境界紛争の予防
境界紛争予防の一般的な方法とアドバイスをご紹介します。
1. 現地に境界標を設置する。
これに優る対策はないと思われます。みなさまの土地には境界標が設置されていますでしょうか?
一点でも境界標が設置されていない場合、潜在的に境界紛争が起こる可能性が潜んでいると言えます。
隣接地の所有者との確認の基に現地に境界標識を設置しましょう。
土地家屋調査士が「適切なアドバイス」と「境界の設置」を行います。
2. 土地ごとに正確な実測図を作成しましょう。
現地に境界標が設置され、次に心配になるのは設置した境界標がなんらかの原因で無くなってしまったう事です。このような時の為に正確な実測図を作成しましょう。併せて隣接地の所有者から了解を得ていることを証する書面を作成しておくといいですね。
実測図の作成、厳密な測量は土地家屋調査士におまかせ下さい。
3. 地積(面積)の更正登記を法務局に申請しましょう。
2. 正確な実測図を作成した結果、土地の面積が登記簿の地積と大きく異なる事があります。
このような時は地積(面積)の更正登記を法務局に申請しましょう。申請に添付する地積測量図は永久に法務局に備えつけられるのでそのメリットは大きいと言えます。地積の更正登記は場合によってはデメリットとなる事も考えられます(税務上など)。 併せて土地家屋調査士にご相談してください。
4. 土地を購入するときは要注意
土地を購入するときは注意が必要です。ご購入する土地が上記の1〜3のどの状態なのかを知る必要があります。理想としては3まで売主にお願いすることです。境界の分からない土地は商品として瑕疵(欠点)があると言えるからです。
売買契約が済みましたら、実測図等を売主から引継ぎましょう。
5. 最後にアドバイス
日頃から土地と境界の看視を心掛けましょう。遠方に土地を所有している場合なかなか目が届かないのですが、年に1回位はご自身の土地とその周りに変化が無いか確認しましょう。土地の境界は道路工事、ガス・水道管の埋設、ブロックの工事、建物建築、天災などで亡失したり移動してしまう事があります。日頃の心掛けで紛争を防止しましょう。