29 床の沈みor壁の傾き2006.3.3
玄関ドアの修正工事予定のめどもついたころ、単身赴任先から帰ってふと台所の方をみたら、冷蔵庫と電子レンジ台の間の隙間が上にむかって開いているのに気がつきました(図1参照)。
冷蔵庫と左側の壁との隙間は一定ですので、冷蔵庫は壁と平行に置かれています。ということは、冷蔵庫の右端、B点からC点の方向に床が傾いているのかもしれません。
時間がたって床が沈み始めたのかもしれないと思い、SxLに連絡して調べてもらうことにしました。
私は単身赴任で立ち会えなかったのですが、今回もメンテナンス担当のAさんほか数名が来て水準器で床を測ったり下げ振りで調べてくれたようです。
結果は「冷蔵庫が垂直に立っていない」ということで、冷蔵庫の左奥に薄い板を挟んで「冷蔵庫を垂直にして」対応した、と嫁さんから電話連絡を受けました。
状況から考えてそんなおかしなはずはないと思うのだがと、その次に帰宅した折に確かめてみると、なんと今度は冷蔵庫と壁の間が平行になっていませんでした(図2参照)。
これで納得する嫁さんも嫁さんだと思いましたが、専門家にそういわれるとそうかなと思ってしまうという素人の弱みをうまく利用したごまかしとも取れる結果で、これにはさすがに失望と腹立ちを感じざるを得ませんでした。
もともと冷蔵庫も電子レンジ台も金属製の工業製品ですのでよほどのことがない限り水平垂直は確実に出ているはずですし、たとえゆがみがあったとしてもこれほどのゆがみが冷蔵庫と電子レンジ台双方にあるなんてことは通常は考えられません。
それがこういう状態ということは、床が部分的に沈んでいるか、壁が傾いているかのどちらかになるはずです。
また、図中で示した、床のA,B間が水平で、BからCにむかって沈んでいるということもあり得ます。
SxLはかなり長い大型の水準器を持ってきて計測したということなので、部分的な沈み込みや傾きは相殺されてしまったのかもしれません。ただ、プロとしてはそういうことは百も承知のはずですから、これはやはりごまかしの一種ととられても仕方ないでしょう。
だいたい壁の傾きなど、下げ振りだけで判断がついたはずですのに、私が直接電話で質問してもなんとも答えがありませんでした。冷蔵庫は傾いていると判断できたのですからこれもおかしな話です。
しかし壁が傾いていたとしたら、これは大変です。SxL指定業者のトヨタ工務店はあちこち垂直が出ていないようなお粗末な施工を平気でしていたことになります。
嫁さんがいうには、これではまたSxLにクレームを言って検査してもらっても同じような結果になってしまいそうだし、第3者の専門家にチェックを依頼した方がいいんじゃないだろうかという話もでましたが、とにかく再度SxLに申し入れて、この場所に限らずあちこち正確に計測をしてもらうことにしました。
今度は垂直水平を正確に計測するためにレーザーシステム?を持ってくるとのことでしたが、どこをどのように計測するかは人間の業ですし、なんとでもごまかしはききます。
そのあたり、こんどは嫁さんともしっかり打ち合わせて立ち会ってもらうか、私が帰宅した時を選んで計測してもらおうと思っています。
あとの処理はそれからの話になるでしょう。
また、SxLとしてどう対応していただけるのか公式見解を知りたく、3月6日付けで、インターネット上の入居者友の会「すまいりんぐ倶楽部」のページから、下記のように問い合わせをしました。(全角100文字程度まで)という字数制限があるのでかなりぶっきらぼうな文章なのは不本意ですが仕方ありません。
どんな答えが返ってくるのか、待っているところです。
<問い合わせ文>
>すまい21入居8ヶ月で玄関ドア取付不良修正工事、床沈みor壁傾き?他根本的な施
>工荒さ造作不具合等問題あり。御社としての見解・対応方針を示されたい。詳細は下
>記HPを参照してください。http://www.k3.dion.ne.jp/~skt/myhome/-----------------------
2006.3.13 追記
3月6日の問い合わせには、即座に自動応答で、
>ありがとうございました。
>ご意見・お問合せを受付いたしました。
>担当部署よりご連絡いたします。というメールが帰ってきましたが、1週間後の現在も、まったく連絡はありません。例によって例のごとく、そろそろメールをおくって催促する時期なのでしょう。
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2004.3.14 追記
3月13日付で、自動応答のアドレスに、
>下記の通りご連絡いただいてから、1週間たちますが未だ担当部署からのご連絡があり
>ません。
>早急にご回答お願いいたします。と、メールを送ったら、14日の日中にSxL東部お客様サービス部のS(早乙女)氏から携帯に電話が入りました。
例によって例のごとく、繰り返し言わないと放っておかれるというパターンですが、2度目で連絡が来ただけでもましと言うところでしょうか?
