚18本
※光芒の出方はそれぞれのレンズの羽根の形状と絞 りのF値による。5枚はF8、その他はF11で撮影した。

※天体山望は日食のシミュレーションには役立ちません。
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