蕗狩軽便鉄道・舞安野鉱山線
2-4-4-0 サドルタンクロコ






 思わぬ病気で大手術をし、退院していきなり押入から引っ張りだし、嫁さんにあきれられながらいじり始めたのがこれです。モノはMDCのThree in one kitのHOn3 Static steam loco。

 薄いボール紙の箱をあけると毎度おなじみ、部品の保護もあらばこそ、ダイカストもプラもじっぱひとからげにごちゃあっとなげこまれたパーツ類と、やたらたくさんインストラクションペーパーがでてきます。プラ部品なんかインジェクションモールドのランナーからぽろぽろ千切れ落ちてたりして、それでも部品の欠落がないところが不思議なんですよね。

入ってきた部品は0-6-0サドルタンクロコ
 <- こいつ 

の上回りとバリだらけのプラ製スーパーディテール?パーツ、

それに、HOn3 アウトサイドフレーム2-8-0   こいつ ->

の下回り(輪心、真鍮タイヤ、車軸と2組分のサイドロッドとバランスウェイト。ギアは無し)。

 インストラクションを見ると、この部品でノンパワーのディスプレイ用の、プランテーション型のオールドタイマー0-8-0、1800年代のロギングロコ、モダンタイプのロコ、2-4-4-0ベビー・アーティキュレイテッドロコなど好きなのが作れますよ、というわけ。

 ただし、インストラクションに、「このキットは文字通りのキットバッシング用だから覚悟してね!。それから、スタティック(だからこんなに安いんだよ!)なんだから、パワライジングについてはインストラクションにはふれてないけど、部品はなんと、ウチのHOn3アウトサイドフレーム2-8-0のとおなじ高級標準部品だからね、あなたなら簡単だと思うよ。ま、インストラクションがどうしても必要だってひとは、だれかがガゼットかなんかにパワライジングの記事を発表するのを祈っててよね。じゃ、good luck! 」なんて、ぬけぬけと書いてあるところがMDCらしいというかなんというか・・・

 で、その、一見親切そうでありながら、結局のところ作り手まかせって感じのインストラクションをつらつらとながめてるうちに、むらむらと持ち前のあまのじゃくが頭をもたげてきて、下回り加工能力が全然ないことも省みず、んじゃま、ひとつパワライジングを、それも2-4-4-0アーティキュレイテッドでやってやろうじゃないの、って無謀なトライアルをしてしまうことになってしまいました。


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(c) Shozo Kitamura 1999