豆盆栽・ミニ盆栽・小品盆栽の茜園芸(茜む庵)

生産者:茜 む庵
961-8061 福島県西郷村小田倉字田土ヶ入3-78
開 園:10:00〜日没まで/不定休

お問合せ:090-1060-8156
茜園芸の地図 / Google-map

茜む庵:植物うろうろ旅
 植物の栽培を始めて50年近くになるので種蒔きや挿し芽などから自分で育ててきて色々想う事を書き留めておこうと思います
うろうろ旅−1、 うろうろ旅−2、 うろうろ旅−3、 盆栽:YouTube、 む庵鉢:YouTube


生産・展示・販売 苗・小品盆栽 珍種・変種 植替え・整枝教室 む庵の手びねり鉢

卸し:業者・盆栽会等への卸売り
20鉢以上、5掛け〜6掛けで卸売りいたします。お越しいただく前に電話でお問い合せください。

 拘りの小品盆栽・豆盆栽:実生・挿し芽から丹精込めて育てた自家栽培。針金を使わずにハサミ仕立てで年月を掛けてじっくり育てる自然流です

 小品盆栽・豆盆栽の樹種:コマユミ、夏はぜ、うすの木、アブラどうだん、梅花つつじ、山つつじ、ねじ木、桂、いよみずき、ユスラウメ等

 当園発見植物:珍種・変種:二季咲き小輪山つつじ、こたにわたり変種、桃色濃色大輪りんどう(福姫)、ききょう(三色〜五色咲き)

 手捻り鉢:酔墨画家の顔を持つ茜む庵作の遊び心たっぷりのユニークな手捻り一点物の鉢。「こんなの見たことないっ」と評判の逸品!
←アブラドウダン石附:実生13年もの:風流を好む酔墨画の絵描きでもある茜む庵が、四十年の経験の元に丹精込めて育て上げた小品盆栽と、遊び心たっぷりのユニークな手びねり一点物の鉢。

小品盆栽・豆盆栽&手びねり一点物の“む庵鉢”
む庵鉢に植わっているものは、樹種のみの価格(む庵鉢の価格、鉢の植替え費用=別途加算)

↑ウスノキ

↑ウスノキ

↑姫ウスノキ

↑姫ウスノキ/む庵鉢

↑八房香丁木/む庵鉢

↑二季咲き茜ツツジ/む庵鉢

↑伊予ミズキ/む庵鉢

↑梅花ツツジ/む庵鉢

↑南京ナナカマド/む庵鉢

↑クマヤナギ/む庵鉢

↑ツルウメモドキ/む庵鉢

↑八房メギ/む庵鉢

↑ナツハゼ:実生
6年:5,000円(む庵鉢)

↑アオタモ:実生
6年:5,000円(む庵鉢)

↑ホシノカガヤキ(さつき):挿し木
7年:5,000円(む庵鉢)

↑カナシデ:実生
5年:4,500円(む庵鉢)

↑ヒメツタ:挿し木
4年:5,000円(む庵鉢)

↑ヒメツタ石附:挿し木
4年:5,000円(む庵鉢)

↑梅花ツツジ:実生
6年:5,000円(む庵鉢)

↑ケヤキ:実生
7年:6,000円(む庵鉢)

↑アブラドウダン:実生
7年:6,000円(む庵鉢)

↑ナツハゼ石附:実生
8年:7,500円(む庵鉢)

↑ネジキ:実生
6年:4,500円

↑ツルマサキ:挿し木
4年:6,000円(む庵鉢)

↑ウスノキ:実生
8年:7,500円

↑ナラ:実生
6年:7,500円(む庵鉢)

↑ミヤマガマズミ:実生
8年:5,000円

↑山ツツジ:実生
7年:5,000円

↑ナツハゼ石附:実生
8年:非売

↑アクシバ:実生
10年:非売

↑ミヤマキリシマ(紅小町):挿し木
3年:4,000円(む庵鉢)

↑カツラ豆盆栽:実生
3年:4,500円

↑カツラ豆盆栽:実生
3年:4,500円(む庵鉢)

↑トウカエデ豆盆栽:実生
4年:4,000円(む庵鉢)

↑カナダメギ豆盆栽:挿し木
3年:4,000円(む庵鉢)

↑山モミジ豆盆栽:実生
4年:4,500円(む庵鉢)

↑ドウダンツツジ豆盆栽:実生
5年:4,000円(む庵鉢)

