いろいろな山域にいろいろな山小屋が。いままでの山行で何となく気になった小屋を紹介しよう。
鉄山避難小屋
十数年ぶりの安達太良山。前回、強風のため訪問を断念した鉄山避難小屋だけど、やはり丈夫な造りだ。コンクリとトタンで覆われ、扉は鉄だ。内部は板張りの床できれいに使われていた。
窓には貼り紙がしてあって、「冬季用出入り口(他の窓も全部同じです)」につづいて開閉方法が書かれていた。
トイレや水場がなく、辺りには、おウンチの臭いが漂っていた。
(11.6テルゾウ撮影)
くろがね小屋
安達太良山では、火山性ガスによる死亡事故があった。火山は危険をもたらすが、恩恵もある。この、くろがね小屋は温泉付きである。また写真を見てお分かりのように、太陽パネル付き。
自然の恵みを活かしている山小屋といえよう。
従業員も親切で通りすがりの登山者に、快くトイレを使わせてくれた。
なお、安達太良山の気象の激変にはビックリ。下は晴れていたのに頂上付近は小石も飛ぶ嵐だった。
(97.8撮影)
霧ヶ峰にある山小屋から、コロボックルヒュッテとヒュッテ御射山を。
観光道路(ビーナスライン)の開通によってか、周囲は白樺湖を中心に一大リゾート地を形作っていて 、車を降りて手軽に行ける距離にある。
観光地では、山小屋が持つ役割を果たしていけるかな。
宿泊するにしても周りのホテルやペンションのほうが快適だろうが、近くて山小屋の雰囲気を味わえると意外に人気なのだ。
■コロボックルヒュッテ(写真上) 車山肩にある。ニッコウキスゲのシーズンに訪れたら、黄色の海に浮かんでいた。まるでメルヘンチックな喫茶店のよう。
■ヒュッテみさやま(写真下) 八島高原にあり、観光客のほかに林間学校の学生さんが群れていた。手軽なハイキングコースのお休み処といった感じ。
(96.7撮影)
焼岳小屋
百名山ゆえに、登山者のトッテモ多い焼岳の、頂上からは焼岳小屋の屋根が小さく見える。そして、たまたまいた従業員が嘆いていた。「頂上にはこんなに人がいるのに、小屋に泊まってくれる人はなぜ少ないんだろう?」
日帰りするか、上高地に泊まる登山者が多いからでしょう。山小屋の経営はタイヘンだ。
せめて飲み物販売に協力してあげよう。そして、ポッチャンでもオトイレを利用したら、100円也のカンパを。
(09.9テルゾウ撮影)
一杯水避難小屋
雲取山へと続く長沢背稜にある、この一杯水避難小屋はトイレ付きのうえ、かまど、薪まであり、泊まってくださいと誘っている。もしかすると、山仕事をする人の定宿かもしれない。
水場が近くにあるが、訪れたときには枯れていたのでご注意を。
(96.12撮影)