|
2007年6月10日追記
昨日某オークションで、国産オオクワガタの出品数をみたら、1300件を越していました。しかし、現実にその殆どに入札されていない状況です。
スワブーム衰退か。さにあらず。
菌床が需要に間に合わないくらい、業者によっては、好況なんです。
何度も述べましたが、オオクワ飼育という、趣味は、始めた人の殆どが、ブリーダーと、化し、自らも個人売買に動くという非情に稀な趣味です。
さらに、言えば、販売価格の尺度が非情に曖昧なせかいです。7センチを越える個体よりも、6センチ代の体長の個体の方が、安く、価格設定でき、取引がスムーズにいくので、デパートやイベント用には、喜ばれる話をしましたが、ここにきて新たな低価格化の温床が生まれました。
10年前まで、この世界は、一部のマニアの趣味で、正にニッチな業界でした。本当に売る側の言い値で動いている感すらありました。
しかし、飼育技術の向上で、大型で、様々な個性のクワガタが作り出される様に成った現在、昨今の昆虫ブームで、小さな、マニア予備軍が毎年増えているのです。父親がハマルと、当然子供も同じように愉しみます。共通の趣味ですので、悪いはずがありません。
いまや、小学生がセットを組む時代です。情報は、ネットや本屋に溢れています。小さなブリーダーでも、立派にバクサンします。又、同じ趣味といっても、子供の固有のクワは、欲しがります。
もう、お判りかと、思いますが、クワの価格の2極分化を越して低価格化に成っているのです。
オークションに余品販売しても値が付かないのは、判っていても、人は、個性を主張する為に出し続けます。
どんな趣味でもお金はかかります。つりを趣味にしている人が、釣った魚を市場に競りにだすでしょうか。?
趣味は何処までいっても趣味です。お金がかかります。逆転すると、もう、それは、職業になるでょう。
ただ、之から、クワの価格は、何処まで経費をかけずに良い個体を作るかが、主題になる事は、書かなくても、皆さんお判りでしょう。
小学生に数万もする、血統物を落札は、しません。
ただし、必ず、穴は、あります。この世界での生き方に長けている人は、きっちり、飼育代を稼いでいる人もいるのです。
何故多くの人が、それを出来ないでいるか。それは、この趣味の特性からだと思っています。もともと、他人には、教えずひっそりとして愉しまれていた趣味です。
しかし、今はネットがあります。キーポイントは、ネットワークです。
お判りの様に、単独での交渉より、複数交渉が有利です。
さらに、個人が多くに認証されるレベルになると、様々な点で、有利に動いていきます。
こうなると、例えワンペア2000円を切るようなクワでも、うまく、ライン化出来利益を生む事が可能に成るでょう。
ただし、不正行為ゃ商売に夢中になると必ずこの世界から脱落することを付け加えておきます。
この数年で、今までの販売の方式が通用しなく成ってきたと感じている方、結構多いのでは無いでしょうか。
もしも、オオクワを飼育する人の半数が、繁殖させないで、愉しむだけなら、このような異常な状態は、起こらないでしょう。
元を取りもどさなければという、気持ちが強い人は、残念ですが、既に飼育者という、カテゴリーから、多少ずれている事をお気づきに成られて下さい。扱っているのは、生物です。パチンコと同じレベルの楽しみを希望されますか?
12月19日追記
付け加えるべき言葉を忘れてました。「虫の値段」皆さんは、真剣に考えられた事がおありでしょうか?適正価格?公的な機関?。。。ないですね。「言い値です」ということは、激安とか、破格とか、何を基準にしているのでしょうか?、時価とか、取引価格は、変動してますね。とにかく微妙かつ曖昧です。勿論そんな事は判ってるとお考えでしょうが、ネットで比較対照になり易いブランドとか、種とかを一度比べてみる事をお勧めします。販売されている物には必ず相場があります。大きく逸脱して購入すると、お高い買い物になるか、B級品を手にする事になります。ただ、残念な事に価値のありそうな個体が安値で投売りされているのを見つけると複雑な気持ちになります。本編でも述べているように固定費がかかるのは間違いありませんので双方納得のいく取引が出来ることを望みます。
個体のお値段について。。。これまた、タブーですかね。皆さん様々なご意見がおありでしょう。
先ず、ブリーダーが個体をつくりあげるのにどのくらいの費用をかけているか?個人で飼育されている方とは、それなりに、やはり大変です。
先ず優良血統の入手に始まり、数百本に及ぶ菌糸ビン、それに必要な道具。又、餌。個体の維持管理の雑費、意外とかかりますね。業者の方からすれば、そうだ、そうだ、と思われると思います。
それに、見落としてしまいがちですが、手間です。幼虫の餌換えから、菌糸ビン作りまで、楽な作業ではありません。おっと、暖房もいりますね。こうして考えていくと、一頭の立派な個体を作出するまでにかかる経費は、意外と小さくは無いのです。=一頭2,000円なんてとんでも無い。
もー、大赤字。勿論、経費をうかせる、方法は、あります。私の知人で、♀をペットボトルであげる人もいますが、それは、各人の知恵ですね。
ただし、菌床は、ひけない要素ですから、それなりにかかってしまいます。いつも思いますが。幼虫は餌全部食べる訳では無いので、もつたいないですね。
脱線しましたが、つまり、飼育を趣味にお金をかけるのと、販売目的で投資するのでは、全く意味が違います。簡単にいいますと売る目的か、否か。
商売として成り立つにはどうすればいいのか。つまり、価格の下落に伴い、交雑やブランド化、等の副産物が生まれた訳です。そう考えると、悲しい気がします。
つい最近80ミリオーバーの個体が交雑として発覚しましたが、これもしかり。
ついこの間まで、黒いダイヤだったのがいきなり石ころみたいに成りました。そりゃー、たまりませんよね。しかし、何時の時代もこういう、技術革新による低価格化は、あるものでして、この世界だけではありません。
しかーし、未だに数十万で取引きされている個体も存在します。家庭のペットとは、別のカテゴリーです。
私はこれを、クワ2極化と呼んでますが、1.000円のクワは、それなりにコストを落として生産されます。つまり、薄利多売用ですね。ブランド品は、当然金がかかってます。ショップの宣伝費も加わります。これからも続くでしょう。
問題は、中間層です。金はそこそこ、かかっているのに、数千円でしか取引されない個体。
頭が痛いですね。物には適正価格というのがあります。固定費等を引いて商品としての利益が出るラインは、あってしかるべきです。
この2極化に当てはまらない個体でビジネスするのが大変です。それこそ、送料で、利益が飛んでしまいます。 つまり、現実は、厳しい。
しかーし、消費者は、わからない。で、、、、偽造、交雑、詐称。。とくるわけです。
手口がセコイ、どーせやるならもっとスケールの大きな事を考えては如何ですか?