↑アオタモ豆盆栽:実生
5年:4,500円(む庵鉢)

↑ウスノキ豆盆栽:実生
4年:4,500円(む庵鉢)

↑ニワウメ豆盆栽:挿し木
3年:4,500円(む庵鉢)

↑ナツハゼ豆盆栽:実生
5年:4,500円(む庵鉢)

↑ヤツブサ香丁木豆盆栽:挿し木
5年:5,000円(む庵鉢)

 小品盆栽の魅力と選び方:心静かに 一鉢一鉢を ゆっくり眺める
・小品盆栽の小さな一鉢に自然・風景を想い起し 自然の厳しさ 命の力強さを感じ取り 楚々とした佇まいには優しさを想い 自然の流れに心癒されるもの
 小品盆栽との楽しい接し方: 植物は口が利けません。でも、 話しかける“心のゆとり”を忘れないこと
・植物にとっても“水は 命の源”です/水やりを欠かさないこと。
・植物にとって“太陽光はエネルギーの源”です/日照も忘れずに。・お日様に輝く緑から 明日への活力を分けてもらうこと。
・いつでも目の届くところに置き、心の安らぎをもらうこと。
・癒しをもらう喜びに「ありがとう」の気持ちをもつこと。
 小品盆栽への水やり: 茜園芸では 水はけの良い上質な土を使用し栽培しています
・一年を通して水やりをします(冬に葉が落ちてからでも 水やりは必要)。
・一日一回ではなく、土(コケ)が乾いていたら水やりをします。
・土(コケ)が湿っている間は、大丈夫。
 小品盆栽と日照: 強すぎる陽射しは避けること
・置く場合の注意点:石やコンクリート・鉄板等の上に直に置くのではなく、板一枚敷いてその上に鉢を置いて下さい。
・春季:3月〜6月:一日3〜4時間程度 陽当たりの良い所に置く。
・夏季:7月〜:陽射しが強いので 半日陰に置く。
・秋季:10月〜:一日3〜4時間程度 陽当たりの良い所に置く。
・冬季:12月〜3月:乾いた冬風を避け乾燥を防ぐ。

 茜園芸は、生き物である小品盆栽・豆盆栽・山野草の販売は、対面 販売が一番と考えます。
気軽にお越しいただき “生産者である 茜む庵” の懇切丁寧な説明の元に400鉢、3,000苗の中から“お気に入りの一鉢”をお選びいただきたく思います。
 お住まいが遠距離の為どうしても直接お越しいただけない場合に限り、通 販にも対応させていただきます。
 まずは気軽に“電話”でお問合せ下さい。その際には、事前に“通 販規程”をご確認願います。

“盆栽ってなんだ!?”
 私は植物と接して50年になる。昨年、大病をして自分の命を思った時、新めて自分の辿ってきた道を何だったんだろうと考える。自分が植物に対してどのように接してきたのか、これから何をしたら良いのか。
 そんな思いをしている時に古くから付合いのある趣味者が訪れた。彼は長年野生蘭に凝っていたが、最近それに飽きたのか盆栽に目を向け始めたようだ。彼は今年の「国風展」に行って来た話を始め、買い求めた小品?中品?なのか2点を持って来て見せてくれた。一つは、レンギョウ(連翹)。もう一つは、コマユミ(小真弓)。両方とも4寸5分の長方平角鉢に植わっていた。
  レンギョウは、模様木で傷も無く40〜50年位経っている古木でした。
 コマユミは、太さは太いのですが太いソーセージに細い枝を付けたような・・・。 古いものかも知れませんが、私は違和感を覚えました。彼に考えをぶつけました。太ければ価値があると思うのは、少し違うのではないだろうか。と。
 盆栽は人それぞれ価値観が違うので、それが“ダメ”という表現はしたくはありませんが、50年・100年経った木であっても、その木には必ず1年目があるという事です。5年〜10年の樹でも、結構シャレた樹が造れるものです。趣味者に“自分で造り育てていく喜び”を教えて上げるのも、私たち盆栽家の大切な仕事なのではないでしょうか。
 その木は その木らしく。自然の中にある植物をじっくり観察するのも大事な事で、たとえ細い木でも未来を想い描きながら、手間暇掛けて手助けしていくことが私の役目だと思っています。
  私は50年間植物と接していますが、造り育てていく上で“これが正しい”なんてことは無いんです。環境が異なる場合も多々あるので、それぞれの状況に於いて“こうだ!”というのではなく、“こうした方が良いかもしれませんよ”と私は答えています。 作風も、単純に「いいな〜」「美しいな〜」「かわいいな〜」と思える樹木に近づきたいものです。
  私が東京にいた頃の事を思い出します。盆栽を初めて12・3年位経ったまだ若くて大変生意気な頃でした。今はもう故人となられた方で日本の盆栽界でも有名な方(Mさん)と論争をした事があります。それは国風展にも良く出展される松の盆栽の事でした。
  話を要約すると、Mさん:君はこの松をどう思う?  私:どこが良いのか解りません。  Mさん:これは江戸時代からの歴史を抱えた素晴らしい物なんだ。  私:・・・・。  Mさん:この技術はまだ君には出来ないよ。  私:歴史と技術は認めます。私には出来ませんが、美しいとは思えないんです。直立不動で観ないとみられないのでは肩が凝って疲れます。自然界に二等辺三角型の松なんてあるんでしょうか?  Mさん:・・・・。
  それから37年。今は福島県で園を開いていますが、私の園にMさんが娘さんと来られた事があります。ご本人は、私の事をすっかり忘れられてました。私の作場を一時間も観ておいででしたが、お茶を飲みながら植物の話をしている中で小さな声で「なにか、ここのを観ているとホッとするなぁ」と云われました・・・なにか私も心の中がホッとするような思いでした。
“盆栽に 始めありて 終わりなし”

