かずよさんの『中国今昔玉手箱』
かずよさんの北京留学時代のちょっと懐かしい話題から
「現代中国事情」まで、どんな“お話し”が飛び出してくるでしょう!?
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第八十一回 歌舞音曲紀行・白鳥の湖 1

ロシアで、バレエを観る機会に恵まれました。
場所は、サンクトペテルブルグのマリンスキー劇場。
参加したツアーのプログラムで、オペラかバレエのどちらかを鑑賞することになっていたのですが、演目も含めて現地入りするまで不明。
旅程と鑑賞当日の会場のプログラムいかんによるものでした。
とは言え、バレエにしてもオペラにしても、世界トップクラスのレベルを誇るお国なのだから、ハズレがある訳が無い、くらいに思っていました。
果たして、当日の鑑賞はバレエ。しかも、演目は「白鳥の湖」!! ラッキー!!!
・・・多かれ少なかれ、大概の女の子はバレリーナに憧れを抱く時期があるのではないか知らん?
例外 に漏れず(?)、私もそんな子供の一人でした。
当時流行ったバレエ漫画は何度も読み返していましたし、イラストもよく真似したものです。
私にとって、特に「白鳥の湖」は、思い入れのあるバレエ作品なのでした。
子供の頃、母が買い与えてくれた沢山のレコードに、音楽劇「白鳥の湖」がありました。
ストーリーのナレーションと、チャイコフスキーの音楽で構成されていて、それこそ飽きることなく聴いていました。
ビデオもカセットデッキも無い時代でしたから、レコードの音と、ジャケットの中に描かれた物語と挿絵に、幼いながらも大いに想像力を鍛えた作品、と言えるのです。
そんな私が、伝統ある、しかも初演された劇場での「白鳥の湖」鑑賞だなんて。
しかも数日前にはモスクワで、チャイコフスキーが「白鳥の湖」の構成を考えたという、ノヴォデェヴィーチ修道院の池も見学してきたばかり。
嬉し過ぎる、とはこのことではないでしょうか・・・。
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