5 北側斜線処理

もともと狭い敷地に、建坪率ぎりぎり一杯に長方形の規格型建物を入れたので、庭の広さや駐車場の配置に無理があることはわかっていましたが、北側斜線処理のために2mのセットバックをしなければならないというのは予定外でした。

北側斜線処理というのは、北側の隣家の日照を確保するために建物の高さを制限する規制です。

お隣の二階建ての屋根の北側が変な格好に低くなっていたのはそういうわけだったのかと気付きました。しかし、SxL の注文規格住宅sum@i21ではそんな処理はできません。つまり建物を南に寄せ、北側にスペースをあけて規制をクリアするしかないのです。

当然、道路に接する南側のスペースは狭くなり、駐車場を家の前に設置すると、実質的には前庭らしきものはほとんどなくなってしまいます。

最近流行のオープン外構デザインのように、コンクリートで固めて舗装してしまうのならかまわないのですが、少しでも緑の庭が欲しい、樹木を植えたいという希望があったので、これにはがっかりです。

また、北向き斜面の造成地なので、道路を挟んで南側に高さ3.5m程の擁壁があります。この上にも住宅が建つことになるので、その影がどこまで伸びてくるのか日当たりのことも気にかかります。

どちらにしろ、当分の間は車を持つ予定がないので、駐車場に当たる部分はそのまま芝生を張って庭にし、将来必要になった時はいつでも簡単に変更できるようにしておこうということになりました。

北側斜線処理のため、結果的に前庭は狭くなってしまいましたが、建物の北側(裏側)に幅2mのバックヤードが出来ました。残念ながら日の当たらない、庭とも言えないようなスペースです。物置を置いたり、サービスヤードとして利用することになるでしょう。でも、その大半を占拠して、日陰のガーデニングと庭園鉄道を楽しませてもらえることになりました。そんなわけで、まあ考え様によってはラッキー?なことだったのかもしれない、と納得することにしました。

外構については、自分達でできることもあるだろうし、家を建ててからゆっくり考えればいいと思っていたのですが、隣地境界のフェンスだけは設置しておかなければなりません。また、玄関のアプローチやポスト、門柱なども早めに整備しておかないと不自由しそうなので、悩ましいことです。

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