“盆栽ってなんだ!?”
 古い盆栽を維持していくのは大切な仕事です。それと同じように若い樹を育てる事も大切にしなければなりません。
 育てる事の面白さ・難しさ、年々変わる樹型を造る・愛でる楽しさをぜひ実感してみてください。
 当園を訪れた熟女のお二人が私の育てた豆盆栽(樹高8cm程のウスノキの枝に6つ程の赤い実が成っている)を見て、「あらっ、小さくて可愛いわねー。これって根っこあるの〜ッ?」って・・・・(^.^;)。
 一瞬、何を言っているのか判らなくてポカーンとなってしまいましたが、よくよく話しを聞いてみると「自宅の庭にある柿の木でさえろくに花も実も付けないのに、こんなに小さい樹なのに何で実が沢山ついているのッ???」ってことのようで、ホッと一安心。
 “50年間に渡り植物と向き合ってきたノウハウの蓄積が成せるプロの技”により育てられた豆盆栽からこそ、一般 の人には「とても不思議な情景」を目の当たりにして、思わず出てしまった言葉だったようです。
 でも、「考えてみれば、種から育成している盆栽屋さんに、根のない盆栽が置いてあるはずないわよね」と聞いて、私の顔もほっと和みました。
 また、一般の人の感覚からは余りにも外れた「小さくてかわいらしい豆盆栽」を見ると、生きていると分っているのにまるで作り物の造花のように勘違いしてしまう人が結構おられます。
 「この樹は3年ものですよ」と説明しても、不思議で不思議でしょうがないようで「これって、水やるのッ?」って・・・・(^.^;)。
 盆栽は生き物です。豆盆栽は小さくても生きているのです。水をやらなければ枯れてしまうのです。
 が、やはり冷静になってみれば「生け花にも水は必要だし、植木にも鉢植えのお花にも毎日のように水をやっているんだものね〜、水やりは当たり前の事なのよね〜”って。
 植物が好きな人たちでさえも、豆盆栽の不思議な世界には大きく動揺を隠せないようで、造り手である私を一瞬ギクッと戸惑わせます。
 度々ギクッとさせられることは心臓に良くありませんが、これも造り手冥利に尽きるという事でしょうか・・・)^_^(。
 盆栽は、老人の趣味ではありません。小学生の頃から育てていれば高校の頃にはかなり良い樹が出来ると思います。