しかし、内容は町田支店のメンテナンス担当Aさんが20日に検査に行く、という連絡のみ。こちらからの問い合わせに対する回答のようなものはありません。連絡はしましたよというアリバイ作りみたいなものですね。
ようするに、客の不満のガス抜きをしておけばいいだろうと言う態度が見栄見栄でした。相手によっては、こういう対応が、火に油を注いで取り返しのつかないようになる場合もあることをわかってほしいですね。
苦情や問い合わせの対応はAさんを通してくれと言うことだと解釈しましたが、やはりSxL本社としての見解については回答をいただいておくべきですので、時期を見てAさんを通すか、再度メールで問い合わせするつもりです。
-----------------------2006.3.20 追記:
SxLからはメンテナンス責任者のAさんほか2名が来て、床のレベルの検査を行いました
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写真のような垂直水平の基準線をレーザーで投影する機器をつかい、投影された基準線と床面との距離を測って不陸を確かめます。また、垂直の基準線を壁の隅や窓枠にあわせて傾きがないかチェックします。
結果は冷蔵庫が置いてあったところの床はほぼ水平。横の壁もほぼ垂直でした。電子レンジの方向にも1ミリ程度の沈みしかありません。
そこで冷蔵庫の向かって左下に挟んであった5.5mm厚ベニヤを抜いて設置すると今度はほんの少しですが冷蔵庫が壁に対して左に傾きます。
重量のある冷蔵庫を置くことで向かって左側の床が1~2ミリたわんで沈むので、結果的にすこし傾いてしまうのだろうということです。結局根本的に対処をしなければならないようなことでもないという結論となりました。ただ、様子を見て沈みがひどくなるようなら床下からジャッキアップして補強工事をすることになります。
実際、ピアノや大型のテレビなどの重いものを置くときはあらかじめその部分の床下に補強をするのだそうです。
というわけで、冷蔵庫の沈む側に2mm厚程度、電子レンジの沈む側にも1mm厚程度のプラ板を置いて傾きを目立たなくすることで了承しました。
わずかな不陸でも背の高い家具は傾きが目立ちます。本来、重量物を置くこととして設計しているはずところはもっと念入りに工事をすべきものだったのだろうなと思いました。短いスパンでのうねりは家具の傾きなどで特に影響がでてくるものなのかもしれません。
その他、部屋全体の不陸を確かめてもらいました。基本的に機器を部屋中央において、部屋の縁まわりを計測するのですが、リビングは最大5mm(プラスマイナス2.5mm)、その他の部屋で最大7mm(プラスマイナス3.5mm)程度の不陸がありました。この値が大きいのかどうかはわかりません。木造としてはそれほどひどくはないとのことでしたが、すまい21の床はあまり強固なものではないようです。
内壁面の垂直はほぼ良好でした。
この他、チェックをしているうちに、あらためて細かい造作まで目が届き、さらにいろいろと不具合が見つかりました。
リビングドアの蝶番の傾きとこすれ、部品の欠落、幅木の浮き、和室鴨居襖溝内のめだつ傷、キッチンのシリコンコークの汚い処理など(こちらを参照)、風呂場入り口ドア木枠の練付不良、玄関ドアの傾きという根本的な施工不良と併せ、施工業者の技術、モラルの低さとSxLの監督チェック体制の問題を改めて感じてしまってちょっと憂鬱になりました。
ただ、メンテナンス責任者のAさんは、これらのことはちゃんと修整しますと請け合ってくれています。
そのあたりは好感の持てるところですし信用も出来ると思いますが、それならなぜ最初の段階で丁寧な仕事をしておかないのか、あとあとのこのようなメンテナンスで手間も費用もかかってSxLとしても損益になって大変でしょうに、とAさんに言うと苦笑いしていました。SxLファン(笑)としては、ほんとに心配になります。
とりあえず、根本的な構造上の問題ではないことは確認できたので、これでいちおうの一件落着ですが、新築の家で床がたわんで家具が傾いて見えるというのはさすがにまだ納得のいかないところです。
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