2000.4より生保単独分は、レセプトで請求
            受給者番号の取扱で協会は県に要望書
提出

以前から簡素化の望まれていた生活保護単独分の請求が、4月から健康保険や他の公費負担医療と同様、診療報酬明細書でできることになりました。
これは、協会・保団連で要求してきた方法が実現したものです。

 これに伴い、現在の医療券に変わり単独、併用に係わらず、新医療券が発行されます。
 埼玉県は新医療券の発行にあたり、生活保護は受給の開始、廃止が頻繁であることから事前に資格確認を行う必要があるため、単独分の受給者番号を固定化せず毎月異なる番号にすることを決定しました。(ただし併用分については固定番号を使用)
 しかし、これでは請求方法簡素化の一方で、医療機関の煩雑な事務が新たに増えることとなり、また審査機関から資格による返戻照会が増えることも懸念され、簡素化という意味が問われます。
 厚生省社援保第41号(平11年8月27日発)「生活保護法による医療券等の記載要領について」通知によれば受給者番号の取扱について「固定番号を使用しても差し支えない」とされ、固定番号方式を採用することを厚生省でも認めています。また、京都府等、固定番号方式を採用する府県もあります。
 協会は、1月28日に埼玉県健康福祉部社会福祉課に対し、「生活保護法の医療扶助の受給者番号固定方式に関する要望書」を提出しました。

 埼玉県へ提出した要望事項
1.2000年4月からの生活保護法の医療扶助における医療券の受給者番号は患者ごとに固定化し、毎月異なる受給者番号を転記させるなど、不要な事務を医療機関に強いらないこと。





2000.4からの生活保護法の請求方法について
☆新医療券が発行されています。受給者番号は必ず確認を!!


000.4から生活保護法の請求方法が変更された詳細は次の通り。


○主な変更内容
@従来の単独分医療券が廃止され、単独分、併用分に係わらず同じ様式となる。(医療券見本参照)
A診療費の請求は医療機関の明細書で行う。
*3月以前の診療分を5月以降に月遅れで請求する場合も、医療機関の明細書で請求します。
B単独分新医療券の受給者番号は、毎月福祉事務所が発行するごとに異なる番号となる(併用分は固定番号使用)。
*診療にあたっては必ず医療券を確認し、毎月異なる受給者番号を正確に転記する必要があります。
C新医療券は5年間保管後、医療機関で処分する。

○埼玉県の医療券見本及び明細書への転記見本は表のとおり
〔注意〕特に70歳以上(65歳以上の寝たきり老人等)の老人保健点数算定対象者は、医療券の備考「その他」の欄に『老保』と表示されますので、明細書の特記事項欄に「04老保」(歯科は「老保」)と記載します。

○県外の生保患者が受診した場合
今回の新医療券の取扱いは、東京都など県外では異なる部分があります。
 必ず患者の居住地の福祉事務所に連絡し確認して下さい。


生活保護法医療券・調剤券(12月分)
公費負担者
番    号
有効期間     1日から
   30日まで
受給者番号
*毎月変更される
  単独・併用別 単独・併用
氏  名 保険 太郎 (・女)明・大・・平  年  月  日生
居住地 浦和市北浦和○−○−○
指定医療機関名  △△医院                   
                          
傷病名 (1)
(2)
(3)

診療別 入院  歯科
入院外 調剤
訪問看護
本人支払額        円

地区担当員名 ○○ ○○        取扱担当者名  □□ □□


                            福祉事務所長   印


              



社会保険 あり(健・共)  なし
結核予防法第34条 あり       なし
精神保健及び精神障害者 福祉法に関する法律 第32条 あり       なし
その他 老 保
   
 




○埼玉県:生活保護単独レセプト記載見本(医療券見本をレセプトに転記)
 ◆70歳(65歳以上の寝たきり老人等)の老人点数算定の対象者
     (備考:その他の欄に「老保」とあります)

〈医科の場合〉
1社・国

2公 費
3老人

4退職
1  単独
2  2併
3  3併
2本外

6家外

市町村
番 号
                老人医療
の受給者
番   号
              保険者

番  号
                  

10 9 8

7 ( ) 
公費負
担者番
号 @
公費負担
者の受給
番   号




     日


@
   日


B
     日
公費負
担者番
号 A
                公費負担
者の受給
者番号A
             
 氏
 名

  保険 太郎

1男 2女 1明2大3昭4平 2.2.6生
特記事項
04老保






  請求点     ※決定点     薬剤一部負担金額  円  

       年
   一部負担金額  円  

減額 割(円)
      
@  △×○      
A          

     

〈歯科の場合〉
*医療券見本から歯科のレセプトへの転記方法は下記のようになります。            
1社・国

2公 費
3老人

4退職
1  単独
2  2併
3  3併
2本外

6家外

市町村
番 号
                老人医療
の受給者
番   号
              保険者

番  号
                  

10 9 8

7 ( ) 
公費負
担者番
号 @
公費負担
者の受給
番   号




     日


@
     日


B
     日


  保険 太郎

1男 2女 1明2大3昭4平 2.2.6生
特記事項 補管
老保  
公費分
点 数
請求  △×○ 点 合計           
決定      点  決定  ※           点
薬剤負担額(公費)        円 薬剤負
担金額
 年           円
患者負担額(公費)        円 一部負
担金額
 減免 割(円)    円
 免除・支払猶予   
高額療養費 ※        
診 療
開始日
  年  月  日
診 療
実日数
      日( 日)
転 帰 治癒 死亡 中止