“盆栽ってなんだ!?”
 こんなことって 編 私の知り合いに80歳になるおばあちゃんがいます。
  この春の事ですが、おばあちゃん:「あのね、私、茜さんの盆栽大好きなんだけど、もう春の芽出しが合っていい頃だと思うんだけど、芽が出ねえんだよ」。
  私も大体の事は枝を見たり根っこを見たりすると水枯れとか強い肥料をやったとか色々な事を考えるのですが、枝にシワも無いし根っこも良い色をしているし、根土に異臭も無いし舐めてみても別 におかしいなと思うところは見つかりませんでした。
  お茶を飲みながらおばあちゃんと話をしていると「あのな〜、茜さんはいつも冬は凍ってもいいから水をやれと言ってたよな・・・」。
  私「水分が無くなる冬に皆ミイラにしちゃうんだよ。冬の風は木のために良くないからね」
  おばあ:「私は冬は風呂場に置いておくんだ。風も来ないし水分もあるからね」
  私:「それはいいよ。でもそういう状態ならもう芽が出てもいいんだけどなー」
  おばあ:「先生は凍ってもいいと言ったんべ。でも、わしはかわいそうだと思って、2・3回わしと一緒に風呂さ入ったんだー」
  私:「エーッ!」私は、ダメじゃない!という前に、このおばあちゃんの優しい気持ちにうるっとしてしまいました。
  私:「おばあちゃん、風呂に入れちゃあまずいよ。風呂はおじいちゃんと入いんなよ」
  と言った後、おじいちゃんが数年前に故人になっていたことに気が付き、「ごめんなー」と言ってしまいました。

“盆栽ってなんだ!?”
 少年 編 私がまだ東京で絵描きと芝居の世界にいた頃、近所の少年がよく遊びに来ていました。
  その頃植物の方も商売として売っていましたが、A少年は毎週のように訪れていました。
  初めての付合いは小学3年生の頃だったと思います。一週間に一度位の割で来ては30分〜40分見て行きます。それが一年位 続きました。
  私:「おい、君はそんなに植物が好きなのか」
  A君:「生き物大好きだよ」
  私:「君は大人になったら盆栽屋になるのか?」
  A君「わかんないなあ、でも買った植木は枯らさないよ。」
  私:「えらいッ!」その時、その子の母親が迎えに来ました。
  母親「いつもすみません。仕事のお邪魔と思っていました。」
  私:「いやあ、そんなことはないですよ。彼の良いところは、ただ好きなだけではなくて勉強してますね。この木の表はそっちだとか、この枝は内枝だから要らないだとかなかなかですよ」
  母親:「この子は、おこずかいをあげてもお菓子とかジュースとかは買わないんです。貯めて全部植物を買うんです」
  あれから37年、彼は盆栽をやっているんだろうか。もし、やっていなくてもあの植物を見る優しさが人生の中に続いていると良いなあと思う。

“盆栽ってなんだ!?”
 豆盆栽 編 私の造っている“む庵鉢”を焼いて下さっている陶芸作家のMさんが遊びに来た時に「茜さんならこれに植物が植えられるかなあ」と。
 現物を見ないまま私「鉢なら植えられない事はないと思うよ」。
 彼がポケットから出してきたのは、1センチ四方あるかないかの鉢と5ミリ四方の鉢を出してきました。
 私:「よし、鉢を置いて行け、1ヶ月経ったら取りに来い」と返事して帰ってもらいました。
  彼が帰った後、さあーどうしよう。任せろといった手前なんとかせねばなりませんが何が植わるんだろう。苗はあるけれど根が大きくて入らない。
  2日間悩みましたが、1センチ角には差し芽の“ミヤマキリシマ”を植える事にしました。5ミリの鉢には、ほとほと悩まされました。結果 、実生の“イソサンショウ”を植える事にしました。
  あまり自信はありませんでしたが、一月後に彼に持って行ってもらいました。
  先日、半年ぶりに会った彼に「おい、あれ生きてるか?」と聞くと、M君:「悔しいけど、元気にしてるよ」と言っていました。
  私も良かったなーと胸をなで下ろしました。こういう戦いは2度としたくありません。
  M君が「やっぱり技術かなあー」と言っていましたが、「いやいや、植物って強いものなんです」としかいいようがありません。
  ただ小さいから豆盆栽というのでしょうが、私の感じでは手の平に3ヶ〜4ヶ乗る物は、豆盆栽で良いのではないでしょうか。
  しかし、小さな鉢に植わっていれば良いだけでは、盆栽にはならないのではないでしょうか。「らしく」「美しく」をいつも心がけたいものです。

