
横井作衛門尉時久鷹書全
松平斉貴公の蒐集した鷹書 横井作左衛門尉時久全(宮内庁図書陵蔵)より、鷹書について説明する。
奥付について
慶長十五年【1610年)
仲秋中旬
細川内記殿 横井作左衛門尉
時久
時久鷹書全にある、細川内記とは、忠興の三男であり熊本細川家を継いだ忠利のことである。
時久の子(一説には甥)が、細川家に仕官し、熊本横井家の祖となりここから、江戸末期の
儒学者、開国論者横井小楠がでたことはかなり知られている。横井時久と細川忠利は鷹書に
よる交誼で熊本藩における横井家誕生の出発点であったと推察される。