このままでは、そっぽ向かれます。
世の中には、それなりの経験をつまれて、それなりの個体を作出されているブリーダーの方がゴマンといらっしゃいます。皆さんに言いたいです。投売り辞めましょう。他の商品と性質が違って、システム化し、コストダウンできるものでは無いのです。自分で自分の首を絞めてどうするのですか?
トータルの赤字は、始める前から予定だったんですか?
血が必要なのは言うまでもありませんが、やはり、中間層の方には、今一度考え直して頂いて、付加価値性を高めせめて黒字にしましょう。
●先ず、何より自分の個体に自信を持つこと。プライドを持って頂きたい。オークションで良く見ますが、宣伝の仕方にも2通りあります。パーンと派手で、即高値が付く個体と、弱気な、コメントに受け止められる様なコメント。人まねが多すぎます。オリジナリティーを前面にだしましょう。
●独自の飼育法や証明書などで、差別化を図りましょう。けして、詐称したり、しないで、魅力を訴えるのです。ウリは、何なのか?
●販路を広げましょう。上記の2つを実践したら、販売ルートを造るのです。之が大事です。信用をもらえれば紹介やリピートで顧客は、増えます。結果的に価格を下げなくて済みます。
さー、簡単なことでしたが、いかがでしょうか。例えば、サイズ、画像などの情報がその日の内に買いたい人に伝わる努力をすれば、結構売り上げ上がりますよ。つまり、買いたい時に買いたい条件が揃えば、お値段の数千円、いえ、もう一枚くらい、買っちゃう人が多い世界です。
要するに産業としてのインフラが出来ていないので、もろくも、需要過多と勘違いされて、下落した訳です。
物を販売する時に不滅の黄金リツがあります。「いいものは売れる」です。つまり、良い個体は、やはり、誰がみても、※ある程度わかる人 良いのです。
しかーし、逆の個体をお高く売ってる方もまた、いるのです。いい迷惑ですよ。初めて大枚はたいて購入したのに、パットしない。良く聞く話です。
これもまた、多すぎます。要するにインフラの欠如と一部の皆さんのお陰で、クワの価格は、暴落してしまいました。
それでいいのでしょうか?魅力のある個体を適正な価格で取引できる業界に是正していくには売り手と、買い手の双方の信頼関係が必要不可欠です。これを取り戻し、又、作り直さない限り明日は無い。。。。
まー、個人的には、鈴虫のように家庭のペットとしてのクワの存在もある意味好きですね。なにも、ブリードが絶対条件じゃないのですから。。。
また、ある意味良い個体が適正価格で販売される事も望んでいます。そこに不正ない事を条件として入れますが。
■私の主観
ミリサイズでの価格付けはもう古いです。芸が無い。何年も続いてますが、良い75ミリは、そうでない78ミリよりも遥かに値打ちがあります。大きさを感じさせない迫力ある個体ですね。
ポリシーを買いたい。。。固体と共に作者の思想を伝えて欲しいものです。こだわり無き商品には魅力も生まれません。
欲しいときに欲しい虫。。。これは、是非必要です。コンビニの成功を見てください。お客さんが買いたいと思った時に直ぐに情報提供できる人は売れると思います。勿論それをアピールする必要がありますが。
●ビジネスライクに話をすすめましたが、人には共通項と好みがあります。これが読めていない業界に少し、苛立ちを感じます。
不正は、所詮不正、いいものは、いい。大きくなる要素のある業界ですから、人の足を引っ張るような迷惑な販売はやめて欲しいものです。
クワは、増える。これは、飼育者の運命です。それを阻害する要因を取り除けばもっと景気良くなります。はい。これを、皆さんよく頭に入れておいて下さい。ねっ、真実でしょ。凄い魅力のある市場なんですよ。 断言。
|