“盆栽って何だ!?”
 失敗 編 植え替えの時には肥料をやってはいけないと人には言ってきたのに、何を焦ったのか実生の草物の苗に化成肥料を乗せて早く大きくせねばと・・・、今までにした事のない行為をしてしまいました。
 結果、一ヶ月して200本の草の苗の内60%が枯れてしまいました。長年やってきたのに煩悩に勝てないんですね〜〜、反省です。
 基本的には鉢底に少量マグアンプを入れ、根に付かないように植え替える分には害はないようですが、化成肥料を乗せて早く大きくしようという「悪魔のささやき」に負けてしまった私のおこないは、50年もやっていて大馬鹿者です。
 栄養があるからって、赤ん坊に大豆をそのまま食べさせたら消化不良で腹をこわすに決まっています。心が痛みます。人の命も植物の命も大切です。
 命といえば想い出す人がいます。東京時代に近くの盆栽会の会長さんが口癖のように「こんだけ、めんどうみたんだから来年の結果 を見るまでは死んでられん!」。
 その方は95才まで元気でおられました。育てる事に焦る必要はないんです。じっくりと元気に育てましょう。

“盆栽って何だ!?”
 種類編(1)盆栽にする樹木といえば松、欅、サツキ、杜松(としょう)、もみじ、梅、等々が代表しているように思われますが、私の園の中心は雑木類です。
 山もみじや欅等々もありますが、多くの人にあまり知られていない面白い物が多々あります。
 夏ハゼ、ウスノキ、あくしば、梅花つつじ、あぶらつつじ、ネジキ、ならの木、はなひりの木、くろもじ類、等々、このような樹木と付き合ってきた私の想いを簡単に記してみたいと思います。
 *夏ハゼ(ツツジ科、スノキ属) この木は地方によって色々な呼び名がある事に気付きました。
 北関東の一部では(ドンピン、チャガマ)、福島県南部では(ヤマヤロー、ヤロッコノハチマキ)等、一部では他の植物と混同しているのではないかと思われますが(ハチマキグミ)という人もおりました。
 樹高が2m〜3m。あまり大木にはならないようです。一日中太陽の当たる場所ではなく半日陰に自生しているようです。
 盆栽も芽出しの頃からあまり強い陽にあてますと葉っぱが紅葉してしまいます。樹勢が弱りますので日陰をこしらえてやる事も大切だと思います。
 鉢ですと実生6〜7年位で花が付き始めます。自然の木では株立ちになる木が多いようです。
 秋の紅葉も抜群で黒い実がさがります。実は少々酸味がありますが食べられ、果 実酒やジャムにする方もおられます。

 種類編(2) 梅花つつじ(ツツジ科ツツジ属) 樹高は2〜3m位になる木です。つつじ科の中では遅い開花です(6月〜7月)。
 その年に伸びた新葉の下で開花します。人によっては花が咲くのを見た事が無いな〜と言う人もいますが、1cm位 の紫点のある可愛い花が咲きます。
 梅花つつじを買ったご婦人が「これ、花咲くの?私、山へよく行くんだけれど花見た事がないのよ・・・」。
 そうです、枝の下でそそと咲いています。葉っぱには照りがありとてもきれいです。秋の紅葉もなかなかのものです。

 種類編(3)うすの木(ツツジ科スノキ属) 私はこの木と出会って20年位経つと思います。自然の中では40〜50cmくらいの樹高にしかならないので鉢で造ったら面 白いのではないかと造り始めました。
 長年やっていると個体差が色々ある事に気付きました。私は植物学者ではないのでどういう分類がされているのか分りませんが大きく二つ(ヒメウスの木)(ウスの木)に別 れているようです。
 私の見た所では、花型だけでも3〜4種あるように思います。鉢植えで造る時は草物盆栽の感じで造ると良いと思います。
 古い幹は枯れやすくそのかわりに「ひこばえ」が沢山出ます。古い木と新しい芽が交代するような性格をしていると思います。
 都会ではできないという人も多くいますが、私は都会でもできると思っています。
 それは、3〜4年しっかりと根を造ったものならば置き場所をキチンとすれば十分にできます。
 この木の良さは新芽が若草色で提灯のような花が咲き、実が付けば赤くなり食べられます。都会でも秋の紅葉は抜群です。
 単品でも寄植の材としても良いものだと思います。
 豆盆栽、小品盆栽でも花や実を付ける事ができます。5月〜10月頃までは直射日光に当てないで下さい。葉が紅くなってしまいます。10月頃までは青い葉のままでいた方が翌年の樹勢が良いと思います。
 その他、この木の仲間に「スの木」「クロウスゴ」「クロマメ」等々、多くの仲間があります。

 種類編(4)アクシバ(ツツジ科、アクシバ属) ツツジ科のほとんどの種が9月末〜10月末までに来年の花芽が形成されます。
 ですから、来年花が咲くかどうかはすぐに判ります。しかし、同じツツジ科の中でも芽のできかただけでは判らないものがあります。
 何十年やっても芽の大きさでだまされるのがドウダンツツジです。
 丸くてふっくらとした芽が出来て今年こそはと思ってもだまされる事が多々あります。アクシバは前年では花芽は判りません。
 その年の新葉が展開して葉が固まった頃6月〜7月末、なかには8月に入ってから葉の下の方から半透明な6ミリ位 の糸のようなものが出てきます。
 虫眼鏡でよく見ていますと2〜3日位で先の方が薄い桃色になってきます。さらに2〜3日しますと先の方が“ぷっくら”と太くなり始めます。
 先が太ってくると先が垂れ下がり先のふくらみが開花します。カタクリの花の様に花びらが後ろにそり返ります。
 実がとまりますと、9月頃に紅くなります。ルビーのような綺麗な紅色になります。
 ごく僅かですがだいだい色の実を数例見た事があります。

 種類編(5)アブラツツジ(ツツジ科、ドウダンツツジ属) 樹高2〜3m位の小葉のツツジです。
 アブラツツジ、コアブラツツジに別れているようです。地方によってアブラドウダン、ホオキドウダンと呼ぶ所もあるようです。
 葉に照りがあり枝が細くさよさよとした女性的な枝をした木です。鉢物では花が咲き難いのですが2ミリ位 の白い房状の花が一房でも咲いた時にはそれはうれしいものです。
 葉が小さい事と秋の紅葉はドウダンツツジの中でも一級品です。
 例外として、肥料のせいか気温のせいか判りませんが素晴らしい黄葉をすることがあります。

 盆栽のすすめ 盆栽愛好家になる事は簡単なことです。が、お金を出して沢山盆栽を集める事が愛好家ではありません。
 基本的には、質の良い道具類や材料類を使用する事です。その為には、植物のよく分った盆栽屋さんに相談して集める事です。道具類は大切に使えば一生ものです。
 盆栽と向き合う上で大切な事は、今まで自分が生きてきた生活を変える事です。会社にいた時は、上役がいて部下がいて会社の利益のために頑張ってきました。いつも会社が中心でした。
 その時に「俺が働いているんだ。俺が喰わしてやっているんだ」と、そのような態度を家族に見せた事はありませんか?
 何故こんなことを書くかというと、植物に対する時は一方的な愛なんです。彼らは命を持った生き物なんです。
 当園に来る若者たちにいつも言うことがあります。朝、顔を洗っている時、小さなバケツの水の中に植木を浸してやりなさい。15秒位 で水をたっぷりやる事が出来るはずです。
 棚に置いて「行ってきます」と声を掛けて仕事に行きなさい。帰ってきたら、先に冷蔵庫の前に行くんじゃないぞ、自分が先にビールを飲んでる場合じゃないぞ。「あいつ、今日咽乾いてないかなー」と思いやる気持ちが大切なんぞ、と。
 ですから、「一日に何回水をやればいいんですか」と聞く人が多くいますが、植物や土の状況を見る事です。土が乾いていればいつでもたっぷり水をやるのです。水は、彼らのご飯なんですから。
 そして、盆栽に終わりはないのです。育てていくものなのです。何十年も育てる事が出来るのです。
 そうするうちに、今まで自分が気にも留めなかった道端の雑草にまで目が行くようになり、散歩をしている時に今までとは違う自分を感じることと思います。
 定年を迎えてどうしようかと思い巡っているお父さん達、頑張って下さい。盆栽に目を向けてみて下さい。
 盆栽を造る(育てる)事は一生の仕事なのです。
 最近、生け花感覚で数ヶ月で樹型が崩れたり命が終わるような“生け花風盆栽”も見受けられますが、正直言って悲しい限りです。
 盆栽には、春・夏・秋・冬それぞれの季節に風景・景色が存在し、年数の経過と共に成長という味わいが積み重なるものなのです。
 盆栽には終わりがないから面白いし奥深いものなんです。

茜園芸 通 販規程

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携帯:090-1060-8156

TEL・FAX:0248-25-0543

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車:東北自動車道最寄りI.C=白河インター
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